青森・岩手県境に産業廃棄物を不法投棄された現場は、長い年月と莫大な費用を投じて再生への
取り組みが行われている。 県が実施している現場見学会に参加した。
青森県側の 11ha の全容。 廃棄物は全量撤去されて地山が現れている。
見学者はヘルメットと防臭用マスク着用。 現在はほとんど臭わないが、以前は
ひどい悪臭だったと言う。
奥の3棟の建物が廃棄物選別ヤード。
廃棄物を大きさ別に3種類に分別。 ここから運搬車で搬出される。
投棄現場の少し下に、浸出水処理施設。 浸出水貯留池。
廃棄物に触れて汚染された浸出水は、貯留池に導水し、処理施設で汚染物質を
除去して放流する。
行程が多い処理フロー。 施設内部には各種の設備が並ぶ。
処理後の水を入れた水槽で泳ぐウグイ。 見学中、唯一ホッとする場面。