眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

【創作note】共に悩もう 

2020-12-09 00:06:00 | 【創作note】
手のひらでペンを回すように
楽に扱えたらいいのに

ここにある
僕の体は常に強ばっている
楽に思える場面は少しもない
持っているだけで疲れるし
キープし続けるのは大変だ

「失いたくない!」
という一心で
ドリブルをしている

2人、3人に囲まれた時の僕は
ほとんどパニックの中にいる

「おーい! ……」
向こうの方で誰かが何かを言っている
仲間か? 敵か?
わからない
人の声を聞き分ける余裕なんてない

敵を欺きたくて僕は強気を装う
「失いたくない!」
僕のドリブルは正確にボールに伝わらない

(もっと楽にいきたいな!)

気づいた時には
ボールもみんなの信頼も
失っている

「ああ、疲れたな」

それにしても驚くほどの時間が経っている

もう冬になったの


何か描きたい気がしたのだが

何も描けなくて どんどん形が壊れ
色が重なって みんなくっついて
ただ 変な色の壁ができる

結局 何も描かなかったみたいになっている

空しい時間の使い方

なぜ こんなに
キャンバスは小さい


「あれだけ弾けたら楽しいだろうね」
 彼女がそこに到達するまでには苦しい助走もあったのだろう。ほとんどの人は、楽しくなる前にやめてしまう。そんなことをしなくても、他に楽しいことはいくらでもある。(何を好んでそんなに苦労するのか)
 だが、そうして得られる楽しさは、その辺に転がっていて容易に手に入るものとは、どこか違うのかもしれない。


 不意に訪れるUMAが、自信、興味、関心、諸々のモチーフを奪い去って行く。もう何もない。(最初から何もなかったようにさえ思えてくる)何も閃かない。閃かないからつまらない。だけど、ここにいよう。ここに留まって、何かを待つとしよう。今できることは、ただ眠ることだけだ。


「いつか見返してやるからな」

書き置いた断片との再会
自身との約束を果たす時

これは?

仮名なの ローマ字なの
今となっては……
ワードは当時の自分が抱えていた問題/恋情に紐づけられていた

(君と僕とのワンタイムパスワード)

約束には期限があったのだ


 ずっと悩みながら、考えながら、生きていくのだろう。


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