Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

VAN GOGH 【衡山路のLunch】

2011年01月03日 | 上海chouchou(たべる)
 本日は昼ごはんは衡山路に。

     虹橋路を降りていき、東に向きを変えたタクシーが…


  

    旧フランス租界の洋館の残る町並みを通り、住所だけ告げていた運転手が番地をみて
    「ここだよ」と車を停める。
 

                         

    ぼくはタクシーを降りて、道路の左側をみて「ここか」とつぶやく。

        店の名前はVAN GOGH。そのひまわりの絵のような、鮮やかな黄色の壁が目につく

        

   店は最近できたばかりなのか、きれいな店内で、洋風。西洋人targetかと思っていたが、店員さんは
   きれいな日本語を話す人が何人かいて、日本人向けなのかと思いなおす。
   非常に親切な様子で応対してくれるので、少し躊躇していたぼくたちも安心して店内に入る。


     

      昼下がり。旧フランス租界。
      GOGHの絵のかかる店内は広々としていて、がらんとしている。
      ぼくらはランチのメニューをぽつぽつと注文してから、ゆっくりと店内を見渡す。

                  

       結構がらんとしている。きょうが3が日のせいなのか、まだ開店試運転中で長い目で
       みる必要があるのか。

       しかし、的確なタイミングで店員さんはやってくるしフロア責任者とおぼしき女性は
       笑顔を絶やさない。サービス教育はイキ届いていると言ってもいいだろう。

       カウンター席のエリアにはdisplayが一台。そして壁にもう一台のdisplayがあって
       どちらもTom and Jerry
を流している。

                        

              RinNonはそれを眺めている。それで満足そうだった。


      

    あとは料理だろう。

         まずサラダがやってきた。これが非常に大きなお皿にやってきて、しかも
         しゃきしゃきしていてとてもおいしい

  

      次のかぼちゃのスープがまたよかった。クリームのかけ具合もきれいだけれど
   そんなことよりも味がよかった。スープは濃厚であること。甘さを控えめにしながら
   ほっとさせる甘さは残すこと。

     そんな条件をきちんと満たして、丁寧に作っているように思えた 

                         

    4人ぞれぞれのメニューを注文したけれど、みんな満足顔で食べているのである。
    こんなにがらんとした店内。
    ぼくらはきっと、今日得をしているんだよ。

        そんなふうに言いながら食事を進めていると、日本人とおぼしきご夫婦が
        入ってきた。少し離れた席に座る。

              

   ぼくのランチはこんな感じ。それぞれが丁寧に作られているのを感じる。
   カリカリなチキンをたべて、ベタっともパさっともしていない、きちんとしたライスを口に運ぶ。


                      

    パスタが好きと公言しているNonも静かに食べている。
    もともと彼女は、食べるときにうまくてもまずくてもキョロキョロしないのだが、あとでの
    講評はRinに比べて辛辣だ。でもきょうはきっと大丈夫だろう。

  

     夜にがんばるお店なんだろうか?たしかに衡山路っていうのはそんなところだ。
     その場合は欧米人targetに変えているのかもしれない。
     そういうのもありだろう。そういう場合はランチは採算をある程度度外視するものだ。

     でもそういう店はたいていLUNCHはおざなりで、ぱさぱさのごはんを平気で出したり
     して、厨房の中でシェフが寝ているのだろうかとか思わせてくれる場合が多々ある。

                               

       そうではないのは、ここがLUNCHも力をいれていこうとする証拠だろう。
       少し大事に様子を見ていきたい店ではある。


          

★LE CAFE LA NUIT VAN GOGH
  上海市徐匯区永嘉路698号
  +86-21-6403-0058
  http://bar-vangogh.com/jp/




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