スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

「昔ばなし構成吟 一寸法師」(関西吟詩文化協会 横浜市神奈川区)を聴吟しました

2023-08-12 09:00:00 | 他流の吟詠
一寸法師

   
1.先ず私指方龍順のこと
私は40歳頃、社内の異動が詩吟との出会いのきっかけでした。ここで知己を得た総務部長古角安祥さんの一言「私は詩吟の師範位を取得した。指方君を弟子第1号にしたい」と。それから30年超、詩吟は私から切り離せないものになりました。師匠と呼んだ古角安祥さんの師範位は現在の公益社団法人日本吟道学院でしたのでその流派での修練になりました。他流の吟詠も聴く機会がありましたが、詩吟の源流は「木村岳風」師に行きつきますので違和感は少しもありません。

2.聴吟のきっかけ
昨年令和4年9月26日(月)横浜市神奈川区主催「みんなの文化祭」の一コマとして「吟詠教室」発表会の聴吟機会がありました。この教室は公益社団法人関西吟詩文化協会東京芦孝会京浜スクール(指導講師金澤芦漢氏)です。金澤芦漢氏とは4年程前に始めた創作漢詩の会でご一緒していますので、そのご縁で本年も誘われました。他流の発表会だからこそ昨年に続き2回目の聴吟です。仲間7,8名で参加しました。

3.昔ばなし構成吟 一寸法師
テーマは「昔ばなし構成吟 一寸法師」で、なんだか始まる前からワクワクしますね。約1時間の舞台では背景に一寸法師の映像とナレーションが流れ、その一寸法師物語にぴったり合う漢詩を会員の方が吟詠される訳です。
次の様な流れでした。
①童謡「一寸法師の歌」、②「春暁 孟浩然」、③「時に憩う 良寛」、④「偶成 朱熹」、⑤「壁に題す 村松文三」、⑥「勧学 陶淵明」、⑦童謡「一寸法師の歌」、⑧「親を思う 広瀬淡窓」、⑨「落花 徳富蘇峰」、⑩童謡「一寸法師の歌」

まさに一寸法師の生い立ちから始まり京での奉公の傍ら勉学に勤しみ、ご存知鬼退治をします。その後当家の姫君を娶り、故郷の両親の元に錦を飾り親孝行をする・・・めでたし・めでたし、という楽しいお話と童謡と詩吟。詩吟を昔話とコラボして皆さんに向けて楽しもうという所にとても好感が持てました。映像とナレーションを固定している為、詩吟がピッタリ合っていて飽きさせない1時間でした。
私も詩吟用舞台映像を手作りしていますので、とても参考になりました。詩吟は他流も源は木村岳風師にたどり着くと改めて思い直した次第です。
終わりの挨拶で、「詩吟は心を
める伝統文化、芸能です」とおっしゃっいましたが、私も全く同意見でしたので嬉しく思い良い気持ちになって会場を後にしました。帰路は今回聴吟した仲間数名で横浜T屋S堂パーラに立ち寄りストロベリーパフェで詩吟談義に花を咲かせました。また会場には創作漢詩会の仲間の顔を見てお話もでき楽しい一日でした。金澤炉漢さんご苦労様でした、ありがとうございました。

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「昔ばなし構成吟 一寸法師」前篇を少しだけ紹介します

2023-07-29 09:00:00 | 他流の吟詠



昔ばなし構成吟 一寸法師
テーマは「昔ばなし構成吟 一寸法師」で、なんだか始まる前からワクワクしますね。金澤さんから頂いたレジメを転記します。

・昔ばなし「一寸法師」を、ほのぼのとした絵コンテと優しいお話にまとめて、
DVD(38分)に収めました。
・関吟(関西吟詩文協会)では、幼少年や不特定多数の方々に、「詩吟」の良さ
を知って頂くために、会のイベントや慰問などのツールとして製作しました。

京浜スクールでは
2023年8月9日(水)横浜市六角橋地域ケアプラザ
2階多目的ホール(80席)にて披露します。

前篇の絵コンテの中に次の吟題が掲載されていました。
①「春暁」、②「時に憩う」、③「偶成」、④「壁に題す」
・・・・・・・・あとは後編のお楽しみですね。

私は公益社団法人日本吟道学院で、関西吟詩文化協会は他流ですが、源は木村岳風師にたどり着きます。今から聴吟を楽しみにしています。皆さん会場でお会いしましょう。
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金澤芦漢(本名雅義)氏の紹介(タウンニュース伊勢原版2022.5.13より)

2023-07-22 09:00:00 | 他流の吟詠
前回のブログタイトルは、「昔ばなし構成吟 一寸法師」を聴吟しませんか、というタイトルでした。今回はこの発表サークルを指導されている金澤芦漢(本名雅義)氏を紹介したいと思います。

金澤氏との出会いは、令和元年神奈川県漢詩連盟主催創作漢詩講習会でした。数か月の講習会を経て、一緒に勉強した約20名(現在は約10名)で県漢詩連盟指導の基、令和会が組織され、2か月毎に漢詩を創作することになり、その度の講師による指導会でお会いし親交をあたためさせて頂きました。
金澤氏が詩吟師範でいらっしゃることは知っていましたが、具体的に公益社団法人関西吟詩文化協会所属され、東京芦孝会京浜スクールの指導講師をされていることを昨年承知しました。
また、添付しました2022年5月13日タウンニュース伊勢原版で金澤雅義氏の人となりを更に詳しく知ることになりました。厚木市の半導体工場でロボット犬アイボの目の開発に携わったとあり、数年のお付き合いに過ぎないのに思い当たることが幾つかありました。コロナ禍で創作漢詩会が対面開催出来ない時に真っ先にzoomオンライン会を提唱されホスト役をいつも担当してもらっています。創作漢詩会でのデジタル面リーダとして私たち会員全員が頼り助かっている次第です。「パソコン関連に困ったら金澤さんに聞けば」が会員の中で合言葉になっています。4年前のちょっとしたきっかけで覗いた創作漢詩からこの様なお付き合い迄発展していくとは、晩年になってうれしい限りですね。これからの詩吟談義も楽しみにしています。またこのブログに興味を示されたら、いつでもどうぞ。
添付したタウンニュース本文中で、金澤氏は詩吟について次の様に述べていらっしゃいます。
「格調高い漢詩を吟じることが出来るのが魅力。歴史の勉強にもなり、詩人の心意気から人生観を学べ、心が豊かになる」


ついでに私、私指方龍順のことも少しだけ、
私は40歳頃日
本酸素㈱開発本部転勤辞令を受け東京都大田区から神奈川県川崎市に勤務地が変わりました。自宅から通勤に際して距離的にはほとんど変わりませんでしたが、この転勤が詩吟との出会いのきっかけでした。ここで知己を得た総務部長古角安祥さんの一言「私は詩吟の師範位を取得した。指方君を弟子第1号にしたい」と。それから30年超、詩吟は私から切り離せないものになりました。師匠と呼んだ古角安祥さんの師範位は現在の公益社団法人日本吟道学院でしたのでその流派での修練になりました。現在は「横浜詩歌福祉吟詠同好会」(愛称ウグイスぎんえい)を主宰しています。
今回の東京芦孝会京浜スクールの指導講師金澤炉漢氏の聴吟は関西吟詩文化協会ですから、いわば他流ですが、詩吟の源流は「木村岳風」師に行きつきますので違和感は少しもありません。大いに楽しみ、深い交流を図りたいと思います。






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「昔ばなし構成吟 一寸法師」を聴吟しませんか(ポスターからの案内)

2023-07-15 09:00:00 | 他流の吟詠

   

私、指方龍順は昨年令和4年9月26日(月)横浜市神奈川区主催「みんなの文化祭」の一コマとして「吟詠教室」発表会の聴吟機会がありました。
今年も指導講師金澤芦漢氏から詩吟発表会の案内を頂きましたので、皆さんに紹介します。この教室は公益社団法人関西吟詩文化協会東京芦孝会京浜スクール(指導講師金澤芦漢氏)です。私は、吟を通じて交流がある東京芦孝会の窪田萌照さんからの案内で、昨年は聴吟しましたが、私は金澤芦漢氏とは4年程前に始めた創作漢詩の会で存じ上げていましたので、他流の発表会とはいえとても興味あり出かけました。もちろん今年も楽しみにしています。皆さん、ご一緒しませんか?「一寸法師が帰ってきた、なんてワクワクしませんか?

日時 令和5年8月9日(水) 13時~14時20分
会場 横浜市六角橋地域ケアプラザ2階多目的ホール
出演 関西吟詩文化協会 東京芦孝会 京浜スクール
その他はポスターをご覧ください。



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金澤芦漢(本名雅義)氏の紹介(タウンニュース伊勢原版2022.5.13より)

2022-10-29 09:00:00 | 他流の吟詠
前回のブログタイトルは、「昔ばなし構成吟 一寸法師」を聴吟しました、というタイトルでした。今回はこの発表サークルを指導されている金澤芦漢(本名雅義)氏を紹介したいと思います。

金澤氏との出会いは、令和元年神奈川県漢詩連盟主催創作漢詩講習会でした。数か月の講習会を経て、一緒に勉強した約20名(現在は約10名)で県漢詩連盟指導の基、令和会が組織され、2か月毎に漢詩を創作することになり、その度の講師による指導会でお会いし親交をあたためさせて頂きました。
金澤氏が詩吟師範でいらっしゃることは知っていましたが、具体的に公益社団法人関西吟詩文化協会所属され、東京芦孝会京浜スクールの指導講師をされていることを今回初めて承知しました。
また、添付しました2022年5月13日タウンニュース伊勢原版で金澤雅義氏の人となりを更に詳しく知ることになりました。厚木市の半導体工場でロボット犬アイボの目の開発に携わったとあり、数年のお付き合いに過ぎないのに思い当たることが幾つかありました。コロナ禍で創作漢詩会が対面開催出来ない時に真っ先にzoomオンライン会を提唱されホスト役をいつも担当してもらっています。創作漢詩会でのデジタル面リーダとして私たち会員全員が頼り助かっている次第です。「パソコン関連に困ったら金澤さんに聞けば」が会員の中で合言葉になっています。3年前のちょっとしたきっかけで覗いた創作漢詩からこの様なお付き合い迄発展していくとは、晩年になってうれしい限りですね。これからの詩吟談義も楽しみにしています。またこのブログに興味を示されたら、いつでもどうぞ。
添付したタウンニュース本文中で、金澤氏は詩吟について次の様に述べていらっしゃいます。
「格調高い漢詩を吟じることが出来るのが魅力。歴史の勉強にもなり、詩人の心意気から人生観を学べ、心が豊かになる」


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