だいたい読んでいる人が28歳より若ければ、この話を知らない
可能性が高いというのは、「月日は百代の過客にして、行き交う年も
また旅人なり」という芭蕉の言葉を思い出します。
空白の一日。ドラフト会議の一瞬をついて巨人と契約した江川と、
その報復としてドラフト当日に江川を指名した阪神のメンツの間を
どう埋めるかで犠牲になってトレードされた、当時巨人のエースの小林。
阪神側としては、未知数(江川は一年浪人して巨人指名を待っていた)
の江川より、実績があって男前で人気者(阪神は男前が少なかった)
だった小林の加入は大きかった。だから江川があれほど活躍しても
小林を応援したし、みんなファンは愛してたと思う。
でも、小林はキャンプ寸前で拉致するように
飛行機から降ろしてトレードしてしまった江川と巨人を許さないだろうな
阪神ファンでもそう思ってた。
28年もたてば、それも水に流したんだろうか。
緊張してる江川と、きさくな小林。そんな感じの会話をしている黄桜のCM。
びっくり。こんな組み合わせしちゃっていいんだ。。
28年。
大人になったんだろうか。まだ子供なのかもしれないけど、でも語っても
大丈夫な自信がついた、つくまでにかかる時間が28年。そういうこと
なんでしょうね。僕にもそんな自信がない組み合わせはあるだろうか・・
きっとあるな。。
阪神にいた数時間、江川はぶすっとしていたと新聞に書いていた。
そこは覚えているけど、背番号が3だったとは知らなかったな
このCM、どれだけ驚いたか。
でも若い人はもう知らない。亀田なんかよりずっとすごかったんだ。
フジテレビを買収しようとしたホリエモンと同じ、時間の隙間を狙った
法の隙間をねらった電撃実行。
このCMは・・いい話だと思う。
そして上海にいると見れなかった。これはよかった。
★黄桜のHPから転載しました。もっと大きな写真が欲しかったなあ
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でも私の父は江川大ファンだったのでその話は何度も聞かされました
でも裏で何があったかは今日まで知らず・・
お互いのわだかまりが笑って話せるようになるまで私の生きてきた人生分の時間がかかったなんてなんだか考えさせられます
父が生きていたらきっとこのCM見たら語りだすだろうな
今日は父にいい話ししてあげられそうです!
ありがとう かきPさん!!
僕らには小林をとられた巨人ファンの気持ちって
よくわからないんですよね
この年のペナントレースでは、小林が大活躍して
初の20勝、それに巨人からは6勝だったかな?
すごく活躍してくれて、しかもばかにするように
左打席に入って打ってみたり。
なんだって小林はしてました。江川は・・最初の
年はあまり活躍しなかったかな
本来の力を発揮するのはもう少しあとです。
たった一日、ドラフトの権利が誰にもない一瞬の
一日があります!それに気づいた人、実行に移した
人、世間みんなに非難される中いろんなドラマが
ありました。
なつかしいな。お父さんと話してみてください
きっと堰をきったように話だすでしょう