小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

日蝕当日あー雲が・・・・

2010-07-11 23:42:00 | 日蝕観望
2010/07/11(日)
 翌日朝から快晴。絶好の観測日和と成りました。大学を宿舎にしていた色々なツアーの参加者の欧米人のグループは空港近くで観測を予定して、早朝から出かけて行きました。秦さんもこのトラックバスに同乗して空港に向かいました。後の半分の人達は大学構内のサッカー場で観測していました。阪急旅行社のグループもここに残りました。私も、慌しく移動するのも嫌だったここに残りました。しかし東に開けてサッカー場は海風が強く、撮影に風の影響を受けやすいので、環礁の内側の風陰で一人で見る事にしました。

        早朝は快晴
 第一接触が始まる7時30分より5分刻みのインターバル撮影を開始しました。初めは雲は有りませんでしたが、8時近くからポツリポツリとした雲が現れ、強い風に乗って流れてゆきました。流れの方向を見て、東の方向に現れる雲に注意して撮影を続けていました。8時20分頃東の空にかなり大きな雲の塊が現れ、流れの方向から丁度皆既時間帯に太陽に懸かるのではないかと思われました。案の定99%を過ぎダイヤモンドリングになるのが早いか、雲の中に入るのが早いかと言った具合に成ってしまいました。

       開始後10分経過

        15分経過

        23分経過

        47分経過

        1時間経過

       1時間12分経過

       1時間16分

        皆既直前
 ダイヤモンドリングに成った時はすでに雲の中。それでも雲の縁で少しは見えていました。しかし皆既状態になった頃から、厚い雲の中。コロナも見えませんでした。あーあ何て事!?雲の塊は長く中々次の晴れ間に入ってくれません。ようやく次の晴れ間に近く成った時には次のダイヤモンドリングを過ぎていました。結局この少し大きな雲の塊が過ぎ去ってから、段々雲が無くなり最終の第四接触まで晴れの領域に成っていったのです。その後一日中雲ひとつ無くなる快晴の一日でした。



         皆既中

     一瞬間雲間から現れた

         皆既後30分
 何のことは無い、丁度日食の肝心の皆既時間帯に合わせるように雲が出てしまったのでした。しかしこの雲も局所的な塊でしたので、空港方面や他の場所の雲の切れ間に入ったところでは、見れたのでした。ただ大学付近が丁度雲の影だったのでした。
 今回第十回目でしたが、去年のトカラでの日食観望から、島での日食はついていませんでした。
日蝕は10時過ぎには全て終わり夕方の便までかなり時間があった。Otepa村まで散策した。村では元気な子供達に出会った。夕方ハオ大学前のビーチ脇の家族がゆっくり休日を過ごしホームパーティをしていた。行って見たら私も仲間に入れてくれ、ココナツケーキやワインを御馳走に名たった。ここでノンビリしていたので空港に行くバスに乗り遅れ、大学のスタッフの車で空港まで送って貰った。

       元気な村の子供達

        陽気な家族と
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