乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組
水曜夜7時57分
4月22日(水) 19 : 57 ~ フジテレビ『水曜歌謡祭』
毎週水曜日に生放送される歌番組の2回目。乃木坂から生田絵梨花、白石麻衣、西野七瀬が出演。
『水曜歌謡祭』番組公式サイト
[CS] 木曜夜10時
4月23日(木) 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』初回
4月29日(水祝) 25 : 00 ~ 25 : 30 (再放送)
# スカパー視聴の場合、CS321の「スペシャルプラス」というチャンネルで放送。
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める連続情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。初回ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場。
制作会社であるオールブルー公式サイトの番組紹介ページ
上記以外の乃木坂出演番組については、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組
アンダーメンバーの皆さん、6日間8公演のライブ、お疲れ様でした。
今回の3rdは、私も運良く千秋楽のチケットが取れて、六本木のブルーシアターに行ってきました。
噂には聞いていたけど、楽曲が次々と披露される、本当に、ほとんど休みのないノンストップ進行で、2時間半、立ちっぱなしでペンライトを振る、充実し過ぎの(笑)、楽しいライブでした。
1公演観ただけで、翌日、階段がキツかったくらいだから、メンバーの疲労は察するに余りありますが、ダンスや舞台さばきなど、良い経験を積めたんじゃないでしょうか。
3rdアンダーライブ ~ 二期生の成長と「次」を予感させた1期
感想を述べると、まず目についたのは、二期生の成長ですね。
2013年12月に武道館で開催したクリスマスライブでは、フリすら十分に入ってないメンバーが何人もいましたが、今回は、全員がちゃんと踊れていて、2014年から始まったアンダーライブが、二期生、とくに研究生のスキルを大きく伸ばしたんだなあと、観ていて感心しました。
とりわけ心に残ったのは、新内眞衣と佐々木琴子。
舞台を客席から観る場合、ダンサーのスキルが同じくらいであれば、身長が高く、手足が長い人のパフォーマンスがより目を引くのは仕方のないことなんだけど、この二人は、抜群のスタイルと派手なルックスを備えていて、ステージでひと際、輝いていました。
琴子さんは、以前は、基本的な動きがぎこちなくて、せっかくのビジュアルを生かし切れてなかった部分があったけど、今回のステージでは、ダンスに迷いが無くなってきて、持ち前のスター性がだんだん前面に出始めた気がします。
一方、まいちゅんは、どんだけ足が長いんだと驚くスタイルを駆使して、ロングのさらさらヘアを魅力的に振り乱し、大人の艶やかさを感じさせるダンスに仕上がっていました。
また、表情が自然で、緊張はしているんだろうけど、どこかに余裕があって、セクシー系癒しパフォーマンスってな風情で(笑)、良かったですよ。
それから、山崎怜奈がフリをしっかりマスターして、曲の解釈に迫るくらいまで完成度の高いダンスを見せていて、ん~、と唸ってしまった。
舞台『じょしらく』のオーディションに、二期生から選ばれたのが、堀未央奈、北野日奈子、佐々木琴子、そして山崎怜奈の4人だけで、れなちは、台詞が良く入っていたという、観覧された方のレポートがありました。
アンダーライブでのダンスも、かなり練習の跡を感じたので、多分、凄い努力家なんでしょうね。
よどみなくフリをこなす上に、身長が高いので、舞台栄えのするダンスになっていました。
乃木坂のパフォーマンスは、テレビの音楽番組など画面を通して観ることが多く、ダンスの印象が身長だけで決まるわけではありません。
初期フロントである生生星は、生田絵梨花は160センチあるものの、生駒里奈と星野みなみは150センチ台前半です。
しかし、先日、YouTubeでの再生回数が1千万回を越えた「制服のマネキン」MVにおける3人のダンスは、威風堂々というか、傲岸不遜というか、とにかくデッカいですよね、スケールが(笑)。
ただ、舞台で目立つというのは、大箱ライブでは重要なポイントで、新内眞衣、佐々木琴子、山崎怜奈は、ダンスに関して、このライブで、一定の爪痕を残したんじゃないでしょうか。
そうそう、生駒里奈がセンターだったときに散々直されたそうですが、ダンスでは、背筋を伸ばした方が、フリがキレイに見えると思いますよ。
1期メンバーのパフォーマンスを振り返ると、やはり川村真洋のダンスが桁違いです。
キレ、スピード、リズム感、どれを取っても別格で、ろってぃが前面で踊り始めると、彼女ばかり観てしまい、他のメンバーが目に入らなくなって、困ります(笑)。
音楽番組において、松井玲奈の代役で「命は美しい」のダンスに参加したときも、同じような「目が釘付け」状態になるわけで、彼女は、絶対に福神にするべきです。
1列目2列目に川村真洋を入れると、選抜のパフォーマンスレベルが一段階上がって、一般層へのアピール力が、全然、違ってくると思います。
ちなみに、公式サイトによると、ろってぃの身長は156センチだそうで、彼女ほどダイナミックなダンスを披露すれば、舞台でも、テレビでも、背丈に関係なく、観客を魅了出来るということでしょう。
それから、ダンスでは、中元日芽香と井上小百合が良かった。
歌の上手い人はダンスも上手いのは、当然のことですが、ひめたんはリズム感が抜群で、そこに可愛らしさもちゃっかり入ってきて、観ていて楽しい気分になる踊りでした。
井上小百合は、もう安定の上手さで、何と言っても、華があります、この人の佇まいには。
千秋楽前日の公演には、怪我で出られなかったそうですが、琴子がトークで言ったように、さゆにゃんの存在感はとても大きく、キレと柔らかさを両立させているダンスは、それがなければ、ステージ全体の印象が変わってしまう程だと思います。
舞台に井上小百合の姿を確認した時は、正直、チケット代を安く感じるような、得した気分になって、嬉しかったです(笑)。
それから、今回一番驚いた、というと失礼なんだけど(笑)、永島聖羅のダンスが良かった。
確か『乃木坂って、どこ?』で、ダンスが下手だといじられたことがあって、何となく、そういう先入観を持っていたのですが、いやいや、上手いですよ、永さんは。
あまり飾り立てない、シンプルなダンスなんだけど、しっかりリズムを刻んでいて、フリからフリへの間も、流れるようにまとめている。
せいらりんは、細身のスタイルと、人の心を揺さぶるような、個性的な美貌が魅力で、透明感のあるダンスがそれらを引き立て、素晴らしいパフォーマンスになっていました。
以前から思っているのですが、永島聖羅は体全体を含めた表情の作り方に、秀逸なセンスを持っていて、バラエティというよりは、女優に向いている気がします。
今の乃木坂では、「お笑い」担当的な扱われ方をしているけど、もっとドラマや舞台の仕事をこなすようにすれば、演技の才能が大きく開花するんじゃないでしょうか。
個人的には、永島聖羅は、若月佑美と並んで、将来、幅広い役柄を演じられる実力派女優になる力があると思っていて、今回のステージは、その片鱗を観た気がしました。
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歌唱については、基本的に「被せ」だったと思います。
ただ、ソロパートや二三人で歌うパートでは、生歌の比率を上げていて、曲によって、人によって、100%生歌があったかなどうかな(笑)、という感じでした。
気になったメンバーを挙げると、これはもう、中元日芽香です。
ひめたんは、MCをする声が、まず大きく通っていて、歌に入っても、そのまま伸びやかでボリュームのある歌唱になる。
音を取る能力、声の大きさや伸び、声域の広さ、やはり、中元さんが、傑出した歌唱力を持っているのは間違いないことで、川村真洋と共に、一刻も早く、福神入りさせるべきでしょう。
ライブに関して、欲を言うと、完全に生で歌う曲を、もっと聴きたかった。
例えば、「孤独兄弟」を、中元川村の二人で歌うとか、「君の名は希望」をアカペラで披露するなど、歌唱での見せ場が欲しかったですね。
出来るだけ全員で参加というコンセプトだったのかもしれないけど、中元日芽香という、乃木坂で一番歌が上手いメンバーがセンターなのだから、歌唱の魅力をもっと引き出すステージがあっても良かったかなと。
それから、今後も、ブルーシアターでライブを続けるのであれば、スタンディング禁止の回を作って、優先的に女性客を入れるといった措置を講じた方がいいかもしれない。
観客の皆さん、マナーが抜群に良くて、メンバーの発言を遮るようなコールはなかったし、推しタオルを掲げる場合でも、後ろの人に気を使っていて、感心しました。
ただ、スタンディングとなると、背の低い人は、どうしても前の人の隙間から舞台を観ることになって、思うようにステージが見渡せない。
ブルーシアターは、スタンディングを想定した劇場ではないため、客席の傾斜が緩やかで、全員が立ち上がって観覧するコンサートだと、視界を遮られる度合いが、かなり厳しいので、とくに女性で不満を感じる方は多いんじゃないでしょうか。
例えば、ある公演では、前から何十列をスタンディング禁止にするといった、観覧の工夫があると、もっと多くの人に「良かったよ、乃木坂のライブ」と言ってもらえて、ファン層の裾野が広がる確率が高くなる気がします。
『らじらー!SUNDAY』は、乃木坂の未来を切り開く、ファン必聴の「本気」番組
六本木でアンダーライブを観たあと、夜8時半から、星野みなみがMCを担当している文化放送『乃木坂の「の」』を聴き、さらに、9時から、中元日芽香がレギュラー出演するNHK第1『らじらー!SUNDAY』です。
千秋楽夜公演が終わって、NHKに駆けつけたひめたんは大変だったと思うけど、乃木坂ファンも、最近、結構忙しくなってきました(笑)。
『乃木坂の「の」』には、高山一実と深川麻衣が登場、ゲストにトークを任せるMCっぷりは、相変わらずだけど、前回に比べて、随分とみなみの原稿読みがスムーズでした。
二回目に入って、少し緊張がほぐれたんでしょうね。
このラジオは、星野みなみの声に癒されることが、最大の魅力になりつつあって、高山さん、さすがにトークが淀みないなあと感心しながらも、みなみのしゃべる時間が少なくなるから、かずみん、すいません、出来ればちょっと黙って、みなみにトークを回して欲しいと、つい思ってしまいました(笑)。
まあ、みなみがトークに入ってこないのが、一番の問題で、かずみん、みなみにもっと振ってあげて、なんてのは滅相もない要求だというのは、重々分かっております(笑)。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト
その後、オリラジの中田と藤森がパーソナリティを務める『らじらー!SUNDAY』にチャンネル変更。
中元日芽香が登場したのは、9時半くらいだったかと思います。
ひめたんはアシスタントという肩書きですが、実際には、「中元日芽香の目指せセンター」というコーナーがあるほど、この番組は、ひめたん&乃木坂をフィーチャーする企画が目白押しで、ファンとしては、絶対に聴き逃せない、「冠番組」級の重要プログラムの様相を呈してきました。
しかも、今回のゲストは、ラジオ生放送が初めてという生田絵梨花で、何と、いくちゃんのピアノ伴奏で「君の名は希望」をひめたんと生で歌うという、夢のような超超有り難い企画。
ただ、二人のライブを告知する番組の公式ツイートに対して、100以上のリツイートがなければ、「君の名は希望」はなしで、その代わり、藤森慎吾が、あやまんJAPANと4年前に出した曲を、アカペラで歌うという、乃木坂ファンにとって、天国と地獄の二択が発表されます(笑)。
100リツイートは楽勝だと思ったけど、念のため「アレチボルト」のツイッターでも、リツイートしておきました。
まあ、私がリツイートしたとき、すでに800を越えていましたが、生田中元の初コラボを記念する気持ちで、1票入れておきました。
そして、スタジオに持ち込まれたグランドピアノの旋律で始まった「君の名は希望」は、本当に心に滲みた。
数々の大舞台で常に正確なピアノ演奏をこなしてきた、あの生田絵梨花が、出だしを少し間違えるという、かつてない緊張感の中で曲がスタート。
中元日芽香も「緊張しちゃって声震えちゃった」と自身のブログに書いているように、普段ほど声が出ず、テンポも速過ぎて、ピアノ伴奏を追い越してしまう場面がありました。
しかし、これこそ生歌の醍醐味です。
緊張のあまり、喉が思うように震えず、リズムも食い気味になりながら、それでも音を外さず、1曲をまるまる生で歌い切ってしまう。
十分な練習時間がない中、ここまで持っていけるのは、中元日芽香と生田絵梨花が極めて高い歌唱力を持っているからで、素晴らしい「君の名は希望」だったと思います。
歌い終わったとき、中田敦彦が、
プロの力を見たね
歌うことは出来ても
こんな風に歌うことは出来ない
と褒めていましたが、まさにその通りです。
ひめたんは、今後、どんどん歌番組に出演して、場数を踏んでいけば、これだけの素質を持った歌手なので、指数関数的にステージが良くなっていくでしょう。
乃木坂に与えられる生歌ステージは、フジテレビ『水曜歌謡祭』を見ても分かるように、ごく限られているので、生田絵梨花や中元日芽香のように、音感と歌唱力を備えたメンバーに、歌う機会を優先的に与えないと、いつまで経っても、乃木坂の歌は良くなりません。
『らじらー!SUNDAY』のスタッフが、前回に引き続き、中元日芽香に歌わせているのは、彼女の優れた素質をよく分かった上で、足りないのは経験値だけだと見抜いているのだと思います。
これは乃木坂全体にとって、非常に有り難いことで、ひめたんがブログに書いているように、
前回もそうでしたが
らじらー!スタッフさんは
いつも本気です。素敵すぎる。
本当に、この番組のスタッフは、中元日芽香をセンターにしようとしているんじゃないか、少なくとも、もっとも効果的なアプローチを仕掛けていると、2回聴いてみて、思いました。
「君の名は希望」は、後半、生田絵梨花が主旋律を歌い、中元日芽香がハモるパートがあって、ここでのいくちゃんの歌唱は圧巻でした。
多くのステージを経験している分、声がよく出ていて、音程も安定して正確で、完成度の高いプロのステージだった。
歌う前、いくちゃんが、「ライブで、外見はグランドピアノでも、中味が電子ピアノなんてことがあるけど、今日のは、本当のグランドピアノで凄い」とぶっちゃけていて(笑)、スタッフの「本気」度が伝わってきます。
ところで、その後、いくちゃんを交えてのトークになったのですが、中田と巻き舌対決をして、やり直しを要求したり、8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」のことを、自ら切り出したり、こんなにテンションの高い、饒舌な生田絵梨花は初めて見ました。
高校を卒業して、夜10時以降の生放送に初めて出演、「夜のテンション」のいくちゃんが、初めて公共の電波に乗って、ダイレクトに流れたということなんでしょうか(笑)。
ただ、彼女は、もともと、エネルギッシュな明るい性格で、『らじらー!』では、それが気持ちよく出ていた気がします。
聴いてて、めちゃめちゃ楽しかったので、こういういくちゃん、もっともっと見たいですね。
最後に、「また来たいです」と力強く言ってましたが、いくちゃん自身、とても楽しくて、手応えを感じたのだと思います。
中田敦彦は、乃木坂が隔週回であることを無視して、「毎週、この二人でいいんじゃない」と、とんでもないことをサラッと言ってましたが(笑)、いくちゃんとひめたんの、音楽性とトークの盛り上がりに、MCとしても、「これは行けるな」と思ったのかもしれません。
ん~、良いラジオだった。
ラジオって、さまざま可能性を秘めた、優れたメディアなんですね。
『らじらー!』番組公式サイトの関連ページ
生田絵梨花が出演した回の画像がアップされています。
中元日芽香の2015/04/21_00:06ブログ
中元日芽香の2015/04/17_23:48ブログ
握手会人気を左右する「ヒロイン」効果
11枚目「命は美しい」は、発売第4週目のオリコンランキングが約9千枚の10位と発表され、累計売り上げ枚数は、54万7千枚となっています。
現在の歴代最高は、10枚目「何度目の青空か?」の61万9千枚で、11枚目がこれを抜くためには、さらに7万枚以上を積み上げる必要があります。
しかし、個別握手会の総部数が、前シングルと比べて、200部近く少ないので、7万枚という数字は、かなり厳しいというのが正直な感想です。
11枚目がどこまで伸びるかは、12枚目個別握手会応募がいつ始まるかにも影響されるので、前作越えの成否は、今後の推移を見守るしかありません。
新しいシングルを担当する12th選抜の発表は、すぐそこに迫っている雰囲気があります。
中元日芽香は、アンダーライブ千秋楽のステージと公式ブログで、
私が2ヶ月半やってきた
11thアンダーセンターとしての務めも
これにて終了。
と、11thアンダーの活動が「終わった」ことを強調していて、12th選抜の発表はすでに行なわれたのではないか、と思いたくなります。
誰が選抜入りするのかを考える際の、一つの資料として、11枚目個別握手会における各メンバーの最新売り上げ順位表を見てみましょう。
(表1) 11枚目「命は美しい」個別握手会第12次応募終了時点における推定売り上げ枚数による順位表
凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数) メンバー名
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない。
# メンバー名は、「1期10」黒、「1期20」青、「2期」オレンジで色分け。
#「1期10」は、白石、西野、松村、橋本、秋元、深川、若月、生田、桜井、衛藤の10人。
#「1期20」は「1期10」以外の1期メンバー、「2期」は正規研究を問わず、二期生全員のこと。
#「*」は11th選抜メンバーで、続く(括弧)内の数字は何列目かを示している。
#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入。
[01] 30部/30部 (1.00; 02次) 西野七瀬*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 03次) 白石麻衣*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 05次) 深川麻衣*(2)
[01] 30部/30部 (1.00; 06次) 秋元真夏*(2) 橋本奈々未*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 08次) 衛藤美彩*(3)
[01] 30部/30部 (1.00; 10次) 若月佑美*(2)
[08] 30部/30部 (1.00; 11次) 生田絵梨花*(1)
[09] 27部/30部 (0.90) 桜井玲香*(2)
[10] 23部/30部 (0.77) 松村沙友理*(3)
[11] 23部/28部 (0.82) 齋藤飛鳥*(3)
[12] 10部/28部 (0.36) 伊藤万理華*(3)
[13] 07部/30部 (0.23) 高山一実*(3)
[14] 15部/22部 (0.68) 星野みなみ*(3)
[15] 09部/22部 (0.41) 堀未央奈*(3)
[16] 08部/22部 (0.36) 井上小百合
[17] 07部/22部 (0.32) 中元日芽香
[18] 06部/22部 (0.27) 中田花奈
[19] 05部/22部 (0.23) 斉藤優里
[20] 04部/22部 (0.18) 永島聖羅
[21] 03部/22部 (0.14) 生駒里奈*(2)
[22] 03部/16部 (0.19) 北野日奈子
[23] 02部/16部 (0.13) 新内眞衣
[24] 03部/12部 (0.25) 川後陽菜
[25] 02部/10部 (0.20) 伊藤かりん 山崎怜奈 渡辺みり愛
[28] 00部/12部 (0.00) 相楽伊織*(3) 樋口日奈
[30] 03部/06部 (0.50) 佐々木琴子
[31] 05部/05部 (1.00; 08次) 松井玲奈*(1)
[32] 02部/06部 (0.33) 鈴木絢音 寺田蘭世 能條愛未
[35] 01部/06部 (0.17) 川村真洋 和田まあや
[37] 00部/06部 (0.00) 斎藤ちはる 伊藤純奈
「1期10」メンバーは、西野、白石、深川、秋元、橋本、衛藤、若月、生田の8人が30部全完売で、桜井玲香が30部中27部完売で9位、松村沙友理は30部中23部完売で10位となっています。
30部中23部完売は、個人完売率が77%ということで、非完売の7部において、1枚も売れてない筈はなく、80%近く出ていると考えるのが妥当なので、さゆりんごも、担当30部ほぼ全完売と言っていいCDセールスです。
握手会主義の立場からすると、桜井松村を含めた10人の誰かがアンダーというのは、ちょっとあり得ないと思います。
もちろん、運営が方針転換を図れば、話は違ってきますが。
さらに、齋藤飛鳥は28部中23部完売で11位に入っていて、個人完売率82%という数字からみて、担当28部ほぼ全完売と見なしていいでしょう。
あしゅが、この好調を12枚目でも続けられれば、いよいよ「1期10」が「1期11」になる可能性があります。
握手会成績をこれほど伸ばしているメンバーを、運営が選抜に入れないわけがなく、齋藤飛鳥は12枚目に関して、よほどの事情がない限り、「安全圏」だと思います。
12位以降は、28部中10部完売の12位が伊藤万理華、30部中7部完売の13位に高山一実、22部中15部完売の14位に星野みなみがランクインしていて、推定売り上げ枚数から見ても、この3人が第2グループを形成している形になっています。
従って、普通に考えれば、万理華、高山、みなみの選抜入りは「濃厚」なのですが、12th選抜の総枠数や1期2期への枠配分によっては、誰かがアンダーという可能性がゼロとは言えなくて、次の選抜選考は熾烈を極めることが予想されます。
14位以降では、堀未央奈が、22部中9部完売と成績を伸ばして、15位に入っています。
星野みなみも68%の高い個人完売率を達成しており、「みなみおな+あしゅ」という有望若手枠が、11枚目で暗黙裡に設定されたことを考えると、14位のみなみと15位の堀ちゃんの同時抜擢が、12枚目でも続くかどうかが、選抜予想最大のポイントになると思います。
16位は井上小百合、17位中元日芽香、18位中田花奈、19位斉藤優里、20位永島聖羅と続きます。
ここで考えたいのは、なぜ「1期10」とそれ以外で、握手会人気に大きな差が出来たのかという点です。
乃木坂メンバーは美人揃いで、ここまでルックスレベルが高いと、誰が一番美しいかは、見る側個人の好みになるので、順位を付ける意味がありません。
ところが、白石麻衣や橋本奈々未は、高山一実や永島聖羅より美人であるという見方が、なぜか広く流布している。
これは、絶対的な尺度で、まいやんとななみんが、かずみんとせいらりんより美人であるというより、白石、橋本がグループ内で「美人」という役割を担っているからだと思います。
普通の女子高でもよくあると思うけど、同じメンバーで長く一緒に活動していると、「美人」を担うヒロイン役、面白いことを言って場を盛り上げる役、自由気ままに振る舞って「マイペース」と目される役など、さまざまな役割分担が発生します。
乃木坂の場合は、運営が清楚でおしとやかな美人をグループイメージに設定して、白石麻衣や橋本奈々未を早くから中核に据えたため、彼女たちが望むと望まざるに関わらずヒロインを担当することになった。
一方、高山一実や永島聖羅は、グループ内のムードメーカー的な役割をこなしていたので、「お笑い」担当の役を任されていった。
その結果、ヒロインに抜擢された中核メンバーは、ファンからも美人の主役と認められ、それ以外のメンバーは、ヒロインほど美人ではない脇役という暗黙のポジションが与えられてしまった。
そして、ヒロイン役のメンバーには、ドラマのヒロイン役やファッション雑誌のモデルなど、「美」を強調するタイプのメディア展開が用意され、一方、高山一実や永島聖羅は、バラエティ番組やラジオのMCなど、「笑い」を中心としたメディア展開を行なうことになった。
これらは、あくまでグループ内の役割分担であって、白石麻衣が「絶対的」に高山一実より美人ということを意味するわけではないのだけど、作られたイメージというのは強力で、時を追うごとに、「美人の白石、お笑いの高山」が固定されてしまった。
ただ、多くのファンが直接会いたいと思うのは、美人のヒロインであるため、グループの主役を任されたメンバーは、順調に握手会人気を伸ばすことに成功。
一方、高山一実は、バラエティで活躍すればするほど、ファンが「お笑いの高山」というイメージを固定化して、ヒロイン役から遠ざかり、CDセールスが伸び悩むという、シビアな現実に直面しているのだと思います。
個人的に、ライブなどで直接メンバーを見て、あまりの美しさに腰を抜かしそうになったのは、高山一実で、乃木坂No.1のルックスだと思っていますが、「お笑い」モードで振る舞うことが、テレビなどでの基本姿勢になっていて、その「美人」が生かされず、逆に、グループの盛り上げ役という立場を日々強化している印象を受けます(笑)。
ちなみに、No.2の美人は、永島聖羅じゃないかと(笑)。
また、黙っていれば、絶世の美女の部類に入る能條愛未と川後陽菜も、「お笑い」担当路線を突っ走っていて、『乃木どこ?』最終回の司会を任されるほど、活躍しているのに、握手会人気はなかなか伸びてこない。
一方、齋藤飛鳥と星野みなみは、以前は、年少組の「アウトサイダー」的な位置を占めていたのだけど、最近、グループへの関わりを強めていき、徐々に次期「ヒロイン」的な役を任されつつあり、それと同時に、急速に握手会でのセールスが伸びてきました。
握手会での人気は、塩対応、神対応など、ファンとの接し方に左右されるだけでなく、こういったグループ内での役割分担が、相当に大きな影響を与えていて、乃木坂物語のヒロインとして「主役感」溢れるメンバーにはファンが集まり易く、「盛り上げ役」を担っているメンバーは、ファンを呼ぶのに苦労する傾向があると思います。
個別握手会というのは、極めて特殊なイベントで、グループ内での役割分担や、運営の推し具合など、さまざまな因子によって、人気が左右されます。
従って、そこでのCDセールスは、各メンバーの人気を測る一つの指標といった程度に捉えるべきなのだけど、乃木坂の運営は、握手会人気こそ全てとばかり、ほぼ売り上げ枚数に従って、選抜メンバーを並べるので、ヒロイン役はよりセールスを伸ばし、そうでない役はさらに伸びなくなっていく。
「1期20」メンバーで個別握手会人気が伸び悩んでいる場合、こういった構造的な問題が背景に存在することがあると思います。
グループ内での役割分担に従って、ヒロイン以外の役で頑張ると、かえって握手会成績が落ちる可能性がある、そのことを無視して握手会主義を続けていたため、今の乃木坂は、ヒロインばかりの選抜になってしまっています。
そして、その弊害が端的に表れたのが『乃木どこ?』の終了だと思います。
ヒロインしか出て来ない舞台が面白くないように、ヒロインしか出て来ないバラエティが受けるわけがないんですね(笑)。
四番バッターばかりのチームや、エースばかりで中継ぎのいないチームが強いわけがないのと同じです。
むしろヒロインなんて、少数いればいいわけで、能條愛未、川後陽菜、永島聖羅をレギュラーにして、高山一実と番組の中心メンバーにしていれば、もっと違った展開になっていたかもしれない。
さらに、乃木坂というグループが、シングルを50万枚以上売り上げるのに、閉塞感が常に漂うのは、優等生のヒロインばかりを集めて、個性的な脇役を重視してこなかったため、物語に膨らみがなく、単調になっているからだと思います。
例えば、高山一実が「やっぱり結局、高山一実」というTシャツを着て、中心でブイブイ活躍するようなグループになれば(笑)、どこか息苦しい閉塞感を吹き飛ばして、一般層から幅広く支持されるアイドルへの道が開けるんじゃないでしょうか。
AKB48の運営は、ヒロインではない役の重要性をよく認識しているようで、指原莉乃を中軸に抜擢しているのは、その典型例でしょう。
さっしーは「美人」担当ではないと思うけど(笑)、彼女の面白さに、グループ存立の一端を置いていて、アイドルに何が必要なのか、よく知っている気がします。
そして、総選挙でも、握手会でも、指原莉乃が良い成績を収めるのは、AKB48ファンが、そういったヒロイン以外の魅力を、賛否両論ありながらも(笑)、どこかで了解しているからだと思います。
生駒里奈の個性、高山一実の個性、永島聖羅の個性、中元日芽香の個性。
綺羅星のごとく輝く、乃木坂メンバーの多様な個性を、「美人」グループという無個性なタイトルで、覆い隠さないで欲しいですね。
最後に、二期生の握手会人気を、完売部数順に見ておきましょう。
(表2) 11枚目「命は美しい」個別握手会第12次応募終了時点における二期生の完売部数による順位表
凡例
完売部数/担当部数 (完売率) メンバー名
[01] 09部/22部 (0.41) 堀未央奈*(3)
[02] 03部/16部 (0.19) 北野日奈子
[02] 03部/06部 (0.50) 佐々木琴子
[04] 02部/16部 (0.13) 新内眞衣
[04] 02部/10部 (0.20) 伊藤かりん 山崎怜奈 渡辺みり愛
[04] 02部/06部 (0.33) 鈴木絢音 寺田蘭世
[10] 00部/12部 (0.00) 相楽伊織*(3)
[10] 00部/06部 (0.00) 伊藤純奈
個人完売率50%でトップの佐々木琴子が存在感を増しています。
アンダーライブの舞台でも、傑出したオーラを発揮していて、琴子が選抜入りする可能性は、決して小さくないという雰囲気になってきました。
二期生に何枠割り振られるのか、その辺で大きく変わってきますが、12枚目では、初選抜メンバーが出現しても、全然不思議ではない状況だと思います。
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// 注目の乃木坂メンバー出演予定番組
====== 4月 (April) =====
スカパーでは、乃木坂関連番組が多数用意されているようなので、視聴可能な方は、以下のページをぜひチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ
4月26日(日) 21 : 00 ~ 日テレ『行列の出来る法律相談所』
生駒里奈が出演。
番組公式サイトの「次週のトラブル」ページ
4月27日(月) 20 : 00 ~ テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
高山一実が出演。カンニングの竹山隆範が先生として登場、借金の怖さを語るそうです。
『しくじり先生』番組公式サイト
[CS] 4月28日(火) 20 : 30 ~ 21 : 00 スペースシャワーTV『乃木坂46 MUSIC VIDEO SPECIAL』
多分、MV特集(笑)。
スカパーの乃木坂関連ページ
4月30日(木) 21 : 00 ~ NHK BSプレミアム『キワミコトノハ得心寺』
高山一実が出演。内容はさっぱり分かりませんが(笑)、かずみんのブログによると「出演者方が皆さんBIGな方」だそうです。ところで高山さん、ブログに出演メディアの告知を書くときは、出来るだけ最初の方、少なくとも「comment answer」の前に入れた方が、効果的だと思うよ。
高山一実の2015/04/20_23:12ブログ
# CSでは、同じ番組を何度もリピートして放送することが多いので、ご注意下さい。
// 過去の記事を読みたい方へ
2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)
2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)
2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)
// 星野みなみの溢れる魅力
7月18日14:18 星野みなみ
乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える
乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
さらに詳しく
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー
// 特集ページ
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
水曜夜7時57分
4月22日(水) 19 : 57 ~ フジテレビ『水曜歌謡祭』
毎週水曜日に生放送される歌番組の2回目。乃木坂から生田絵梨花、白石麻衣、西野七瀬が出演。
『水曜歌謡祭』番組公式サイト
[CS] 木曜夜10時
4月23日(木) 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』初回
4月29日(水祝) 25 : 00 ~ 25 : 30 (再放送)
# スカパー視聴の場合、CS321の「スペシャルプラス」というチャンネルで放送。
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める連続情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。初回ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場。
制作会社であるオールブルー公式サイトの番組紹介ページ
上記以外の乃木坂出演番組については、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組
アンダーメンバーの皆さん、6日間8公演のライブ、お疲れ様でした。
今回の3rdは、私も運良く千秋楽のチケットが取れて、六本木のブルーシアターに行ってきました。
噂には聞いていたけど、楽曲が次々と披露される、本当に、ほとんど休みのないノンストップ進行で、2時間半、立ちっぱなしでペンライトを振る、充実し過ぎの(笑)、楽しいライブでした。
1公演観ただけで、翌日、階段がキツかったくらいだから、メンバーの疲労は察するに余りありますが、ダンスや舞台さばきなど、良い経験を積めたんじゃないでしょうか。
3rdアンダーライブ ~ 二期生の成長と「次」を予感させた1期
感想を述べると、まず目についたのは、二期生の成長ですね。
2013年12月に武道館で開催したクリスマスライブでは、フリすら十分に入ってないメンバーが何人もいましたが、今回は、全員がちゃんと踊れていて、2014年から始まったアンダーライブが、二期生、とくに研究生のスキルを大きく伸ばしたんだなあと、観ていて感心しました。
とりわけ心に残ったのは、新内眞衣と佐々木琴子。
舞台を客席から観る場合、ダンサーのスキルが同じくらいであれば、身長が高く、手足が長い人のパフォーマンスがより目を引くのは仕方のないことなんだけど、この二人は、抜群のスタイルと派手なルックスを備えていて、ステージでひと際、輝いていました。
琴子さんは、以前は、基本的な動きがぎこちなくて、せっかくのビジュアルを生かし切れてなかった部分があったけど、今回のステージでは、ダンスに迷いが無くなってきて、持ち前のスター性がだんだん前面に出始めた気がします。
一方、まいちゅんは、どんだけ足が長いんだと驚くスタイルを駆使して、ロングのさらさらヘアを魅力的に振り乱し、大人の艶やかさを感じさせるダンスに仕上がっていました。
また、表情が自然で、緊張はしているんだろうけど、どこかに余裕があって、セクシー系癒しパフォーマンスってな風情で(笑)、良かったですよ。
それから、山崎怜奈がフリをしっかりマスターして、曲の解釈に迫るくらいまで完成度の高いダンスを見せていて、ん~、と唸ってしまった。
舞台『じょしらく』のオーディションに、二期生から選ばれたのが、堀未央奈、北野日奈子、佐々木琴子、そして山崎怜奈の4人だけで、れなちは、台詞が良く入っていたという、観覧された方のレポートがありました。
アンダーライブでのダンスも、かなり練習の跡を感じたので、多分、凄い努力家なんでしょうね。
よどみなくフリをこなす上に、身長が高いので、舞台栄えのするダンスになっていました。
乃木坂のパフォーマンスは、テレビの音楽番組など画面を通して観ることが多く、ダンスの印象が身長だけで決まるわけではありません。
初期フロントである生生星は、生田絵梨花は160センチあるものの、生駒里奈と星野みなみは150センチ台前半です。
しかし、先日、YouTubeでの再生回数が1千万回を越えた「制服のマネキン」MVにおける3人のダンスは、威風堂々というか、傲岸不遜というか、とにかくデッカいですよね、スケールが(笑)。
ただ、舞台で目立つというのは、大箱ライブでは重要なポイントで、新内眞衣、佐々木琴子、山崎怜奈は、ダンスに関して、このライブで、一定の爪痕を残したんじゃないでしょうか。
そうそう、生駒里奈がセンターだったときに散々直されたそうですが、ダンスでは、背筋を伸ばした方が、フリがキレイに見えると思いますよ。
1期メンバーのパフォーマンスを振り返ると、やはり川村真洋のダンスが桁違いです。
キレ、スピード、リズム感、どれを取っても別格で、ろってぃが前面で踊り始めると、彼女ばかり観てしまい、他のメンバーが目に入らなくなって、困ります(笑)。
音楽番組において、松井玲奈の代役で「命は美しい」のダンスに参加したときも、同じような「目が釘付け」状態になるわけで、彼女は、絶対に福神にするべきです。
1列目2列目に川村真洋を入れると、選抜のパフォーマンスレベルが一段階上がって、一般層へのアピール力が、全然、違ってくると思います。
ちなみに、公式サイトによると、ろってぃの身長は156センチだそうで、彼女ほどダイナミックなダンスを披露すれば、舞台でも、テレビでも、背丈に関係なく、観客を魅了出来るということでしょう。
それから、ダンスでは、中元日芽香と井上小百合が良かった。
歌の上手い人はダンスも上手いのは、当然のことですが、ひめたんはリズム感が抜群で、そこに可愛らしさもちゃっかり入ってきて、観ていて楽しい気分になる踊りでした。
井上小百合は、もう安定の上手さで、何と言っても、華があります、この人の佇まいには。
千秋楽前日の公演には、怪我で出られなかったそうですが、琴子がトークで言ったように、さゆにゃんの存在感はとても大きく、キレと柔らかさを両立させているダンスは、それがなければ、ステージ全体の印象が変わってしまう程だと思います。
舞台に井上小百合の姿を確認した時は、正直、チケット代を安く感じるような、得した気分になって、嬉しかったです(笑)。
それから、今回一番驚いた、というと失礼なんだけど(笑)、永島聖羅のダンスが良かった。
確か『乃木坂って、どこ?』で、ダンスが下手だといじられたことがあって、何となく、そういう先入観を持っていたのですが、いやいや、上手いですよ、永さんは。
あまり飾り立てない、シンプルなダンスなんだけど、しっかりリズムを刻んでいて、フリからフリへの間も、流れるようにまとめている。
せいらりんは、細身のスタイルと、人の心を揺さぶるような、個性的な美貌が魅力で、透明感のあるダンスがそれらを引き立て、素晴らしいパフォーマンスになっていました。
以前から思っているのですが、永島聖羅は体全体を含めた表情の作り方に、秀逸なセンスを持っていて、バラエティというよりは、女優に向いている気がします。
今の乃木坂では、「お笑い」担当的な扱われ方をしているけど、もっとドラマや舞台の仕事をこなすようにすれば、演技の才能が大きく開花するんじゃないでしょうか。
個人的には、永島聖羅は、若月佑美と並んで、将来、幅広い役柄を演じられる実力派女優になる力があると思っていて、今回のステージは、その片鱗を観た気がしました。
乃木坂の風 15Feb14 ~ コスプレ感が逆に生きた白石麻衣、一瞬で輝きを見せた永島聖羅 in 仮面ティーチャー
乃木坂の風 15Jan14 ~ 突っ込まれまくる永島聖羅、強烈ゆったんネタをぶっ込む衛藤美彩 in 「おに魂」
乃木坂の風 27Oct13 ~ 45人の永島聖羅、「らりんを探せ」が教える乃木坂派の魅力
歌唱については、基本的に「被せ」だったと思います。
ただ、ソロパートや二三人で歌うパートでは、生歌の比率を上げていて、曲によって、人によって、100%生歌があったかなどうかな(笑)、という感じでした。
気になったメンバーを挙げると、これはもう、中元日芽香です。
ひめたんは、MCをする声が、まず大きく通っていて、歌に入っても、そのまま伸びやかでボリュームのある歌唱になる。
音を取る能力、声の大きさや伸び、声域の広さ、やはり、中元さんが、傑出した歌唱力を持っているのは間違いないことで、川村真洋と共に、一刻も早く、福神入りさせるべきでしょう。
ライブに関して、欲を言うと、完全に生で歌う曲を、もっと聴きたかった。
例えば、「孤独兄弟」を、中元川村の二人で歌うとか、「君の名は希望」をアカペラで披露するなど、歌唱での見せ場が欲しかったですね。
出来るだけ全員で参加というコンセプトだったのかもしれないけど、中元日芽香という、乃木坂で一番歌が上手いメンバーがセンターなのだから、歌唱の魅力をもっと引き出すステージがあっても良かったかなと。
それから、今後も、ブルーシアターでライブを続けるのであれば、スタンディング禁止の回を作って、優先的に女性客を入れるといった措置を講じた方がいいかもしれない。
観客の皆さん、マナーが抜群に良くて、メンバーの発言を遮るようなコールはなかったし、推しタオルを掲げる場合でも、後ろの人に気を使っていて、感心しました。
ただ、スタンディングとなると、背の低い人は、どうしても前の人の隙間から舞台を観ることになって、思うようにステージが見渡せない。
ブルーシアターは、スタンディングを想定した劇場ではないため、客席の傾斜が緩やかで、全員が立ち上がって観覧するコンサートだと、視界を遮られる度合いが、かなり厳しいので、とくに女性で不満を感じる方は多いんじゃないでしょうか。
例えば、ある公演では、前から何十列をスタンディング禁止にするといった、観覧の工夫があると、もっと多くの人に「良かったよ、乃木坂のライブ」と言ってもらえて、ファン層の裾野が広がる確率が高くなる気がします。
『らじらー!SUNDAY』は、乃木坂の未来を切り開く、ファン必聴の「本気」番組
六本木でアンダーライブを観たあと、夜8時半から、星野みなみがMCを担当している文化放送『乃木坂の「の」』を聴き、さらに、9時から、中元日芽香がレギュラー出演するNHK第1『らじらー!SUNDAY』です。
千秋楽夜公演が終わって、NHKに駆けつけたひめたんは大変だったと思うけど、乃木坂ファンも、最近、結構忙しくなってきました(笑)。
『乃木坂の「の」』には、高山一実と深川麻衣が登場、ゲストにトークを任せるMCっぷりは、相変わらずだけど、前回に比べて、随分とみなみの原稿読みがスムーズでした。
二回目に入って、少し緊張がほぐれたんでしょうね。
このラジオは、星野みなみの声に癒されることが、最大の魅力になりつつあって、高山さん、さすがにトークが淀みないなあと感心しながらも、みなみのしゃべる時間が少なくなるから、かずみん、すいません、出来ればちょっと黙って、みなみにトークを回して欲しいと、つい思ってしまいました(笑)。
まあ、みなみがトークに入ってこないのが、一番の問題で、かずみん、みなみにもっと振ってあげて、なんてのは滅相もない要求だというのは、重々分かっております(笑)。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト
その後、オリラジの中田と藤森がパーソナリティを務める『らじらー!SUNDAY』にチャンネル変更。
中元日芽香が登場したのは、9時半くらいだったかと思います。
ひめたんはアシスタントという肩書きですが、実際には、「中元日芽香の目指せセンター」というコーナーがあるほど、この番組は、ひめたん&乃木坂をフィーチャーする企画が目白押しで、ファンとしては、絶対に聴き逃せない、「冠番組」級の重要プログラムの様相を呈してきました。
しかも、今回のゲストは、ラジオ生放送が初めてという生田絵梨花で、何と、いくちゃんのピアノ伴奏で「君の名は希望」をひめたんと生で歌うという、夢のような超超有り難い企画。
ただ、二人のライブを告知する番組の公式ツイートに対して、100以上のリツイートがなければ、「君の名は希望」はなしで、その代わり、藤森慎吾が、あやまんJAPANと4年前に出した曲を、アカペラで歌うという、乃木坂ファンにとって、天国と地獄の二択が発表されます(笑)。
100リツイートは楽勝だと思ったけど、念のため「アレチボルト」のツイッターでも、リツイートしておきました。
まあ、私がリツイートしたとき、すでに800を越えていましたが、生田中元の初コラボを記念する気持ちで、1票入れておきました。
そして、スタジオに持ち込まれたグランドピアノの旋律で始まった「君の名は希望」は、本当に心に滲みた。
数々の大舞台で常に正確なピアノ演奏をこなしてきた、あの生田絵梨花が、出だしを少し間違えるという、かつてない緊張感の中で曲がスタート。
中元日芽香も「緊張しちゃって声震えちゃった」と自身のブログに書いているように、普段ほど声が出ず、テンポも速過ぎて、ピアノ伴奏を追い越してしまう場面がありました。
しかし、これこそ生歌の醍醐味です。
緊張のあまり、喉が思うように震えず、リズムも食い気味になりながら、それでも音を外さず、1曲をまるまる生で歌い切ってしまう。
十分な練習時間がない中、ここまで持っていけるのは、中元日芽香と生田絵梨花が極めて高い歌唱力を持っているからで、素晴らしい「君の名は希望」だったと思います。
歌い終わったとき、中田敦彦が、
プロの力を見たね
歌うことは出来ても
こんな風に歌うことは出来ない
と褒めていましたが、まさにその通りです。
ひめたんは、今後、どんどん歌番組に出演して、場数を踏んでいけば、これだけの素質を持った歌手なので、指数関数的にステージが良くなっていくでしょう。
乃木坂に与えられる生歌ステージは、フジテレビ『水曜歌謡祭』を見ても分かるように、ごく限られているので、生田絵梨花や中元日芽香のように、音感と歌唱力を備えたメンバーに、歌う機会を優先的に与えないと、いつまで経っても、乃木坂の歌は良くなりません。
『らじらー!SUNDAY』のスタッフが、前回に引き続き、中元日芽香に歌わせているのは、彼女の優れた素質をよく分かった上で、足りないのは経験値だけだと見抜いているのだと思います。
これは乃木坂全体にとって、非常に有り難いことで、ひめたんがブログに書いているように、
前回もそうでしたが
らじらー!スタッフさんは
いつも本気です。素敵すぎる。
本当に、この番組のスタッフは、中元日芽香をセンターにしようとしているんじゃないか、少なくとも、もっとも効果的なアプローチを仕掛けていると、2回聴いてみて、思いました。
「君の名は希望」は、後半、生田絵梨花が主旋律を歌い、中元日芽香がハモるパートがあって、ここでのいくちゃんの歌唱は圧巻でした。
多くのステージを経験している分、声がよく出ていて、音程も安定して正確で、完成度の高いプロのステージだった。
歌う前、いくちゃんが、「ライブで、外見はグランドピアノでも、中味が電子ピアノなんてことがあるけど、今日のは、本当のグランドピアノで凄い」とぶっちゃけていて(笑)、スタッフの「本気」度が伝わってきます。
ところで、その後、いくちゃんを交えてのトークになったのですが、中田と巻き舌対決をして、やり直しを要求したり、8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」のことを、自ら切り出したり、こんなにテンションの高い、饒舌な生田絵梨花は初めて見ました。
高校を卒業して、夜10時以降の生放送に初めて出演、「夜のテンション」のいくちゃんが、初めて公共の電波に乗って、ダイレクトに流れたということなんでしょうか(笑)。
ただ、彼女は、もともと、エネルギッシュな明るい性格で、『らじらー!』では、それが気持ちよく出ていた気がします。
聴いてて、めちゃめちゃ楽しかったので、こういういくちゃん、もっともっと見たいですね。
最後に、「また来たいです」と力強く言ってましたが、いくちゃん自身、とても楽しくて、手応えを感じたのだと思います。
中田敦彦は、乃木坂が隔週回であることを無視して、「毎週、この二人でいいんじゃない」と、とんでもないことをサラッと言ってましたが(笑)、いくちゃんとひめたんの、音楽性とトークの盛り上がりに、MCとしても、「これは行けるな」と思ったのかもしれません。
ん~、良いラジオだった。
ラジオって、さまざま可能性を秘めた、優れたメディアなんですね。
『らじらー!』番組公式サイトの関連ページ
生田絵梨花が出演した回の画像がアップされています。
中元日芽香の2015/04/21_00:06ブログ
中元日芽香の2015/04/17_23:48ブログ
握手会人気を左右する「ヒロイン」効果
11枚目「命は美しい」は、発売第4週目のオリコンランキングが約9千枚の10位と発表され、累計売り上げ枚数は、54万7千枚となっています。
現在の歴代最高は、10枚目「何度目の青空か?」の61万9千枚で、11枚目がこれを抜くためには、さらに7万枚以上を積み上げる必要があります。
しかし、個別握手会の総部数が、前シングルと比べて、200部近く少ないので、7万枚という数字は、かなり厳しいというのが正直な感想です。
11枚目がどこまで伸びるかは、12枚目個別握手会応募がいつ始まるかにも影響されるので、前作越えの成否は、今後の推移を見守るしかありません。
新しいシングルを担当する12th選抜の発表は、すぐそこに迫っている雰囲気があります。
中元日芽香は、アンダーライブ千秋楽のステージと公式ブログで、
私が2ヶ月半やってきた
11thアンダーセンターとしての務めも
これにて終了。
と、11thアンダーの活動が「終わった」ことを強調していて、12th選抜の発表はすでに行なわれたのではないか、と思いたくなります。
誰が選抜入りするのかを考える際の、一つの資料として、11枚目個別握手会における各メンバーの最新売り上げ順位表を見てみましょう。
(表1) 11枚目「命は美しい」個別握手会第12次応募終了時点における推定売り上げ枚数による順位表
凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数) メンバー名
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない。
# メンバー名は、「1期10」黒、「1期20」青、「2期」オレンジで色分け。
#「1期10」は、白石、西野、松村、橋本、秋元、深川、若月、生田、桜井、衛藤の10人。
#「1期20」は「1期10」以外の1期メンバー、「2期」は正規研究を問わず、二期生全員のこと。
#「*」は11th選抜メンバーで、続く(括弧)内の数字は何列目かを示している。
#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入。
[01] 30部/30部 (1.00; 02次) 西野七瀬*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 03次) 白石麻衣*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 05次) 深川麻衣*(2)
[01] 30部/30部 (1.00; 06次) 秋元真夏*(2) 橋本奈々未*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 08次) 衛藤美彩*(3)
[01] 30部/30部 (1.00; 10次) 若月佑美*(2)
[08] 30部/30部 (1.00; 11次) 生田絵梨花*(1)
[09] 27部/30部 (0.90) 桜井玲香*(2)
[10] 23部/30部 (0.77) 松村沙友理*(3)
[11] 23部/28部 (0.82) 齋藤飛鳥*(3)
[12] 10部/28部 (0.36) 伊藤万理華*(3)
[13] 07部/30部 (0.23) 高山一実*(3)
[14] 15部/22部 (0.68) 星野みなみ*(3)
[15] 09部/22部 (0.41) 堀未央奈*(3)
[16] 08部/22部 (0.36) 井上小百合
[17] 07部/22部 (0.32) 中元日芽香
[18] 06部/22部 (0.27) 中田花奈
[19] 05部/22部 (0.23) 斉藤優里
[20] 04部/22部 (0.18) 永島聖羅
[21] 03部/22部 (0.14) 生駒里奈*(2)
[22] 03部/16部 (0.19) 北野日奈子
[23] 02部/16部 (0.13) 新内眞衣
[24] 03部/12部 (0.25) 川後陽菜
[25] 02部/10部 (0.20) 伊藤かりん 山崎怜奈 渡辺みり愛
[28] 00部/12部 (0.00) 相楽伊織*(3) 樋口日奈
[30] 03部/06部 (0.50) 佐々木琴子
[31] 05部/05部 (1.00; 08次) 松井玲奈*(1)
[32] 02部/06部 (0.33) 鈴木絢音 寺田蘭世 能條愛未
[35] 01部/06部 (0.17) 川村真洋 和田まあや
[37] 00部/06部 (0.00) 斎藤ちはる 伊藤純奈
「1期10」メンバーは、西野、白石、深川、秋元、橋本、衛藤、若月、生田の8人が30部全完売で、桜井玲香が30部中27部完売で9位、松村沙友理は30部中23部完売で10位となっています。
30部中23部完売は、個人完売率が77%ということで、非完売の7部において、1枚も売れてない筈はなく、80%近く出ていると考えるのが妥当なので、さゆりんごも、担当30部ほぼ全完売と言っていいCDセールスです。
握手会主義の立場からすると、桜井松村を含めた10人の誰かがアンダーというのは、ちょっとあり得ないと思います。
もちろん、運営が方針転換を図れば、話は違ってきますが。
さらに、齋藤飛鳥は28部中23部完売で11位に入っていて、個人完売率82%という数字からみて、担当28部ほぼ全完売と見なしていいでしょう。
あしゅが、この好調を12枚目でも続けられれば、いよいよ「1期10」が「1期11」になる可能性があります。
握手会成績をこれほど伸ばしているメンバーを、運営が選抜に入れないわけがなく、齋藤飛鳥は12枚目に関して、よほどの事情がない限り、「安全圏」だと思います。
12位以降は、28部中10部完売の12位が伊藤万理華、30部中7部完売の13位に高山一実、22部中15部完売の14位に星野みなみがランクインしていて、推定売り上げ枚数から見ても、この3人が第2グループを形成している形になっています。
従って、普通に考えれば、万理華、高山、みなみの選抜入りは「濃厚」なのですが、12th選抜の総枠数や1期2期への枠配分によっては、誰かがアンダーという可能性がゼロとは言えなくて、次の選抜選考は熾烈を極めることが予想されます。
14位以降では、堀未央奈が、22部中9部完売と成績を伸ばして、15位に入っています。
星野みなみも68%の高い個人完売率を達成しており、「みなみおな+あしゅ」という有望若手枠が、11枚目で暗黙裡に設定されたことを考えると、14位のみなみと15位の堀ちゃんの同時抜擢が、12枚目でも続くかどうかが、選抜予想最大のポイントになると思います。
16位は井上小百合、17位中元日芽香、18位中田花奈、19位斉藤優里、20位永島聖羅と続きます。
ここで考えたいのは、なぜ「1期10」とそれ以外で、握手会人気に大きな差が出来たのかという点です。
乃木坂メンバーは美人揃いで、ここまでルックスレベルが高いと、誰が一番美しいかは、見る側個人の好みになるので、順位を付ける意味がありません。
ところが、白石麻衣や橋本奈々未は、高山一実や永島聖羅より美人であるという見方が、なぜか広く流布している。
これは、絶対的な尺度で、まいやんとななみんが、かずみんとせいらりんより美人であるというより、白石、橋本がグループ内で「美人」という役割を担っているからだと思います。
普通の女子高でもよくあると思うけど、同じメンバーで長く一緒に活動していると、「美人」を担うヒロイン役、面白いことを言って場を盛り上げる役、自由気ままに振る舞って「マイペース」と目される役など、さまざまな役割分担が発生します。
乃木坂の場合は、運営が清楚でおしとやかな美人をグループイメージに設定して、白石麻衣や橋本奈々未を早くから中核に据えたため、彼女たちが望むと望まざるに関わらずヒロインを担当することになった。
一方、高山一実や永島聖羅は、グループ内のムードメーカー的な役割をこなしていたので、「お笑い」担当の役を任されていった。
その結果、ヒロインに抜擢された中核メンバーは、ファンからも美人の主役と認められ、それ以外のメンバーは、ヒロインほど美人ではない脇役という暗黙のポジションが与えられてしまった。
そして、ヒロイン役のメンバーには、ドラマのヒロイン役やファッション雑誌のモデルなど、「美」を強調するタイプのメディア展開が用意され、一方、高山一実や永島聖羅は、バラエティ番組やラジオのMCなど、「笑い」を中心としたメディア展開を行なうことになった。
これらは、あくまでグループ内の役割分担であって、白石麻衣が「絶対的」に高山一実より美人ということを意味するわけではないのだけど、作られたイメージというのは強力で、時を追うごとに、「美人の白石、お笑いの高山」が固定されてしまった。
ただ、多くのファンが直接会いたいと思うのは、美人のヒロインであるため、グループの主役を任されたメンバーは、順調に握手会人気を伸ばすことに成功。
一方、高山一実は、バラエティで活躍すればするほど、ファンが「お笑いの高山」というイメージを固定化して、ヒロイン役から遠ざかり、CDセールスが伸び悩むという、シビアな現実に直面しているのだと思います。
個人的に、ライブなどで直接メンバーを見て、あまりの美しさに腰を抜かしそうになったのは、高山一実で、乃木坂No.1のルックスだと思っていますが、「お笑い」モードで振る舞うことが、テレビなどでの基本姿勢になっていて、その「美人」が生かされず、逆に、グループの盛り上げ役という立場を日々強化している印象を受けます(笑)。
ちなみに、No.2の美人は、永島聖羅じゃないかと(笑)。
また、黙っていれば、絶世の美女の部類に入る能條愛未と川後陽菜も、「お笑い」担当路線を突っ走っていて、『乃木どこ?』最終回の司会を任されるほど、活躍しているのに、握手会人気はなかなか伸びてこない。
一方、齋藤飛鳥と星野みなみは、以前は、年少組の「アウトサイダー」的な位置を占めていたのだけど、最近、グループへの関わりを強めていき、徐々に次期「ヒロイン」的な役を任されつつあり、それと同時に、急速に握手会でのセールスが伸びてきました。
握手会での人気は、塩対応、神対応など、ファンとの接し方に左右されるだけでなく、こういったグループ内での役割分担が、相当に大きな影響を与えていて、乃木坂物語のヒロインとして「主役感」溢れるメンバーにはファンが集まり易く、「盛り上げ役」を担っているメンバーは、ファンを呼ぶのに苦労する傾向があると思います。
個別握手会というのは、極めて特殊なイベントで、グループ内での役割分担や、運営の推し具合など、さまざまな因子によって、人気が左右されます。
従って、そこでのCDセールスは、各メンバーの人気を測る一つの指標といった程度に捉えるべきなのだけど、乃木坂の運営は、握手会人気こそ全てとばかり、ほぼ売り上げ枚数に従って、選抜メンバーを並べるので、ヒロイン役はよりセールスを伸ばし、そうでない役はさらに伸びなくなっていく。
「1期20」メンバーで個別握手会人気が伸び悩んでいる場合、こういった構造的な問題が背景に存在することがあると思います。
グループ内での役割分担に従って、ヒロイン以外の役で頑張ると、かえって握手会成績が落ちる可能性がある、そのことを無視して握手会主義を続けていたため、今の乃木坂は、ヒロインばかりの選抜になってしまっています。
そして、その弊害が端的に表れたのが『乃木どこ?』の終了だと思います。
ヒロインしか出て来ない舞台が面白くないように、ヒロインしか出て来ないバラエティが受けるわけがないんですね(笑)。
四番バッターばかりのチームや、エースばかりで中継ぎのいないチームが強いわけがないのと同じです。
むしろヒロインなんて、少数いればいいわけで、能條愛未、川後陽菜、永島聖羅をレギュラーにして、高山一実と番組の中心メンバーにしていれば、もっと違った展開になっていたかもしれない。
さらに、乃木坂というグループが、シングルを50万枚以上売り上げるのに、閉塞感が常に漂うのは、優等生のヒロインばかりを集めて、個性的な脇役を重視してこなかったため、物語に膨らみがなく、単調になっているからだと思います。
例えば、高山一実が「やっぱり結局、高山一実」というTシャツを着て、中心でブイブイ活躍するようなグループになれば(笑)、どこか息苦しい閉塞感を吹き飛ばして、一般層から幅広く支持されるアイドルへの道が開けるんじゃないでしょうか。
AKB48の運営は、ヒロインではない役の重要性をよく認識しているようで、指原莉乃を中軸に抜擢しているのは、その典型例でしょう。
さっしーは「美人」担当ではないと思うけど(笑)、彼女の面白さに、グループ存立の一端を置いていて、アイドルに何が必要なのか、よく知っている気がします。
そして、総選挙でも、握手会でも、指原莉乃が良い成績を収めるのは、AKB48ファンが、そういったヒロイン以外の魅力を、賛否両論ありながらも(笑)、どこかで了解しているからだと思います。
生駒里奈の個性、高山一実の個性、永島聖羅の個性、中元日芽香の個性。
綺羅星のごとく輝く、乃木坂メンバーの多様な個性を、「美人」グループという無個性なタイトルで、覆い隠さないで欲しいですね。
最後に、二期生の握手会人気を、完売部数順に見ておきましょう。
(表2) 11枚目「命は美しい」個別握手会第12次応募終了時点における二期生の完売部数による順位表
凡例
完売部数/担当部数 (完売率) メンバー名
[01] 09部/22部 (0.41) 堀未央奈*(3)
[02] 03部/16部 (0.19) 北野日奈子
[02] 03部/06部 (0.50) 佐々木琴子
[04] 02部/16部 (0.13) 新内眞衣
[04] 02部/10部 (0.20) 伊藤かりん 山崎怜奈 渡辺みり愛
[04] 02部/06部 (0.33) 鈴木絢音 寺田蘭世
[10] 00部/12部 (0.00) 相楽伊織*(3)
[10] 00部/06部 (0.00) 伊藤純奈
個人完売率50%でトップの佐々木琴子が存在感を増しています。
アンダーライブの舞台でも、傑出したオーラを発揮していて、琴子が選抜入りする可能性は、決して小さくないという雰囲気になってきました。
二期生に何枠割り振られるのか、その辺で大きく変わってきますが、12枚目では、初選抜メンバーが出現しても、全然不思議ではない状況だと思います。
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// 注目の乃木坂メンバー出演予定番組
====== 4月 (April) =====
スカパーでは、乃木坂関連番組が多数用意されているようなので、視聴可能な方は、以下のページをぜひチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ
4月26日(日) 21 : 00 ~ 日テレ『行列の出来る法律相談所』
生駒里奈が出演。
番組公式サイトの「次週のトラブル」ページ
4月27日(月) 20 : 00 ~ テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
高山一実が出演。カンニングの竹山隆範が先生として登場、借金の怖さを語るそうです。
『しくじり先生』番組公式サイト
[CS] 4月28日(火) 20 : 30 ~ 21 : 00 スペースシャワーTV『乃木坂46 MUSIC VIDEO SPECIAL』
多分、MV特集(笑)。
スカパーの乃木坂関連ページ
4月30日(木) 21 : 00 ~ NHK BSプレミアム『キワミコトノハ得心寺』
高山一実が出演。内容はさっぱり分かりませんが(笑)、かずみんのブログによると「出演者方が皆さんBIGな方」だそうです。ところで高山さん、ブログに出演メディアの告知を書くときは、出来るだけ最初の方、少なくとも「comment answer」の前に入れた方が、効果的だと思うよ。
高山一実の2015/04/20_23:12ブログ
# CSでは、同じ番組を何度もリピートして放送することが多いので、ご注意下さい。
// 過去の記事を読みたい方へ
2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)
2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)
2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)
// 星野みなみの溢れる魅力
7月18日14:18 星野みなみ
乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える
乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
さらに詳しく
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー
// 特集ページ
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています