Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

KYOKOがでてきた日(鰻谷)

2008年08月16日 | 大阪chouchou(ミナミ・鰻谷・日本橋)
 鰻谷へ移動。KYOKOさんの目的は「狭い店舗敷地をうまく活用して
    お客さんが多く入っている人気店にいく」だった。

マニュアルもなしにそんなところあるかいな・・と思いつつ 

鰻谷を歩く。。と、見つけてしまうから、この人はおそろしい。
こじんまりとしたスペインバル風の店を発見。

「ここにはいろっか」 

にこやかに入っていく彼女に続いて店内に入ると・・・

  

大盛況な店でした。KYOKOさんの嗅覚はどこからくるのだろうか。 

とりあえず空いている席に座る。とにかく彼女の観察する眼は忙しい。

     

かなり感動しているようだ。上海で担当したショットバーはうまくできなかった
らしく、酒の配置、荷物の置き方から座席配置まで感嘆の声をあげながら
きょろきょろしている。

店内は女性の割合が非常に高い。二人でその理由を議論する。店の色合い
か、それとも気さくな店員の応対力か。

狭い中にも猥雑感を出す工夫がある。自分は上海でうまくだせなかった。
クライアントのショットバーの男の子もわかっていたけど、彼の言うままに
設計して結局うまく思うものをひきだせてあげなかったこと。
そのことがとても残念だからと彼女はほんとうにくやしそうに語る。

  



いつまでもにぎわう店内。土曜日の夜だからだろうか。二人連れの女性で
ここから繰り出す姿も見受けられる。ドア際にはここでどっしり腰を落ち着けて
飲むのだろうか。いつまでもテンション高く飲んでいるグループ。
たしかに繁盛している。

    

彼女も上海で仕事を始めて2年近くなってきた。壁にあたって当然なのだ。
このままフリーといえばかっこいいけど、一人でやっていくのか。あるいは
ビジネスパートナーを決めて大きくしていくのか。岐路に近づいている。
ひとりでは細かくいい仕事を丁寧にしていけるわけではなくなってきている。
ずっと言い続けてきたけど、彼女が自覚して実感してきているということ
だろう。

仕事をする彼女は素敵だと思うし、もっと評価されてよいと思う。子供を
2人、ぼくの支援はともかく実際育児をしながらこなしてきたわけだし、まして
上海という異国でこなしてきたのだ。
仕事をするライバル、パートナーとしてはすごいし負けないでいきたいと思う。

なかなか両立はできないものだ。
最初からわりきっていれば、もっとうまくできたのかもしれないが。

777マイルの向こう、これから先彼女はどう考えていくのだろう。

ともかく僕の提案は延期になった。
どうやらまだ時間がかかるらしい。待つのはかまわない。
ただ僕にもchangeの時間は迫っている。マケインでもオバマでも、すでに
叫んでいるのだから。

あのKYOKOがと驚くことがあった。ビジネス書が読みたいというのだ。
変わったものだ。彼女によくあう本として
藤田晋「渋谷ではたらく社長の告白」をあげることにした。まずまず読みやすい
し、書いていることが彼女に向いていそうだったからだ。
こうやって何か手伝えることがあればいいと思う。



★スペイン居酒屋 BAR MAR(バルマル)
  大阪市中央区心斎橋筋1-5-3宝栄ビル1F
  06-6245-3121
    http://r.gnavi.co.jp/c235701/?ak=ZEFGcGtwQr0%2BfW3Rk2tUFGDjOewRqfLrbKXcvs7uweg%3D
  (ぐるなびですが店のHPより見やすいです)


帰りは道頓堀を通って、角座の跡地もぼーっとみながら帰りました。
まあいろいろ議論の平行線はあったけど、悪くはなかった食事でした。




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