山浦清美のお気楽トーク

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「どうするの一票の格差待ったなし」

2012-02-24 | 川柳

 民主党案の0増5減の対象の一つとなっているが、我が佐賀県の選挙区です。それについて私自身は何ら反対するものではありません。持論として一票の格差が2倍以上になれば法の下の平等に反すると考えますので、これを是正するのは当たり前のことと考えます。

 しかし、小選挙区制度をとる以上、一票の格差は永久に無くなることはないものと考えられます。以前の中選挙区制度においても一票の格差が問題となっていたような記憶があります。それに小選挙区では、死に票の問題も発生します。一票でも多く獲得した候補者が当該選挙区の代表者となります。別の候補へ投票した選挙民の意思はどうなってしまうのでしょう。当選した当初は「反対票の重みを重く受け止め・・・」と殊勝なことを言いますが、その後の言動をみるとそんなこと言ったかなーみたいなことが往々にしてあります。これも一種の一票の格差と言えるのではないでしょうか?

 私は、国会議員は一地方の代表者ではなく、天下国家を論じるものとして全国を選挙区とした比例代表制で選出すべきものであると考えます。一選挙区ならば、そもそも一票の格差は生じません。

 ゲリマンダリングという言葉がありますように区割りは利害関係が絡みますので、簡単に結論が出るものではありません。第三者機関などで、バッサリと斬り捨てるような手法を取らない限り、まさに「会議は踊る」こととなり、永久に議論するはめになります。このような不毛な議論に無駄な時間を浪費するのは、如何にもモッタイナイではありませんか。「他にやることが山ほどあるでしょうが」と言いたい。

<参考>  「議員定数削減の是非」「議員定数削減」「議員定数削減と選挙制度改革(一票の格差是正)」「議員定数削減と選挙制度改革(一票の格差是正)-その2」 


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