1872年12月のある日、北大西洋で無人船が発見された。
船体にはメアリー・セレスト号と書かれていた。
一ヶ月ほど前にニューヨークからイタリアへ向けて出航したこの貨物船が、
なぜ乗組員が一人もいない状態で漂流していたのか、
犯罪行為を視野に入れて、英国の司法当局は徹底的に調べたが、ついに「理由不明」とせざるを得なかった。
それから10年後、ポーツマス郊外に住む若い医師が、この幽霊船を題材に短い小説を書いた。
荒唐無稽な作り話を、ドキュメンタリー風に並べ立てただけだったが、
その小説は評判となった。
メアリー・セレスト事件の担当検事は、そんな話は全くの出鱈目だと、カンカンになって怒り、
大手通信社に手紙を書いて、この小説を大々的に非難した。
小説を掲載した雑誌の編集者は、この経緯を見て、
その著者、アーサー・コナン・ドイルの原稿料を10倍に引き上げた。
白石麻衣さん、良かったですね。
レッドデザイア弟に命名した「キミノナハセンター」、
ネットのあちこちで叩かれてますが、
おかげで「キミノナハセンター」という言葉が、毎日のように踊って、随分と話題になってますよ。
半年後くらいには、多くの人が、
小嶋陽菜の「モンドシャルナ」は、無難で良い響きだけど、なかなか思い出せなくて、
一方、「キミノナハセンター」は、かなりひどい名前だと思うけど、すぐに頭に浮かぶ、
そんな状態になる気がします(笑)。
「キミノナハセンター」を最初に見たとき、乃木坂的、アイドル的には面白いけど、
ちょっとパンチが弱くて、印象に残りにくいかなと思ったんですが、
杞憂で終わりそうです。
突っ込みどころ満載というのが良いんでしょうね。
例えば、名前の中に「君の名は」が入ってるのはおかしいという声がありますが、
全くもって、その通りです(笑)。
「私の名は麻衣」という名前の人がいたら、
それは「麻衣」でいいんじゃないかという話であって、
「キミノナハセンター」だったら、その馬は、結局「センター」という名前ではないのか?、
そういうツッコミは、論理的に当然っす(笑)。
さらに、「センター」という概念は、少なくとも今の競馬界にはないので、
馬として、強いんだか、いつも真ん中を走るのが好きなだけなのか、
なんだかよく分からないのも、ツッコミ心をくすぐるポイントなんでしょう。
また、私が一番共感したのは、「ハ」を「ワ」にした方がいいという意見ですね。
「ハ」って、なぜだか気が抜けた感が漂いませんか、「ワ」の方が強そうな。
しかし、ここまで来たら、もう、そのまま「ハ」でいった方がいいでしょう、
下手にいじると、折角の「トホホ」感が薄まって、画竜点睛を欠く、ってやつですよ(笑)。
まあ、命名を頼んだ馬主さんも、もし、親馬の名前やその業績、この馬の特徴などを考慮して、
強そうでオシャレな名前を付けたければ、しかるべき人物に依頼するはずで、
それをわざわざ、白石麻衣にやらせたということは、
まさに、こういう話題性を狙ったわけですよね。
で、初センターのプレッシャーで、若干、訳分かんなくなってる白石麻衣が、
あれこれ考えても、競馬知識はまだほとんど素人で、
もう前の曲「君の名は希望」と「センター」しか出て来ない、
忙しくてじっくり考える時間もない、
相談しようと周りを見ても、
橋本奈々未には、自分の仕事でしょと、軽くスルーされそうで、
ニコニコ笑ってる松村沙友理は時間の無駄で、
どうしよう、どうしよう、あああ、じゃあ、
「キミノナハセンター」(笑)。
結果として、ガチ白石考えました感100%、
必ず一度は文句を言いたくなる、詰めの甘さがチャーミングな、
ユルキャラみたいな、忘れられない名前が誕生した。
まさに、馬主の注文通りです。
あとは、馬名審査に通るのを祈るばかりですね(笑)。
大丈夫です、名前が強そうだから、勝つわけではないし、
名前が悪いから、負けるわけでもない。
もし、「キミノナハセンター」が大きなレースで勝ったら、
カッコよくて、強そうな名前に見えてくる、そんな感じでしょう。
白石さん、1億5千万円などという最高にピリピリした雰囲気の中、
予測を遥かに越えた、隙だらけ、ツッコミ感満載の馬名ぶっ込み、
あらためて、グッジョブです!
なかなか出来ることじゃないです(笑)。
タレントとしての地位をある程度確立して、精神的に余裕のある小嶋陽菜は、
やはり、それなりに落ち着いた馬名を出してきたわけで、
「キミノナハセンター」は、今の白石麻衣にしか出せない「味」を持ってると思いますよ。
賛否両論あると思いますが、競り合いに強かった姉のように最後まで勝負を諦めない馬になってほしいのと、日本ダービー制覇!
しっかりと応援していきたいと思います。
白石麻衣6月18日付ブログより
ところで、冒頭のコナン・ドイルは、その後「シャーロック・ホームズ」という主人公が活躍する小説を何編も出して、人気作家になりますが、
幽霊船メアリー・セレスト号のような、不可思議な話が、終生、大好きだったようで、
有名な霊能者が開く交霊会などによく出没していたそうです。
また、メアリー・セレスト事件は、時代が進むにつれて、宇宙人襲撃説や時空の歪み説などが次々と唱えられ、20世紀のさまざまなSF作品あるいはオカルト作品に登場して、代表的な超常現象としての地位を確立していきます。
コナン・ドイルの最初の小説は、これらのスタートになったと言えるかもしれません。
シャーロック・ホームズは徹頭徹尾、論理的、科学的に振る舞うように見えますが、その著者が大のオカルト好きで、メアリー・セレスト号の超常現象的伝説が生まれるきっかけを作ったとすれば、面白い話ですね。
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
# 冒頭及び最後のメアリー・セレスト事件に関する部分を書く際に、コリン・ウィルソン&ダモン・ウィルソン著、関口篤訳「世界不思議百科」(青土社)を参考にしました。
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乃木坂の風 16Jun13 ~ 白石麻衣と桜井玲香、渾身の特大ホームランを打つ!
# アレチの素敵な乃木坂業務連絡 15May13 ~ 関連記事の目次 (2013/04/19 ~)
すべての乃木坂関連記事について、目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。
// 見なきゃ損だと思う乃木坂メンバーのブログ
6月18日22:42付生駒里奈のブログ
「KERA」に着物姿の生駒ちゃんです。この雑誌には、生田さんと一緒に載っているようですが、こちらは、ちょっと粋な感じの美少女風です。それにしても、いこまちゃんは、いつも細くて、キュートっすなあ~。
朝日新聞、乃木坂46の動画
これはメンバーブログではないんですが、朝日新聞社で語彙・読解力検定を受験した直後の様子を収めた動画で、キャラを作っていない、各メンバーの素のままの部分がよく出てて、お薦めです。
朝日新聞は、随分とがっつりアイドルにハマっていて、乃木坂46も、安藤美雲卒業の記事を出すなど、ほぼ密着取材受けてますよね。そういう時代なんですね(笑)。
6月18日付生田絵梨花のブログ
「KERA」という雑誌に着物姿の生田さんが載ってます。雰囲気がぜんぜん違って、いくちゃんの新しい魅力が見られます。
6月17日付星野みなみのブログ
掲載された4枚の写真は、二ヶ月のブランクなど吹き飛ばします。とくに一枚目は、星野さん、大人の魅力が入った超美人の表情を見せてます。
ところで、これらの写真には安藤さんが写っていますが、7月以降、どうなるんでしょう?安藤さん自身がOKであれば、しばらくは、このままにして欲しいんですが。
# アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun13 ~ 気になるブログの目次
アレチボルトが「見なきゃ損だ」と思うブログについて、過去に紹介したブログも含めて、目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。
// 星野みなみのコーナー
写真が載っているメンバーブログ
6月17日付星野みなみのブログ
6月16日付安藤美雲のブログ
6月12日付秋元真夏のブログ
6月10日付中田花奈のブログ
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乃木坂の風 28May13 ~ ブログを書かなきゃダメですか?やっぱり「みなみ」が好き
乃木坂の風 21May13 ~ アイドルとの「距離」、星野みなみの物語
船体にはメアリー・セレスト号と書かれていた。
一ヶ月ほど前にニューヨークからイタリアへ向けて出航したこの貨物船が、
なぜ乗組員が一人もいない状態で漂流していたのか、
犯罪行為を視野に入れて、英国の司法当局は徹底的に調べたが、ついに「理由不明」とせざるを得なかった。
それから10年後、ポーツマス郊外に住む若い医師が、この幽霊船を題材に短い小説を書いた。
荒唐無稽な作り話を、ドキュメンタリー風に並べ立てただけだったが、
その小説は評判となった。
メアリー・セレスト事件の担当検事は、そんな話は全くの出鱈目だと、カンカンになって怒り、
大手通信社に手紙を書いて、この小説を大々的に非難した。
小説を掲載した雑誌の編集者は、この経緯を見て、
その著者、アーサー・コナン・ドイルの原稿料を10倍に引き上げた。
白石麻衣さん、良かったですね。
レッドデザイア弟に命名した「キミノナハセンター」、
ネットのあちこちで叩かれてますが、
おかげで「キミノナハセンター」という言葉が、毎日のように踊って、随分と話題になってますよ。
半年後くらいには、多くの人が、
小嶋陽菜の「モンドシャルナ」は、無難で良い響きだけど、なかなか思い出せなくて、
一方、「キミノナハセンター」は、かなりひどい名前だと思うけど、すぐに頭に浮かぶ、
そんな状態になる気がします(笑)。
「キミノナハセンター」を最初に見たとき、乃木坂的、アイドル的には面白いけど、
ちょっとパンチが弱くて、印象に残りにくいかなと思ったんですが、
杞憂で終わりそうです。
突っ込みどころ満載というのが良いんでしょうね。
例えば、名前の中に「君の名は」が入ってるのはおかしいという声がありますが、
全くもって、その通りです(笑)。
「私の名は麻衣」という名前の人がいたら、
それは「麻衣」でいいんじゃないかという話であって、
「キミノナハセンター」だったら、その馬は、結局「センター」という名前ではないのか?、
そういうツッコミは、論理的に当然っす(笑)。
さらに、「センター」という概念は、少なくとも今の競馬界にはないので、
馬として、強いんだか、いつも真ん中を走るのが好きなだけなのか、
なんだかよく分からないのも、ツッコミ心をくすぐるポイントなんでしょう。
また、私が一番共感したのは、「ハ」を「ワ」にした方がいいという意見ですね。
「ハ」って、なぜだか気が抜けた感が漂いませんか、「ワ」の方が強そうな。
しかし、ここまで来たら、もう、そのまま「ハ」でいった方がいいでしょう、
下手にいじると、折角の「トホホ」感が薄まって、画竜点睛を欠く、ってやつですよ(笑)。
まあ、命名を頼んだ馬主さんも、もし、親馬の名前やその業績、この馬の特徴などを考慮して、
強そうでオシャレな名前を付けたければ、しかるべき人物に依頼するはずで、
それをわざわざ、白石麻衣にやらせたということは、
まさに、こういう話題性を狙ったわけですよね。
で、初センターのプレッシャーで、若干、訳分かんなくなってる白石麻衣が、
あれこれ考えても、競馬知識はまだほとんど素人で、
もう前の曲「君の名は希望」と「センター」しか出て来ない、
忙しくてじっくり考える時間もない、
相談しようと周りを見ても、
橋本奈々未には、自分の仕事でしょと、軽くスルーされそうで、
ニコニコ笑ってる松村沙友理は時間の無駄で、
どうしよう、どうしよう、あああ、じゃあ、
「キミノナハセンター」(笑)。
結果として、ガチ白石考えました感100%、
必ず一度は文句を言いたくなる、詰めの甘さがチャーミングな、
ユルキャラみたいな、忘れられない名前が誕生した。
まさに、馬主の注文通りです。
あとは、馬名審査に通るのを祈るばかりですね(笑)。
大丈夫です、名前が強そうだから、勝つわけではないし、
名前が悪いから、負けるわけでもない。
もし、「キミノナハセンター」が大きなレースで勝ったら、
カッコよくて、強そうな名前に見えてくる、そんな感じでしょう。
白石さん、1億5千万円などという最高にピリピリした雰囲気の中、
予測を遥かに越えた、隙だらけ、ツッコミ感満載の馬名ぶっ込み、
あらためて、グッジョブです!
なかなか出来ることじゃないです(笑)。
タレントとしての地位をある程度確立して、精神的に余裕のある小嶋陽菜は、
やはり、それなりに落ち着いた馬名を出してきたわけで、
「キミノナハセンター」は、今の白石麻衣にしか出せない「味」を持ってると思いますよ。
賛否両論あると思いますが、競り合いに強かった姉のように最後まで勝負を諦めない馬になってほしいのと、日本ダービー制覇!
しっかりと応援していきたいと思います。
白石麻衣6月18日付ブログより
ところで、冒頭のコナン・ドイルは、その後「シャーロック・ホームズ」という主人公が活躍する小説を何編も出して、人気作家になりますが、
幽霊船メアリー・セレスト号のような、不可思議な話が、終生、大好きだったようで、
有名な霊能者が開く交霊会などによく出没していたそうです。
また、メアリー・セレスト事件は、時代が進むにつれて、宇宙人襲撃説や時空の歪み説などが次々と唱えられ、20世紀のさまざまなSF作品あるいはオカルト作品に登場して、代表的な超常現象としての地位を確立していきます。
コナン・ドイルの最初の小説は、これらのスタートになったと言えるかもしれません。
シャーロック・ホームズは徹頭徹尾、論理的、科学的に振る舞うように見えますが、その著者が大のオカルト好きで、メアリー・セレスト号の超常現象的伝説が生まれるきっかけを作ったとすれば、面白い話ですね。
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朝日新聞は、随分とがっつりアイドルにハマっていて、乃木坂46も、安藤美雲卒業の記事を出すなど、ほぼ密着取材受けてますよね。そういう時代なんですね(笑)。
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