スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

吟道の雅号と出世魚のこと

2015-06-05 17:02:21 | エッセー「吟詠五則」等知恵袋

私が所属している詩吟の会では毎年6月は昇段審査の時期です。

ちなみに詩吟昇段審査は年2回で後半は12月です。

詩吟の雅号は出世魚みたいに雅号が変わっていきます。

出世魚で典型的・代表的な魚は「ブリ」ですよね。

ブリの幼魚時代は「ワカシ」から始まります。

次は「イナダ」、その次は「ワラサ」、そして最後が「ブリ」です。

私たちが趣味で東京湾、相模湾で釣る場合は「イナダ」の時ですね。

「ブリ」になると大物過ぎて、釣ることが出来るのは漁師の方々でしょう。

 

吟道の雅号は、一文字が自分の名前から取り、段位の上昇と共に変わっていきます。

私は「指方順一郎」ですから、雅号は「指方順吟」から始まります。

次は「指方順洲」、

そして「指方順水」、

「指方順城」、

「指方順祥」、

「指方順龍」と出世していき、

最後は「指方龍順」という雅号になります。

雅号は一般的に師匠から一文字譲り受けるとも言いますが、

師匠は「龍神」先生でしたので、私たち弟子は長い年数に渡り

修練を積んでやっと「龍」の一文字を譲り受けるわけですね。

それぞれの雅号は段位と直結するわけです。

段位は詩吟が上手になったから上がるのではなく、

修練の経緯・年数・努力が最も大切と教えられました。

ちなみに私の雅号は現在「指方順龍」です。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 再び「礼節」のこと。(日本吟... | トップ | 雅号と修練年数、段位の関係 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

エッセー「吟詠五則」等知恵袋」カテゴリの最新記事