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スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

谷中進様を偲んで(2回連載の内その1)

2017-07-29 09:00:00 | 冠婚葬祭吟詠

私たちのリハビリの恩師、谷中進様は昨年2016年(H28年)8月13日にお亡くなりになりました。

当時谷中様奥様に横浜市西区社会福祉協議会でお会いした際に、哀悼の吟詠を捧げました。

その内容を、一周忌を前に、改めて公開し哀悼の意を表したいと思います。

2回連載で、最初は柳田泰邦さんの「哀悼の短歌」を、来週は指方順一郎の「哀悼の詩」を掲載します。

最下段にありますURLは「哀悼の吟詠」ですが、限定URLとさせて頂いております。

*****先ずは当時、柳田泰邦さんから頂いた「哀悼の短歌」から**********

谷中進会長を偲び「哀悼の歌」を心込めて捧げます。(歌の中に谷中進の三文字挿入させて頂きました。)

濱仲間 

幽谷の中 進む情

向日葵道や 鳴呼懐かしむ

読み;(はまなかま、ゆうこくのなか、すすむじょう、ひまわりみちや、あゝなつかしむ)

「歌のこころ」

谷中会長は、我々(神奈川県在住の多数)中途障害者が第二の人生を、新たな心で「前向きリハビリ」で

活き活きと生活する喜びを、情け深く・大きな心で見守り教えてくれました。

その感謝の気持ちを取り入れて在りし日の姿を偲びつつ短歌しました。

 

谷中路

進む情けに 浜輪咲き

希望と夢は 千の風為り

読み…(やなかみち、すすむなさけにはまわさき、のぞみとゆめは、せんのかぜなり)

「歌のこころ」

谷中教室は谷中会長のリハビリ情熱で始まり十数年…横浜西区フクシアの教室に参加する

障害者仲間は何時も感謝!その夢の大輪が咲きました。

十数年培われた夢と希望は進化し…いまや「千の風に為られた会長様…」

空高く吹きまわり、ご家族と我々を見守られています。

「谷中教室」谷中進会長(八月十三日ご逝去)を追悼…【合掌】 (柳田泰邦)

***********以上柳田さんの文面をそのまま転記******* 

以下、「哀悼の短歌」限定URLです。

https://youtu.be/AGNkBc488UI

何かご意見ありましたら、このブログから指方順一郎宛にお願いします。

 

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会社OB会報誌に投稿したものも、やはり「福祉吟詠」でした。(2回連載の後半)

2017-07-22 09:00:00 | ゴルフ、旅行、OB会等

先週掲載しました「OB会報誌」投稿原稿の後半部分です。

◎◎会社OB会報投稿原稿

 「福祉吟詠」を流行らせたくて!!        指方順一郎

「福祉吟詠」は私の造語ですが、私自身健常な時に比較して

発声・発音に苦労していますので、その体験から大声の出せない方や

うまく発音できない方も、人の心に響く気持ちを持ち自分なりの声で

楽しめる様に、中途障害者の健康維持や社会参加に役立てば、

と思いたどりついたものです。退院当初は、会合後の

『居酒屋で一寸一杯』が皆無になったことに心残りがありましたが、

今では『飲み屋に立ち寄らない・お酒が要らない・お茶で乾杯』が

当たり前で、健康的な生活になりました。

定年前セミナーで発表しました『詩吟道場設立』が、

当時の思惑と一寸違った形で出来つつあります。

『福祉吟詠・脳卒中後遺症・中小企業支援』、をキーワードに

ブログ発信していますので是非ご訪問下さい。

(http://blog.goo.ne.jp/junsashikata)    以上

非常に簡単な文面ですが、10年間を600字に纏めたものです。

退職してから一変した感じですね。

 

(「福祉吟詠」の参考にどうぞ)

 

エッセー:「スマート詩吟は面白い」 

 

http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-15064-2.jsp

 

 

 

修神会吟道大会での独吟の様子です。

次回は別のテーマで投稿したいと思います。

またお会いしましょう。

 

 

 

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会社OB会報誌に投稿したものも、やはり「福祉吟詠」でした。(2回連載の前半)

2017-07-15 09:00:00 | ゴルフ、旅行、OB会等

私は一部上場の工業ガス関連の会社を退職し、その後、会社との関わりはOB会の組織となります。

本年酉年ですから、私は72歳の年男です。

そんな訳で年男に対して「OB会報誌」への投稿を600字程度で依頼がありました。

退職して10年前後を600字にまとめたものを2回に分けて連載しますので、どうぞご覧下さい。

以下投稿原稿ですが、「OB会報誌1月号」に掲載されました。

◎◎会社OB会報投稿原稿

 「福祉吟詠」を流行らせたくて!!        指方順一郎   

私は65歳で第三の勤務に付いた直後脳卒中を発症しました。4ヶ月の退院後、

左片マヒの障害が残り、趣味の詩吟だけが継続出来ました。闘病経緯を綴ったエッセー

「スマート詩吟は面白い=趣味の詩吟が脳卒中を癒してくれた=」(文芸社)上梓のきっかけで、

新しい中途障碍者仲間との交流が始まりました。

同病会に参加すると声が出にくい方が多数居られることが分かり、密な交流を求め

その一助の為に「横浜詩歌福祉吟詠同好会」を、社会福祉協議会を通じて立ち上げました。

下来週の後半に続きます。

修神会吟道大会での独吟の様子。 

 

(「福祉吟詠」の参考にどうぞ)

エッセー:「スマート詩吟は面白い」 

http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-15064-2.jsp

 

 

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7月の吟詠:渡辺吟神集から「柳は緑」を紹介します

2017-07-08 09:00:00 | 絶句

先月も記しましたが、吟道範典の一つに渡辺吟神先生が著された「吟神作品集」があります。

最初の章は「一日一吟、これを吟じ、これを実践して、幸福をつかんでいただきたいと祈りながら」の

前書きの基、「万人幸福之詩」として多数の吟譜が纏められています。

私も座右に置いている訳ですが、7月吟詠では、「柳は緑」を紹介します。

1.詩文

柳は緑    渡辺吟神

柳は緑に 花は紅に発す 明 歴々として 黙して語る

千紫 万紅 皆心に在り 唯我 独尊 是真境

2.詩文の意味(範典より)

「柳は緑、花は紅」ーーー美しいなあ、と思う。しかし、もともと、物そのものは、美しいのでも、きたないのでもない。

ただそうした形と色を持っているだけである。美しいとかきたないとかいうのは、物にあるのではなく、人にある。心にある。

不足不満は物そのものにあるのではない。人にあり、人の心にある。

これを知った時、天上天下唯我独尊の境地が開け、常楽不変の世が開ける。一木一草みな光を放ち、一事一物が輝いてくる。

 

3.素読から吟詠をどうぞ

 

平成29年7月の吟詠は渡辺吟神集から「柳は緑」を紹介しました。

ではまたお会いしましょう。

 

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