かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2014.2.10 「あぶさん」完結

2014-02-10 01:11:42 | インポート
     

ビッグコミックオリジナルで41年間連載していた、水島新司の「あぶさん」が完結した。

最近はコンビニや本屋でマンガを立ち読みすることも少なくなり、毎号購入していたビックコミック、オリジナル、スぺりオール、週刊漫画に手が伸びなくなっていた。とにかく老眼がダメージになっている。

それはともかく、「あぶさん」が終わってしまったのは淋しい。

水島新司といえば野球マンガの大家、「男どアホウ甲子園」「野球狂の詩」「ドカベン」などである。

私としては、買っては読み、買っては読みの連続だった。特に藤村甲子園の「男どアホウ甲子園」の剛球一直線は感動的であった。甲子園を目指していた私にとっては、野球マンガのバイブルだった。

最近は読みたくなる野球マンガもなくなり、まったくマンガに手が伸びない。そんな中の昭和48年から連載が始まった「あぶさん」の終わり・・・。

「あぶさん」は当時、マイナー球団になってしまった南海ホークスと主要のパリーグに光を当てた野球道のマンガだった。

あぶさんの連載の始まったあの時代は、日本が豊かになっていくが、何か「詩」的な空間があった時代であった。

「言葉にならない空間がある」「行間を読む」、言わば表現できないものを表現し、表現はされていないが、それを想像するというか、何とも言えない空間である。それが淋しさ、侘しさ、希望であったりする。

現代のようなインターネットで表出される「アッケラカのカー」の対極にあるものだったような気がする。

まあ、昔を懐かしんでもしょうがないが、「あぶさん」の完結は「何かの終わり」であることは確かである。

昨日は後援会発足会、幹事会。