スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

法然和歌「つきかげの」(母の三回忌を終えて)

2023-10-28 09:00:00 | 和歌吟詠

96歳で大往生した母の三回忌を終えました。

真宗大谷派に信心深かった母に法然の和歌を捧げます。(吟詠はR2.4.11に公開した内容のほぼ再掲です)

和歌「つきかげの 法然」
  月影の至らぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ

この句は、毎月親鸞談義をしていた友人から聞いていたものです。

この句を私のものにするには何回も読み下さなければと思っていました。

そんな時、最近葬儀で住職がこの句を引用して法話をしてくれました。

友人から聞いていたことと、住職から聞いたことで急に身近に感じました。

吟道範典には模範吟がありません、自分で吟譜をつけ吟じました。

どうぞお聴きください。

    和歌 「つきかげの 法然」
  
月影の至らぬ里はなけれども 

 ながむる人の心にぞすむ

この詩の心(私の気持ち)は、仏様は全ての人々に手を差し伸べてくれますが、

自分自身が心から「南無阿弥陀仏」を唱える気持ちがあってこそ、その慈悲の心が

解ろうというものです。だから他力本願が大事・必要、と理解しています。

今は未だ理解未熟かもしれません。ご了承下さい。

「スマート詩吟は面白い」そして「福祉吟詠は楽しい」法然和歌「つきかげの」

 以上です。またお会いしましょう

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12年前、脳内出血発症時に、私は何を考えていただろうか?(3分割のその3、最終)

2023-10-21 09:00:00 | エッセー「受容と回復」
  

私は最近難病の海老原宏美(1977年神奈川県出身)さん著書「わたしが障害者でなくなる日」(2019年旬報社発行)に出会った。私が中途障害者になって10年超経過していた。本を開いた途端、衝撃を受けた。誤解無きことを祈りながら、一言で述べると、彼女の主張は、「私は難病なの。でもね、病気と障害は違うのよ。障害はネ、あなたのせいなのヨ」の通りである。
そこで、私が障害者と呼ばれることになった時には、どんな気持ちだったか?当時投稿した原稿を引っ張り出した。私は原稿の中で、「①障害者になったのは自分の不摂生である」、「②障害者は健常時に戻るべく努力しなければならない」というスタンスで一貫していた。その状況で海老原さんの主張に刺激を受けそれ以降「障害理解」について勉強している。
ここでは、10年前に私が考えていたことをエッセーから抜き出して3回に分けて公開します。今回は3分割のその3(最終)です。

エッセー「脳卒中後遺症の受容と回復」(3分割のその3)

ライフワークにしていたボランテアの異業種交流コンサルタントや趣味の詩吟同好会には従来通り参加した。ほぼ毎週定期的に出席することで行動リズムが出来上がり、少しずつ社会参加している実感も得ることが出来た。健常時何の制限も無い活動から真逆の別世界に落ち込んだ訳であるが、私は障害者になって思うことは健常時のままだったら既存の枠を出て自分から別世界に対し「相手の悩みを聞き気持ちを和らげてあげる」ことは多分無かったと思う。身体のどこか一つ不自由があるだけで他人への優しさ・思いやりがこれ程変わるものかということを肌身に感じ、私自身が逆に助けられていることで受容・回復につながっていると思う。
「みんな違ってみんな良い」という金子みすゞのメッセージ「私と小鳥とすずと」を詩吟大会で独吟し、詠い終った際に感無量の中で自然とお礼の言葉が出た。健常時のイメージを常に持ち続けることによって「中小企業再生へのお手伝い」のテーマの実現もレールに乗せることが出来そうである。発症から2年半の一行日記を読み返すと、私は月日の経過と共に少しずつではあるが回復している。6ケ月の壁は必ず越えられると思って行動してきた。今後もそのつもりである。自分への戒めは「健常時のイメージを描き両手両足で行動する」、「積極的に社会参加し全てを共有する」そして「後遺症に負けそうになると自分を鼓舞する」である。

このシリーズはこの3回目で終わります。
この原稿は約10年前の発症して1,2年後の気持ちです。海老原さんの本を読んで、彼女の主張を受け入れながら、障害理解を勉強している現在、まっさらな状態で「障害の受容と回復」でエッセーを書くとどんな作品になるだろうか?
ご感想をこのブログにお待ちします。

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赤い羽根募金活動に参加しました(10月1日相鉄横浜駅前にて)

2023-10-14 09:00:00 | その他


令和5年10月1日「社会福祉法人神奈川県共同募金会・市区町村支会」による
横浜市社会福祉協議会の赤い羽根街頭募金に続き参加しました。
この赤い羽根募金活動は、本年で75周年位のようです。
私が終戦の年昭和20年生まれ77歳ですから、
その直後、昭和22年「助け合いの精神」で始まったようです。
75年間、身の回りの色んな方に支えられてきていたのですね。
私は、定年直後65歳の脳内出血発症で、身体障害者手帳保持者です。
だから、私も正に色んな人から助けられています。
横浜市社会福祉協議会を通じ「横浜詩歌福祉吟詠同好会」を立ち上げ主宰しています。
私は健常時何の制限も無い活動をしていましたが、
いざ自分が不自由な生活を強いられてからは、考え・行動を全く変えることにしました。
つまり、健常時のままだったら既存の枠を出て自分から、本音でもって
「相手の悩みを聞き、手助けをしてあげる」ことは多分無かったと思っています。
このようなことになって、身体のどこか一つ不自由があるだけで他人への優しさ・思いやりが
これ程変わるものかということを肌身に感じています。
それで、私自身が逆に助けられていることで「たすけあいの精神」を実感しています。
街頭募金活動をしながら改めて思った次第です。
詩吟のお陰で声を出すことは自信がありますが、街頭で大きな声を出す機会はそうそうありません。
「赤い羽根街頭募金ご協力よろしくお願いします・・・・・・・・・・・・・・・・」
を発声練習のつもりで、何回も何回も繰り返し、呼びかけました。
街頭募金して頂いた方、皆さんありがとうございました。
これから道を歩いている時、この募金の呼びかけがありますと
足を止め、一声かけて、少額ですが、必ず参加することにしています。

赤い羽根運動に参加しました「スマート詩吟は面白い」そして「福祉吟詠は楽しい」


赤い羽根運動に参加しました「スマート詩吟は面白い」そして「福祉吟詠は楽しい」
動画リンク(ブログ拡散用)
https://youtu.be/rLl5b6fuxFE

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令和5年修神会秋季大会のお知らせ(令和5年10月14日開催)

2023-10-07 09:00:00 | 修神会大会2019(R1)年以降
日本吟道学院公認 修神会では例年春秋2回吟道大会を開催しています。
コロナ禍で中止続きでしたが、今回は本年春季大会に続き 
修神会令和5年秋季吟道大会のお知らせです。お気軽にお出かけ下さい。


日時 令和5年10月14日(土)
    開場10時30分、開演11時、17時終了予定
場所 青葉公会堂(横浜市青葉区市ヶ尾31-4)
    東急田園都市線 市ヶ尾駅 徒歩10分
主催 日本吟道学院公認 修神会
後援 横浜市青葉区役所、公益社団法人日本吟道学院


地図が掲載されています。

プログラム式次第のみ掲載します。




 入場無料、ご家族お揃いでお出かけ下さい。  
 


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令和5年10月福祉吟詠(ウグイスぎんえい)の紹介、ご参加をお待ちします。

2023-10-01 09:00:00 | ラポール等今月の開催案内
                 令和4年ラポール芸術劇場出演終わった後、会員みんなで写真
このブログを通じて「福祉吟詠」の案内です。(ブログは原則毎週土曜日9時公開)、更に 毎月1日に「福祉吟詠」の予定を掲載します。お気軽にどうぞ
<赤い羽根シンボル:横浜市助成金を受けているマーク>
福祉吟詠教室(愛称:ウグイスぎんえい教室)
①横浜市西区社会福祉協議会(フクシア):13時15分~14時50分
 お問い合わせください。
②横浜市港北区障碍者文化センタ(ラポール):13時15分~14時50分
 10月6日(金)、15日(日)
③川崎市幸区NS会社(南武線矢向駅徒歩10分)13時00分~16時00分
 10月日()、お問い合わせください。
④宮崎ケアプラザ(西区宮崎町2番地) 12時00分~15時00分
 10月12日(木)
 皆様のご参加をお待ちしています。

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