眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

あの日の「ね」

2011-10-28 00:31:14 | ショートピース
一つ二つと手は米粒を拾った。三つ拾おうとすると最初の一粒が零れ落ちた。手は何度もやり直してみたが、拾い切ることはできないことを理解した。「また来るからね」手は僕を見下ろしながら、そっと言った。(いつになるかわらない)あの日の「ね」を信じて僕はずっと待ち続けている。#twnovel



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