スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

金澤芦漢(本名雅義)氏の紹介(タウンニュース伊勢原版2022.5.13より)

2022-10-29 09:00:00 | 他流の吟詠
前回のブログタイトルは、「昔ばなし構成吟 一寸法師」を聴吟しました、というタイトルでした。今回はこの発表サークルを指導されている金澤芦漢(本名雅義)氏を紹介したいと思います。

金澤氏との出会いは、令和元年神奈川県漢詩連盟主催創作漢詩講習会でした。数か月の講習会を経て、一緒に勉強した約20名(現在は約10名)で県漢詩連盟指導の基、令和会が組織され、2か月毎に漢詩を創作することになり、その度の講師による指導会でお会いし親交をあたためさせて頂きました。
金澤氏が詩吟師範でいらっしゃることは知っていましたが、具体的に公益社団法人関西吟詩文化協会所属され、東京芦孝会京浜スクールの指導講師をされていることを今回初めて承知しました。
また、添付しました2022年5月13日タウンニュース伊勢原版で金澤雅義氏の人となりを更に詳しく知ることになりました。厚木市の半導体工場でロボット犬アイボの目の開発に携わったとあり、数年のお付き合いに過ぎないのに思い当たることが幾つかありました。コロナ禍で創作漢詩会が対面開催出来ない時に真っ先にzoomオンライン会を提唱されホスト役をいつも担当してもらっています。創作漢詩会でのデジタル面リーダとして私たち会員全員が頼り助かっている次第です。「パソコン関連に困ったら金澤さんに聞けば」が会員の中で合言葉になっています。3年前のちょっとしたきっかけで覗いた創作漢詩からこの様なお付き合い迄発展していくとは、晩年になってうれしい限りですね。これからの詩吟談義も楽しみにしています。またこのブログに興味を示されたら、いつでもどうぞ。
添付したタウンニュース本文中で、金澤氏は詩吟について次の様に述べていらっしゃいます。
「格調高い漢詩を吟じることが出来るのが魅力。歴史の勉強にもなり、詩人の心意気から人生観を学べ、心が豊かになる」


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「昔ばなし構成吟 一寸法師」(関西吟詩文化協会 横浜市神奈川区役所)を聴吟しました

2022-10-22 09:00:00 | 他流の吟詠
一寸法師

   
1.先ず私指方龍順のこと
私は40歳頃開発本部勤務辞令を受け東京都大田区から神奈川県川崎市に勤務地が変わりました。自宅から通勤に際して距離的にはほとんど変わりませんでしたが、この転勤が詩吟との出会いのきっかけでした。ここで知己を得た総務部長古角安祥さんの一言「私は詩吟の師範位を取得した。指方君を弟子第1号にしたい」と。それから30年超、詩吟は私から切り離せないものになりました。師匠と呼んだ古角安祥さんの師範位は現在の公益社団法人日本吟道学院でしたのでその流派での修練になりました。他流の吟詠も聴く機会がありましたが、詩吟の源流は「木村岳風」師に行きつきますので違和感は少しもありません。

2.聴吟のきっかけ
令和4年9月26日(月)横浜市神奈川区主催「みんなの文化祭」の一コマとして「吟詠教室」発表会の聴吟機会を得ることが出来ました。この教室は公益社団法人関西吟詩文化協会東京芦孝会京浜スクール(指導講師金澤芦漢氏)です。普段から交流があります東京芦孝会の窪田萌照さんからの案内で、私は吟詠仲間3人で出かけたわけです。金澤芦漢氏とは3年程前に始めた創作漢詩の会で存じ上げていましたので、他流の発表会とはいえとても興味ありました。

3.昔ばなし構成吟 一寸法師
テーマは「昔ばなし構成吟 一寸法師」で、なんだか始まる前からワクワクしますね。約1時間の舞台では背景に一寸法師の映像とナレーションが流れ、その一寸法師物語にぴったり合う漢詩を会員の方が吟詠される訳です。
次の様な流れでした。
①童謡「一寸法師の歌」、②「春暁 孟浩然」、③「時に憩う 良寛」、④「偶成 朱熹」、⑤「壁に題す 村松文三」、⑥「勧学 陶淵明」、⑦童謡「一寸法師の歌」、⑧「親を思う 広瀬淡窓」、⑨「落花 徳富蘇峰」、⑩童謡「一寸法師の歌」

まさに一寸法師の生い立ちから始まり京での奉公の傍ら勉学に勤しみ、ご存知鬼退治をします。その後当家の姫君を娶り、故郷の両親の元に錦を飾り親孝行をする・・・めでたし・めでたし、という楽しいお話と童謡と詩吟。詩吟を昔話とコラボして皆さんに向けて楽しもうという所にとても好感が持てました。映像とナレーションを固定している為、詩吟がピッタリ合っていて飽きさせない1時間でした。
私も詩吟用舞台映像を手作りしていますので、とても参考になりました。詩吟は他流も改めて源は木村岳風師にたどり着くと思い直した次第です。
終わりの挨拶で、会長が「詩吟は心を
める伝統文化、芸能です」とおっしゃっいましたが、私も全く同意見でしたので嬉しく思い良い気持ちになって会場を後にしました。次回は公益社団法人関西吟詩文化協会東京芦孝会京浜スクール指導講師金澤芦漢さんを紹介をしたいと思います。


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大村龍喜さん独吟「壇ノ浦を過ぐ」(日本吟道学院全国吟詠コンクール決戦大会の一こま)

2022-10-15 09:00:00 | 絶句


令和4年10月12日に東京都江戸川区タワーホール船堀で、(公)日本吟道学院 日本吟道全国吟詠コンクール決戦大会 日本吟道名吟大会が開催されました。
今回は神奈川山梨地区から推薦された修神会 大村龍喜さん「壇の浦を過ぐ 村上仏山」を紹介します。
詩文は以下の通りです。
     壇の浦を過ぐ 村上仏山
魚荘蟹舎雨為煙 蓑笠独過壇浦辺
千載帝魂呼不返 春風腸断御裳川
大村龍喜さんの吟詠を聴きながら詩の心を感じます。
 作者は春雨に煙る壇ノ浦を過ぎて、源平合戦に、入水された安徳天皇を偲び弔いました。天皇はわずか8歳、「かけて知る御裳川の流れには波の下にも都ありとは」と詠んで、波の下に都があると信じて海に入水されたということです。(日本吟道学院吟道範典より転載)
決戦コンクールでの大村龍喜さんの吟詠を、じっくりとお聴き下さい。
下記のURLでどうぞ。
大村龍喜さん「壇ノ浦を過ぐ 村上仏山」(全国コンクール神奈川山梨地区代表)

最後まで、お聴き頂きありがとうございました。  ご感想をこのブログにお待ちします。
 

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大村龍喜さん独吟「芒の唄」(日本吟道学院神奈川山梨秋祭り大会の一こま)

2022-10-08 09:00:00 | 神奈川山梨秋祭り等(R2年~)

令和4年9月18日に神奈川県横浜市中区の社会福祉センターで
公益社団法人日本吟道学院神奈川山梨地区秋祭り吟道大会が
開催されました。 
今回紹介します吟詠は、修神会 大村龍喜さん「芒の唄 西城八十」です。

詩文は以下の通りです。
     芒の唄 西條八十
芒を折りて 海を聴く
幽にとおき 海を聴く
君と別れし 朝夕の
芒の中に 海を聴く
大村龍喜さんの吟詠を聴きながら詩の心を感じます。
大村龍喜さんはこの吟詠で来年開催されます壮心の集い全国大会に
神奈川山梨地区代表に推薦されました。
益々のご活躍に期待します。。
 
では推薦されました大村龍喜さんの吟詠を、何れかでじっくりとお聴き下さい。

 大村龍喜さん「芒の唄 西條八十」(日本吟道学院神奈川山梨地区秋祭り)

大村龍喜さん「芒の唄 西條八十」(日本吟道学院神奈川山梨地区秋祭り)
動画リンク
https://youtu.be/VuTtD8tLwSs


最後まで、お聴き頂きありがとうございました。     
ご感想をこのブログにお待ちします。
 
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