花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

うまかBOW

2005-12-13 02:58:35 | 音楽
山形県酒田市に《うまかBOW》という素敵なロック・バンドがある。
http://members.ytv.home.ne.jp/umaka/

仙台の定禅寺ジャズ・フェスティバルの常連で、その楽しいライヴを毎年楽しみにしていた。東京転勤とともにもう観られないと思っていたら、なんとバンドが東京にやって来た!それも友人のRちゃんがスタッフとして参戦のため一緒に来日(!)したのだ♪

《うまかBOW》はハード・ロッグをこよなく愛するメンバーが、自分たちのリスペクトするバンドを音とヴィジュアル両方からコピーしてしまうという凄いバンドである。どのくらい凄いかと言うと、この前再結成クイーンが来日公演を行った時、TBS系「ブロード・キャスター」の<お父さんのためのワイドショー・コーナー>で紹介されてしまうほど熱の入ったものなのだ!フレディ金子さんはフレディ・マーキュリーに成りきっていたらしい(^^)

《うまかBOW》の持ちネタはクイーンねただけではない。私が観ているだけでも、AC/DCねた、スコルピオンねた、ヴァン・ヘイレンねた…で、今回のネタはキッスだった!
http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?un=44419&key=738201&m=0

渋谷で「スコットランド美術館展」を観た足で向かった代々木のライヴハウスは既に中盤で盛り上がっており、トリを務める《うまかっチュ/CHU(キッス/KISS)》が客席の後で待機していた。そのメイクとコスチュームたるや本物そっくり(笑)。いや、ステージに上がっての演奏もそっくり!もちろん客席のノリも最高潮で、観客の青年が最前列で激しいヘドバンまで見せてくれた(・・;)。なにしろ、ヴィジュアルだけでなく、演奏が美味い!ぐんぐん演奏とパフォーマンスで観客を引っ張って行く。

私の観ていた位置はちょうどジーン側で、ジーン独特のアクションも見ものだった。TX「ヘビメタさん」エアギター・バトルで活躍の菊丸さんに負けてはいない(笑)。コスチュームはマネージャーの手作り。腕を振り上げ舌を出す...で、あの口から血を流すパフォーマンスまでしてしまうのだった(・・;)。後から聞いたのだが、血色の液体開発(?)には苦労したそうだ。ああ、それだけの努力と練習の積み重ね!

観客が楽しんでくれるのが嬉しいと話すメンバーたちはとっても素敵だ。そして、そのメンバーをささえる応援団も素晴らしい!なにしろ当日朝早く酒田からツアー・バスを仕立ててやって来たのだ。運転もメンバー。奥様や子供達も一緒。マネージャーにスタッフ応援団。酒田には熱い心のロック魂が根着いているのだなぁとしみじみ思った。

こんどはぜひホワイトスネイクねたが観たいなぁ(^^;;;>うまかBOWさま