小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

生きるのは大変

2008-01-17 23:05:22 | トレッキング
2008/01/17
 放し飼いの犬が多い事は既に述べましたが、正確には飼っているのでは無くて、勝手に居ついでいると言うのが本当の様です。従って餌を貰える訳ではなく、自分で見つけなければなりません。町場の食べ物が豊富な所ではおこぼれに与る機会も多く、肥満気味の犬も居る。しかしこの山地の村の犬はそんな機会は少なく、皆痩せこけています。
 食事時に成ると逸早く匂いを嗅ぎ付け、テーブルの下に集まって、おこぼれの落ちて来るのを待っている。パンの一かけらでも先を争って食べる。そんな量で決して空腹を満たせるとは思い無いのだが。従って食べられる物なら何でも、トウガラシでも厭わずペロリと食べてしまう。テーブルの上に残した物などは、人が居なく成ると上に乗って食べてしまう。とにかく食べる事が生き残る道なのです。
 夜になるとかなり冷えて10℃位に成ります。犬も流石に寒いらしく、焚火の残り火の周りで丸く成って寝ています。シッポや髭が焦げそうに成ってもおかまい無しです。日中に成れば逆に暑さが厳しく、日陰でハアハアしています。人も生きてくには厳しい環境ですが、犬に取ってはそれ以上に過酷な世界なのです。
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