小林禎仁(こばやし ていじ)さんの「ぼくはバス停」「吉井町の境界を歩く」「道の風景」の3冊を見て、読みました。吉井町の30年前の風景を小林さんの写真と珠玉の言葉で綴った本です。
小林さんは昭和8年生まれ。昭和23年に吉井郵便局に入局し、昭和61年に同局を退職。郵便局職員として吉井町の隅々を歩き、見てこられた方です。
どのページを開いても私が子供の頃の記憶がよみがえる懐かしい写真の数々です。
桑畑、田んぼ、農村地帯であった吉井町。30年経った今、さらに変わりゆく吉井町。私たちは変わりゆく吉井町、記憶の中の吉井町をしっかりと噛みしめながら、私たちの意志で、自らの力で高崎市との合併に踏み出した。
小串から多比良方面を望む
吉井町で生まれ育った人も、途中から吉井町住民になった人も、みな吉井町を少しでも良くしようと、ともに進んでいる。
小林さんの労作、すばらしき吉井町の数々にほんとうに感謝です。
小林さんの3冊の本を思い浮かべながら、昨日は吉井町歩け歩け大会に参加し、吉井中央中から牛伏山までの往復13kmを完歩しました。
参加者300人。子育て世代の父母の方々などの様々なみなさんと、吉井町の未来についてたくさん語りあうことができました。
午前9時出発、午後3時終了。疲れました。いっぱいの話しでお腹いっぱいです。