かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2008.11.1 中村のりお県議 議員日記を   読む、視る。

2008-11-01 20:53:09 | インポート
       
         上毛新聞社発行 「議員日記 第三巻 -激動の群馬-」

中村紀雄群馬県議会議員の「議員日記-激動の群馬-第三巻」を購入し読ませていただいた。

中村県議は、県議会議長を歴任した大ベテランの先輩県議です。中村県議は平成17年5月より自らのホームページの「日記」を毎日書き続け、セレクトしたものを出版したのが「議員日記」です。

今回が三巻目となっています。私も下手なブログを始めて五ヶ月。中村県議の議員日記はかかさず拝読させていただいております。その格調と見識の高い文体は県議のブログの中でも群を抜いています。

中村県議と私は政治的立場は異なりますが、ブログを読ませていただくと中村県議のリベラルな政治思想に共感することが大いにあります。

たとえば憲法の問題。2007年5月24日(木)発信の「憲法の問題で意見が寄せられた」では「だが一番重要なことは、たとえ与えられたものであっても、その中味が日本のために良いものかどうかである。

日本国憲法は、素晴らしいものである。それは、前文にもある通り『人類普遍の原理』に基づいたものだからである。憲法制定時は、新憲法があまりに理想的であるため日本人は、面食らったと思う。

しかし、制定後六十年がたって、日本国憲法の理念は、現実的な光を放ち世界に誇るべき重みを持つに至ったと思う。だからアメリカから与えられたものだから変えろという理由は成り立たない。」


と、戦後憲法擁護の立場を明確にしています。

さらには、死刑廃止についてです2007年12月21日(金)発信の「死刑停止の国連決議と團藤重光博士の見識」で、中村県議が東大在学中に教えを受けた團藤教授(後に最高裁判事)の語る、新聞での死刑廃止論の発言を紹介しつつ、死刑について慎重であるべきとの自らのお考えを強くにじませている。

2007年11月12日(月)発信でも「鳩山邦夫とはどんな人物なの?」の中でも「死刑は国家が人の命を奪うものだ。法律で決められているとはいえ、機械的に扱ってはならない。」鳩山邦夫法務大臣(当時)の死刑執行するには法務大臣の署名が不要との発言に苦言を呈している。

こうした中村県議が10月30日(木)のブログ日記「68回目の誕生日を迎えて思うこと」の中で、群馬県議会の現状について、かつての県議会は「長老支配の訳の分からぬ世界で人間的に未熟な私は、途方に暮れることもあった。」しかし「最近の県議会は随分変わった。世の中の変化が議会を変えたのだ。」と。

私も県議として微力ではあるが県議会を変える1人でありたい。

(読者に感謝)でしめくくる中村紀雄県議のご活躍を期待しつつ、私たち若手県議へのご指導をお願いいたします。

昨日は吉井町内中山峠内交差点で早朝街宣。

町内をニュースを持ってあいさつまわり。午後は斎藤軍雄吉井町長と高崎合併にむけての意見交換。