スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

「月刊吟道」への投稿原稿(「中途障害者仲間で詩吟発表しました」)の転載(2回連載の後編)

2020-04-25 09:00:00 | 月刊吟道への投稿原稿

新型コロナウイルス蔓延に対して、一人ひとりが自粛・注意を

はかり乗り切りたいものです。いつも通りブログは発信します。

私たちは、横浜市障碍者文化センターラポールで、「福祉吟詠教室(愛称ウグイスぎんえい)」を開催し、

吟詠を楽しんでいます。

その横浜市ラポールで、令和元年芸術劇場参加募集がありました。(要は、簡単に言いますとラポール秋祭りですね)

私たちは

①お口の準備運動「五十音/北原白秋」、➁(詩吟の定番)「川中島」、③(唱歌入り詩吟)「ウサギと亀」、

④「私と小鳥とすずと」を演目として、令和元年11月23日出演・発表しました。

その様子を、一緒に出演した柳田泰邦(雅号泰洲)さんが日本吟道月刊誌「吟道」に投稿され、

2020年(令和2年)3月号に掲載されました。

当時の皆さんの気持ちが入っていますので、記事「中途障害者仲間で詩吟発表しました」

を2回に分けて転載しますので、どうぞご覧下さい。 今回は第2回目です。

 

中途障碍者仲間で詩吟発表しました>>>>後編です

                         修神会(神奈川) 柳田泰洲

・・・・・・

令和元年(2019年)の芸術劇場(11月23日勤労感謝の日)発表報告

(発表模様写真―1)

★ 舞台の7名は夫々セリフ有り、約30分の舞台盛り上る)

【発表内容】(概要);①(変形アイウエオ)と(お口の準備運動)(観衆と共に発声練習)

     ➁「川中島」(頼山陽)七名(内・修神会会員4名)の合吟。

     ③「兎と亀」(観衆と共に歌う童謡・唱歌と七名の合吟)

     ④模範独吟「私と小鳥とすずと」(指方龍順教場長)

おわりに

この芸術劇場での発表は、シナリオ(台本)を元に舞台の各位がセリフを熱演し観衆との距離を近づける約30分間。

この成果は、中途障害者のお声のリハビリとし、毎月3~4回、約2時間練習・努力の賜物です。

マイクの前に直立不動の姿勢で熱演した障害者の皆さん、この貴重な「詩吟・合吟」を通して

「吟道精神」に触れ、笑顔で明るい交流時間。

今年で3年目、各年反省・総括と努力を重ね、詩吟能力も向上しています。

 この様に様々な後遺症に苦しむ障害者が『詩吟』に触れあう貴重な場であり、

更には毎年お客さん(観衆)が増加しており、関係者や応援者に心から感謝しています。

この模様(映像)は「指方順一郎ブログ」またはhttp://blog.goo.ne.jp/junsashikata

以上おわり                  日酸TANAKA教場/柳田泰洲

 

第2回後編」はこれでおしまいです。

次回またお会いしましょう。

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「川中島」を一緒に吟じてみませんか?つまりインターネットによる個人レッスンの取っ掛かりとして

2020-04-24 09:00:00 | オンライン等個人個人レッスン

この練習は◎月24日に2ヶ月定期的に掲載してきましたが、

5月以降は掲載しませんが、「24」の日を忘れないで練習を。

 

新型コロナウイルス蔓延に対して、一人ひとりが自粛・注意を

はかり乗り切りたいものです。いつも通りブログは発信します。

詩吟(しぎん)に親(した)しむ」という 「し」>>「四、4」のつく日で24日に公開してきましたしたが

今後は「4の日」を忘れない様に、是非練習を。

福祉吟詠教室の仲間が他県に引っ越したり、風雨厳しい時に教室参加が難しい時があります

そこで、遠く離れても、お金かけずに何とかインターネットを利用して、今まで面前で

練習していたことが出来ないものだろうかと模索することにしました。

先ず手始めとして、私の口調・節調を口伝で進めたいと思い、

1.変形あいうえお(4日)、2.「五十音 北原白秋」(4日)、3.「富士山 石川丈山」(14日)、4.「川中島 頼山陽」(24日)を

「①指方一人で、②あなたと一緒に」ということで、今回のyoutube作成に到りました。

この動画の公開日、少し遊び心を持って

「詩吟(しぎん)に親(した)しむ」というモットーの基なので、 「し」>>「四、4」のつく日にこじつけて

上記の( )内の日程通りに公開します。

では本日は24日ですから、

 4.「川中島 頼山陽」  ①指方一人で https://youtu.be/eBuFksxIR5w  ②あなたと一緒に https://youtu.be/Psl6BjM8ruU

以上です。一緒に練習しましょう。しばらくお付き合い下さい。

鞭声粛粛夜河を過る 暁に見る千兵の大牙を擁するを

遺恨なり十年一剣を磨き 流星光底長蛇を逸す

吟詠の練習は、「素読>>>詩の心>>>吟詠」の繰り返しです。

O県のKさん、リハビリと一緒に詩吟も頑張って下さい。

 

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「月刊吟道」への投稿原稿(「中途障害者仲間で詩吟発表しました」)の転載(2回連載の前編)

2020-04-18 09:00:00 | 月刊吟道への投稿原稿

新型コロナウイルス蔓延に対して、一人ひとりが自粛・注意を

はかり乗り切りたいものです。いつも通りブログは発信します。

私たちは、横浜市障碍者文化センターラポールで、「福祉吟詠教室(愛称ウグイスぎんえい)」を開催し、

吟詠を楽しんでいます。

その横浜市ラポールで、令和元年芸術劇場参加募集がありました。(要は、簡単に言いますとラポール秋祭りですね)

私たちは

①お口の準備運動「五十音/北原白秋」、➁(詩吟の定番)「川中島」、 ③(唱歌入り詩吟)「ウサギと亀」、

④独吟「私と小鳥とすずと」を演目として、令和元年11月23日出演・発表しました。

 

その様子を、一緒に出演した柳田泰邦(雅号泰洲)さんが日本吟道月刊誌「吟道」に投稿され、

2020年(令和2年)3月号に掲載されました。

当時のみんなの気持ちが入っていますが、記事「中途障害者仲間で詩吟発表しました」

を2回に分けて転載しますので、どうぞご覧下さい。 先ず第1回目です。

 

中途障害者仲間で詩吟発表しました。

                        修神会(神奈川) 柳田 泰洲

「横浜ラポールと芸術劇場」について「芸術劇場」は障害の有る方の自己表現や社会参加の可能性を広げ、

多くの方々との「障害の有無を越えた交流」を目指すイベントの総称で障害者の文化活動(演劇や音楽、美術等)の

発表の場として毎年開催されており、本年は11月10日(日)から12月21日(土)に開催されました。

 (参照)ホームページアドレス;http://www.yokohama-rf.jp/rapport/        

「横浜ラポール」は、「障害者用スポーツ文化センター」、横浜市港北区鳥山町に有り、

新横浜駅から送迎バス利用で約5分、(隣接して総合医療センターと総合リハビリテーションセンター)に有り

一日平均来場者は約1400名(年間 511,000名)の人気のリハビリ施設です。                                                              

日酸TANAKA教場・「ウグイス吟詠教室」(指方龍順教場長)は横浜市西区で『横浜詩歌福祉吟詠同好会』として開催していた

「ウグイス吟詠教室」を横浜ラポールに拡大して平成27年11月から鋭意開催している。

教室は、この芸術劇場での発表を毎年の一つの目標・良い機会として取り組んでいる。    

教室への参加者呼掛けは、毎月「案内パンフレツト」を所定の方法でラポール1階に掲示し、

「その内容は教室開催日時、会場他記載する。

【呼掛けの例;会話能力低下で悩む人へのお口のリハビリ目標として教室参加を募り、現在常時5、6名で練習している。】

第1回はここまでです。

次回またお会いしましょう。

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「富士山」を一緒に吟じてみませんか?つまりインターネットによる個人レッスンの取っ掛かりとして

2020-04-14 09:00:00 | オンライン等個人個人レッスン

この練習は◎月14日に2ヶ月定期的に掲載してきましたが、

5月以降は掲載しませんが、「14」の日を忘れないで練習を。

 

新型コロナウイルス蔓延に対して、一人ひとりが自粛・注意を

はかり乗り切りたいものです。いつも通りブログは発信します。

福祉吟詠教室の仲間が他県に引っ越したり、風雨厳しい時に教室参加が難しい時があります

そこで、遠く離れても、お金かけずに何とかインターネットを利用して、今まで面前で

練習していたことが出来ないものだろうかと模索することにしました。

先ず手始めとして、私の口調・節調を口伝で進めたいと思い、

1.変形あいうえお(4日)、2.「五十音 北原白秋」(4日)、3.「富士山 石川丈山」(14日)、4.「川中島 頼山陽」(24日)を

「①指方一人で、②あなたと一緒に」ということで、今回のyoutube作成に到りました。

この動画の公開日、少し遊び心を持って

「詩吟(しぎん)に親(した)しむ」というモットーの基なので、 「し」>>「四、4」のつく日にこじつけて

上記の()内の日程通りに公開します。

では本日は14日ですから、

 3.「富士山 石川丈山」  ①指方一人で https://youtu.be/ldYKFJVmzrQ  ②あなたと一緒に https://youtu.be/pw-12_i3FR8

以上です。一緒に練習しましょう。しばらくお付き合い下さい。

富士山  石川丈山

仙客 来り遊ぶ 雲外の嶺

神竜 棲み老ゆ 洞中の淵

雪は紈素の如く 煙は柄の如し

白扇 倒しまに懸る 東海の天 

詩の心(日本吟道学院教典より転記)

古来、富士山を詠んだ詩や歌の多い中で、山部赤人の

「田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける」

の歌と並んで、最も有名な詩です。

富士の白雪を扇の地に、立ちのぼる煙を扇の柄に見立てた着想が独特の詩境です。

吟詠の練習は、「素読>>>詩の心>>>吟詠」の繰り返しです。

O県のKさん、リハビリと一緒に詩吟も頑張って下さい。

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法然の有名な和歌「つきかげの」に吟譜をつけて吟じてみました

2020-04-11 09:00:00 | 和歌吟詠

新型コロナウイルス蔓延に対して、一人ひとりが自粛・注意を

はかり乗り切りたいものです。いつも通りブログは発信します。

今回は、和歌「つきかげの 法然」です。
  月影の至らぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ

この句は、毎月親鸞談義をしている友人から聞いていたものです。

この句の意味を自分のものにするには何回も何回も読み下さなければと思っていました。

そんな時、最近叔父の葬儀で住職がこの句を引用して法話をしてくれました。

友人から聞いていたことと、住職から聞いたことで急に身近に感じました。

吟道範典には模範吟がありませんので自分で吟譜をつけて吟じてみました。

どうぞお聴きください。

    和歌 「つきかげの 法然」
  
月影の至らぬ里はなけれども 

 ながむる人の心にぞすむ

この詩の心(私の気持ち)は、仏様は全ての人々に手を差し伸べてくれますが、

自分自身が心から「南無阿弥陀仏」を唱える気持ちがあってこそ、その慈悲の心が

解ろうというものです。だから・・・・・が大事・必要・・・・、と理解しています。

今は未だ理解未熟かもしれません。ご了承下さい。

「スマート詩吟は面白い」そして「福祉吟詠は楽しい」法然和歌「つきかげの」

 以上です。またお会いしましょう

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