スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

練習前には吟道精神を先ず全員で唱和します

2015-08-29 00:09:00 | お口の準備運動等

 

私達は詩吟練習にあたり、「あいうえお」発声練習、そしてその後、

この吟道精神を皆で唱和します。

以前このブログで次の様なことを書きました。

このような文言は、最初全く意味不明でも何回も何回も暗誦できるほどに

唱和すると不思議なことに、なんとなくそういうものかと思えてくるものです。

 

寺子屋で、子供たちが論語の一節を諳んじている場面が、

大河ドラマに出てきますよね。

 最初は意味が全く解らないままに諳んじていますが、 

後々それがとても有効に働いていますよね。

 

では始めましょう。 

 

 

吟道精神(ぎんどうせいしん)

朗吟は」邪穢(じゃあい)を投擲(とうてき)して豊満を斟酌し」

血脈を動湯(どうとう)して精神を流通し、」

其の中和の徳を養って」

気質の偏を救うものなり。』

吟道は」気を養うの道なり。」

人の生や気なり、」気つくれば死す。」

気はもって養わざるべからず。』

正風六合あまねく、」一声士気高し。」

吟じ終りて清風起る。」一吟天地の心。』

動画は以下のURLをどうぞ。

 https://youtu.be/L7JbYNNUB1g

H270731吟道精神

 

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修神会高橋修神生誕100年・創立50周年記念大会ご案内(プログラム表裏のみ添付)

2015-08-22 09:00:00 | 昇段審査(2017(H29)年)以前

公益社団法人日本吟道学院認可修神会

高橋修神生誕100年・創立50周年吟道大会

の開催要領は次の通りです。

日時 平成27年10月18日(日) 午前9時30分開場、10時開演

場所 川崎市総合福祉センターエポックなかはら大ホール(JR南武線武蔵中原駅徒歩1分) 

主催 公益社団法人日本吟道学院認可修神会

後援 公益社団法人日本吟道学院

入場料無料です。
ご来場をお待ちしております。お気軽にお出かけ下さい。

プログラムは会場にお越しいただいた際に差し上げますが、

ここでは表紙・裏表紙・目次のみを画像として添付します。

 

 

 

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詩吟練習前に「あいうえお」の唱和をしましょう

2015-08-15 09:00:00 | お口の準備運動等

私達は詩吟練習前に先ず「あいうえお」を数回唱和します。

あえいうえおあお

かけきくけこかこ

させしすせそさそ

たてちつてとたと

なねにぬねのなの

はへひふへほはほ

まめみむめもまも

やえいゆえよやよ

られりるれろらろ

わえいうえをわを

以下のURLが上記「あいうえお」の唱和です。

https://youtu.be/FO4TvLPmzcU


皆さんもご一緒にどうぞ。

 

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俳句2題(夏) 何彦(いづれひこ)

2015-08-08 10:38:52 | 俳句吟詠

 

 私の大学時代の友人「杉村何彦(すぎむらいずれひこ)君」の俳句は7月18日にこのブログで紹介しました。

日常の出来事を俳句に詠んだという以下の夏の俳句でした。

俳句「雲間より」 杉村何彦
雲間より 望む故国や 半夏生(はんげしょう)

https://youtu.be/3mBEPA5nmDQ

 

今回は次の夏の俳句2題を取り上げました。

作句者の何彦(いづれひこ)君から句作の情景を記述してもらいました。

そのまま転記しますので参考にして下さい。

 

俳句2題 杉村何彦

山寺の参道深し著莪(しゃが)の花
    
著莪は5、6月頃に日陰の湿った所であやめに似た花が咲きます。
この句は埼玉県ときがわ町の慈光寺という山寺に行った時のものです。
6月頃の緑が深くなった山道を登って行くと両側の樹林の下に著莪の花
が群れ咲いて居ました。山深い寺で人気も少なく、静かな木の下の暗が
りに白い花が散らばり咲いている姿が印象的でした。


能囃(のうばやし)戻る現(うつつ)の蝉時雨(せみしぐれ)
    
姉に誘われて初めての能を渋谷の能楽堂(現在は他所に移転)に観に
行きました。能の内容はよく分かりませんでしたが、終って能楽堂を出
てからも、頭の中には「いよーポン、いよーポン」という能囃がこだまして、
まだ能の幽界と現世の境目にいるかのようでした。能楽堂の林から蝉の
鳴声が耳に届いて来て「いよーポン」のこだまが遠ざかって行きました。

 以下のURLがYoutubeです。 ではお楽しみ下さい。

https://youtu.be/QDTXSoR9JIw

 

私は本年4月「横浜詩歌福祉吟詠同好会」を立ち上げ、

脳卒中後遺症の仲間数名で、発声訓練と漢詩の初歩から取り組み始めています。

身近な吟詠の対象として今後この俳句吟詠も取り上げて行く予定です。

このブログをご覧になった方はご感想・ご意見を頂ければ幸いです。

 

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「詩吟でリハビリ」が神奈川新聞で紹介されました(後半)

2015-08-01 09:00:00 | エッセー「受容と回復」

では先週の続きで、後半の部です。

 

福祉吟詠」は私の造語ですが、私自身健常な時に比較して発声・発音に苦労していますので、

その体験から大声の出せない人やうまく発音できない人も人の心に響く気持ちを持ち自分なりの声で楽しめる様に、

中途障害者の健康維持や社会参加に役立てば、と思いたどりついたものです。

中途障害者の会で声が出にくい方が多数いられることが分かり、

その一助の為に「横浜詩歌福祉吟詠同好会」を社会福祉協議会を通じて立ち上げた訳です。

 新聞紙面そのものまたは内容を転載することは著作権の関係上できませんので、

内容そのものをご覧になりたい方は指方までお申し出下さい。

(指方順一郎、電話080-4075-1203、

email:jsashikata@able.ocn.ne.jp

ブログ:http://blog.goo.ne.jp/junsashikata)

                                   以上

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