2013.2.6 無力

高崎でお世話になっている製造業の社長さんたちと、お話をさせていただいた。相変わらずの厳しい経済状況である。

仮想現実としてつくられた円安と株高は、全く中小企業経営に関係ないと言い切っていた。

いいものを作っても売れない、自らの製品が売れないこの状況にイラ立ちを募られているのである。

私から見ても、この会社の製品は独創的でスキルが高いのは間違いないのである、しかし売れない。

日本の製造業は、世界の中で生き抜いていくためには、イノベーションを通じて新しいマーケットをつくりだしていくしかないのだが・・・。

自らの無力にさいなまれつつも、群馬県の産業政策の行き詰まりに泣きたい心境である。