スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

吟道の雅号と出世魚のこと

2022-02-19 09:00:00 | エッセー「吟詠五則」等知恵袋

 

私は公益社団法人日本吟道学院認可修神会に所属しています。

毎年2回(6月、12月)に昇段審査があります。

詩吟の雅号は出世魚みたいに雅号が変わっていきます。

出世魚で典型的な魚は「ブリ」ですよね。

ブリの幼魚時代は「ワカシ」から始まります。

次は「イナダ」、その次は「ワラサ」、そして最後が「ブリ」です。

私たちが趣味で東京湾、相模湾で釣る場合は「イナダ」の時ですね。

「ブリ」になると大物過ぎて、釣ることが出来るのは漁師の方々でしょう。

吟道の雅号は、一文字が自分の名前から取り、段位の上昇と共に変わっていきます。

私の名は「順一郎」ですから、雅号は「順吟」から始まります。

次は「順洲」「順水」「順城」「順祥」「順龍」と出世していき、

最後は上龍の「龍順」という雅号になります。

雅号は一般的に師匠から一文字譲り受けるとも言いますが、

師匠は「龍神」先生でしたので、私たち弟子は長い年数に渡り

修練を積んでやっと「龍」の一文字を譲り受けるわけですね。

それぞれの雅号は段位と直結するわけです。

段位は詩吟が上手になったから上がるのではなく、

修練の経緯・年数・努力が最も大切と教えられました。

ちなみに私の雅号は「龍順」です。

雅号と段位の関係は次回に!!

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