眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

誰もいない指定席

2023-04-19 04:49:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
風穴を僕に残して過ぎ去った転校生は初恋の人

「指定席?」当惑しつつ去って行くここは特急おき1号車

創作が指と脳との競争に変わる夕暮れサイバーパンク

共感に一番遠い場所にある読点きみのため息で飛ぶ

琴線に触れる言葉をたずねればいつもの空に浮かぶ広告

つかれたとあなたがいった教室の窓に風船どこからきたの

「空いてます?」鞄を置いて去って行くカフェは1つの椅子取りゲーム


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