かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2008.11.14 定額給付金より、制度・政策の  転換を

2008-11-14 04:19:33 | インポート
1人あたり一律12,000円の定額給付金の評判が悪い。世論調査でも反対の声が圧倒的である。

実際、選挙区内を歩いていても「消費税を上げられて12,000円もらってもしょうがない。」「今の12,000円より、年金、介護、医療、教育などに充てる財源にして欲しい。」「こんなので景気回復するわけないだろう。タンス貯金に一直線だ。中小企業支援に充てて欲しい。」などの声が圧倒的です。

麻生首相は、高額所得者に自発的に辞退をとの案を提示したが、与謝野経済財政担当大臣から「それは制度じゃない。あり得ない。」と一括された。当然である。

国民のみなさん視点は「将来に対する不安を解消してほしい。」これが最大の要望ではないか。

年金にしろ、どんな課題でも制度改正、政策転換で将来の不安、暮らしの不安を取り除くことが政治の役割ではないか。

麻生首相は、やっぱり普通の国民の意識を全く掴めていない。秋葉原に行ったり、大学生と一杯飲むパフォーマンスは、首相の深みのなさを逆に明らかにしてしまう。

金持ち目線の施し政治では、日本は悪くなるばかりだと思う。