眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

いるのでしょうか

2018-03-20 00:16:30 | 短歌/折句/あいうえお作文
少し暖かくなってきました。クローゼットを開けて冬の服をみんな片づけてしまったという人もいるのではないでしょうか。クローゼットを開けたら見慣れない服が入っていて、試しに袖を通してみたという人もいるのではないでしょうか。クローゼットに片づけたと思ったら突然寒さが帰ってきて、大慌てでクローゼットを開けて片づけたばかりの冬服を引っ張り出したという人もいるのではないでしょうか。

もう片づけようと思って炬燵を開けたら猫が居座っていたという人もいるのではないでしょうか。炬燵で猫と一緒に眠っていたら、突然目覚めた猫に顔を踏まれて痛い思いをしたという人もいるのではないでしょうか。炬燵にずっといたら暑くなってきたので、火星に向けて飛び立ったという人もいるのではないでしょうか。世の中に住みにくさを感じて、たまらず火星に向けて飛び立ったという人もいるのではないでしょうか。一足先に火星に飛んだ猫を迎えに行ったら、猫はもう地球に帰った後だったという人もいるのではないでしょうか。もう炬燵なんて片づけなくていい、やっぱり家がいいという人もいるのではないでしょうか。

クローゼットを開けたらライオンが出てきたという人もいるのではないでしょうか。クローゼットから飛び出してきたライオンから逃げている内にどんどん足が速くなって、気がつくとアスリートになっていたという人もいるのではないでしょうか。
色んな人の身になって考えている内に、自分自身を見つけ出したという人もいるのではないでしょうか。いかがでしょうか。


危惧多き
世界の中で
気まぐれな
例文に触れ
今を消し去る

折句「キセキレイ」短歌

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