７日に藤岡で開催された農政懇談会に参加した。吉井町、上野村、藤岡市から農家の皆さんに参加いただき、県議会議員との懇談会。
相変わらずの農業を取り巻く状況の厳しさを、改めて認識する場となった。ネコ目農政と言われる行政施策に振りまわされ、今またグローバル化と自由化に苦しんでいる。
アベノミクスが喧伝される中で、円安で重油は値上がりし、収益はますます減少でいいことは全くなしの農業だ。
懇談会でも出された後継者不足に対する答えはと問われ、言葉もない。食べていけない農業、継承していくなんて子どもはいるわけもないのだ。
６次産業化、販路拡大、技術、燃料代支援など、なすべきことはたくさんあるが、どれもこれも中途半端となっており、農業者のみなさんに会わせる顔もないのが現状だ。
しかし、依然として食糧自給率は４０％を切っている中で、世界的な食糧不足が叫ばれている中で、日本農業の再生は、日本の安全保障の根幹である。
農業は、取り組むべき最優先の課題であることは間違いないのだが…。ひとつ、ひとつクリアーしていくしかない。農業者のみなさんの顔を浮かべながら…。
昨日は、あいさつまわり、新年会。