ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

錦秋

2012年10月21日 | 日記・エッセイ・コラム

遅れていた紅葉が、標高1000m辺りが盛りとなった19日、八甲田山に初冠雪。

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           翌日の朝、大岳、井戸岳、赤倉岳の山頂が白い。

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  グダリ沼の上に石倉山。       バイカモの花期は長いが、今は見られず。

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           松森(804m)から展望する高田大岳、雛岳

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  小さな山頂は黒森(1022m)。 針葉樹は松森の岩場に群生するコメツガ。

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 赤沼の水面はさざ波で紅葉が写らず。 ツリガネタケ、 期待したナラタケはなし。

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       赤沼の水量が減っていた。湖岸の露出が美観を損ねる。

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        初冠雪翌日は晴天で、午後には大岳の雪が消えた。



























爬虫類

2012年10月17日 | 日記・エッセイ・コラム

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  2匹が絡み合っています。カナヘビの交尾かと思ったが……

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  一匹は他方の尻尾を咬んでいます。咬まれた方はしきりにのたうちます。

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  そのうち、尻尾が切れました。カナヘビはトカゲの尻尾切りの技で遁走。

  切れてビクビク動く尻尾をのみこんでいるのは蛇でした。

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  真っ直ぐになると、 体長20cmほどの蛇の子供、 赤マムシか?

  蛇は予想外の大きな獲物を呑むが、自分の体と同じくらいのものを呑み込める

  とは思えない。尻尾が切れたので獲物にありついた。 

  子供ながら大人のカナヘビに立ち向かうとは立派。

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  砂防堰堤に上がろうとしたら先客がいた。 こちらは立派な体格の黒マムシ。

















ムカゴ

2012年10月15日 | 日記・エッセイ・コラム

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          沢の斜面に一面のミズ(ウワバミソウ)

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  秋にはムカゴが大きくなる。 雌雄異株のウワバミソウの花は地味で目立たず、

  種子は1mmほどで目につかない。 代わりに栄養繁殖する器官として茎の

  節が肥大したのがムカゴ。

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  茎との間に離層が形成されて容易にちぎれる。 この部分を採取。

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             調理すると特有の歯ごたえの味。














ナラタケ

2012年10月11日 | 日記・エッセイ・コラム

  最もポピュラーなきのこ、ナラタケ(サモダシ、カックイ)も発生してきた。

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  沢の周辺は湿気があるので、雨が少なくても低温になれば発生する。

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  きのこ採りは、採れた場所を ”決して、誰にも教えない” とよく言われるので、

  敢えてこの場所を記す。

  月見野森林公園の奥に続く林道の終点から、山道を1時間ほど歩いた周辺。

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  今年、林道の途中で土砂崩れがあり、車はその手前まで。 そのため、片道2時間ほど

  歩くことになる。

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  例年、林道終点に数台の車が停まっているが、今年は土砂崩れの手前に1台だけ。 

  そのおかげで、手つかずにありつけた。 写真を撮る余裕もあった。





















きのこ

2012年10月09日 | 日記・エッセイ・コラム

  残暑と少雨できのこの発生が大幅に遅れていたが、ようやく出てきた。

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               松林に群生するイグチの代表アミタケ

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  イグチの仲間は見分けが難しいものがある。 ヌメリイグチとチチアワタケは

  松林に生え、足のツバの有無で区別。

  同じような姿で唐松林に生えるのはハナイグチ(ラクヨウキノコ)。

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  イグチ類をそこそこ、 ナラタケとブナハリタケを少々収穫。