眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

闇の缶詰

2015-04-10 04:17:30 | ショートピース
缶詰の中から生まれ出るファンタジーを信じて閉じこもった。一度入ればどこにも出口はないことはわかっていた。今までの記憶と想像を融合して世界を広げるしかない。蓋は誰かによって開けられる。それは一度だけのチャンスだ。一瞬の美しさのために、私はいま全力でここに閉じこもっている。
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