眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

急行蕎麦屋(アクロスティック)

2018-02-12 04:34:25 | 短歌/折句/あいうえお作文
駅ナカの
お蕎麦屋さんで
丸七年
一味をかける
朝世知辛し

折句 短歌「エオマイア」

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Unknown (sure_kusa)
2018-02-12 10:30:29
立ち寄る駅ナカのお蕎麦屋さんは、きつね蕎麦で朝は始まる
かっぽう着と銀歯のかわいいおばちゃんが2人、地元東北弁でペチャクチャと無口の客の頭の上で世間話に華が咲く
大雪の朝、かっぽう着のおばちゃんが一人で忙しそう
「 今日は昼で早引きしようと思ったけど相方が休みなんでねぇ 」
次の日、かっぽう着のおばちゃんは又一人でせわしそう
「 今日は朝から休もうと思ったんだけど相方が休みなんでねぇ 」
それが3日続いて4日目店はシャッター、5日目店にはベニヤ板
6日目と7日目は知らないが8日目の晴れの朝、白地にゴシックの黒字で「 テナント募集中 」の大きな看板
朝のきつね蕎麦は今日も食いそびれた
そうだ駅前のコンビニで筋子のおにぎりを買おう
_____

喧騒の中いくつもの足音が行き交う哀愁ある駅ナカの中通り この折句に拍手です!
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Re:Unknown (ロボモフ)
2018-02-12 12:00:59
その土地特有の言葉に触れると、同じ言葉のようでどこか違う、所々はよくわかりまたある部分では全くわからなくなるというように、何か奇妙な感覚を味わうことがあります。完全に意味がわからないのに、喜怒哀楽的な部分だけは妙に伝わってくるという場面もあります。
その内に行こうと思っている間に、気づくと店が畳まれてしまっていたり。あるいは、通い始めてようやくお気に入りの場所を見つけたと思った途端、閉店のお知らせを聞かされることになったり。いずれも寂しい場面ですが、そのような経験をする度に、あり続けるというものは存在しないという、言ってみれば当たり前の事実を学ぶばかりです^_^
コメントありがとうございます!
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