たとえば、それがクリスマスイヴだったとすると、その日はかわいい女の子と
イタリアンかフレンチなんかをワイン でというのが、まっとうな男性の過ごし方
であるのかもしれないし、あるいは家庭的なおじさんであれば定時退社で家族の
待つ家に向かって電車に乗っているのがよいのかもしれない。
この日、何人の人がそのどちらかを実行できているのだろう
少なくともきょうぼくと、ぼくと一緒に京橋で飲むこの人たちは全然そんなことはなく
ただ、通常の忘年会をするのだ。それもまた悪くはないひとつの形といえる。
なにしろきょうは、いいテーマの集まりなのだから。
ぼくとコウモトくんは、かしださんのところで報告をおこなっていた。おわってから、かしださんと
社長とともに、京橋へ…
いっぽう、今回部長の交代と課長が新たに部長になることで面識のある2人と、新しい課長の
はせがわくんが、会社から合流。
合流場所は京橋のはずれ、「純」。
刺身の旨さならここだ。そしてクリスマスと無関係できっと空いているところ、という
指定にドンピシャ。かなり日が迫ってからの予約だったが、無事OKだったのだ。
このかしださん・まつおさんとの飲み会は二回目なのだ。
まつおさん、かなり乗り気で楽しんでいて、
「きょうは純だったら、大阪城北詰で降りたほうが近いよ」と調べてくれていました。
おいしい料理は人を楽しい気分にさせて前向きにもしてくれる。
ここ数年でぼくが得た結論だ。
前回は、酔っ払ってマンションのロビーでげろげろ吐いてしまったまつおさん。奥さんに
掃除してもらった話で盛り上がりました。
ちゃんと奥さんに「愛してるよ 」と言えたのでしょうか・・
まず付け出しを食べ始める。そのうち京阪移動組が登場。迷子になったということで
途中まで迎えにいく。
帰ってみると、いつものこの店の名をあげる一番のメニュー、お造り盛り合わせがすでに来ていた。
さらに生牡蠣、サラダなど海鮮+あっさりでいまのぼくにはちょうどよいメニューだ
えいひれをかりかりに焼いていたり、これもおつまみにはちょうどいい。
かしださんは、この前の日まで非常に体調悪化していて、無理にここにやってきていた。
それでも、精をつけて少しでもよくなるためだろうか…白子を一生懸命食べてました。
そのあと、でもやっぱり倒れていたみたいですが
店はイヴでもものともしないおじさんたちや年配の方でけっこういっぱいに
なっている。みんな若いコウモトくんが、どうして24日に来ることができたのか
不思議そうにしている。
きっと、若いうちは男前だってだけで得をしていたり、そのときの正論で
うまく切り抜けている…つもりだったりするものなのだ。
それをおじさんになると、うらやましいなと言って酒を飲むのだ
そうして、聞き役のぼくらはそれを実践して、何杯かを飲みほしていく。
店主さんは阪神の安藤に似てるよね
コウモトくんがお勘定をまとめて支払っているあいだに、おぐりんさんがそう語る。
うっちーが昔、水泳の北島に似ていると言っていたけれど、そう言われると安藤の
ほうが似ていると思う。
クリスマスイヴ。雨が夜更けすぎに雪にかわったり、もろびとがこぞってなにかしたり
する夜ではないけれど、ちゃんと暖かい夜にはなっている。
それはそれで、ホワイトクリスマスって思ってよいのかもしれない。ちゃんと神様のご加護
っていうことで。
★旨旬酒場 純
大阪市都島区東野田1-17-27 ロイヤル雅東野田 1F
06-6355-0006
http://p-chan-jun.com/
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