私事ではありますが、
終演の際一般席に私は友人の顔を見つけ聴吟のお礼に出向いた所、
逆に彼のほうから「初めて詩吟に触れましたが、決してお世辞ではなく、
詩吟そのものもシナリオも舞台演出も入場前に想像していた何十倍も素晴らしいと感動しました。」
と申し述べられました。
私は「感動しました」と聞いて、
日頃から詩吟は聴いて頂く方に「感動を与えるものでなければならない」
と言っていた手前落涙を禁じ得ませんでした。
大会時の名吟と懇親会時の美酒に酔い心地良い気分の高揚の中で、
翌日の新聞記事に
『吟道が日本伝統芸能として教育に取り上げられました』、
『吟界から人間国宝誕生しました』
及び『修神会が国民栄誉賞を受賞しました』
の見出しが目に飛び込み、万歳を挙げたところで眠りから覚めました。
この夢を正夢とすべく起床して身を引き締めました。
翻って修神元会長が日本吟道学院副総裁時代に制定された学院憲章の中にあります
『世界の平和と人類の福祉に貢献』と目指された言動を表敬致します。
戦後70年として議論されている諸々の中で
私たちは正に吟道の役割が重いことを再認識する次第です。
(指方順龍) 以上
以上で月刊吟道に投稿した原稿を4回連載でお届けしました。
本年のブログ記事はこれでおしまいです。お付き合いありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。
来年第1回は1月2日土曜日9時を予定しています。
次回からは新たなコーナーをお届けします。
以下の写真はおまけです。
この写真は私が脳卒中発症・退院後2~3年位経った時
友人と2人で京都1泊旅行した際のものです。
脳卒中発症しても前向きに・社会に参加せねばと思い直した原点です。
改めて、私を京都1泊旅行に連れ出した友人に感謝しました。
京都旅行写真もこれで終わりです。