スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

再び「礼節」のこと。(日本吟道学院憲章から)

2015-05-30 08:05:56 | エッセー「吟詠五則」等知恵袋

「憲章」とは良く「地球憲章」とか「市民憲章」とか聞きますね。

「憲章」とは「重要で根本的な方針を宣言した協約書」のことです。

私が所属している「日本吟道学院」でも「憲章」が制定されています。

その中に2箇所にわたり「礼節」の語句が表明されています。

「礼節」語句のあります前後文の一部を紹介します。

「日本吟道学院は 時代の風潮に鑑み

世界の平和と人類の福祉に貢献するため

・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

個人の尊厳と礼節を重んじる

人格の完成に寄与するため 

・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

よって その意を体し

礼と節を重んじ 姿勢を正し

過誤なきを期さなければならない」

一部省略していますが、なかなかの名文ですね。

 

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「横浜詩歌福祉吟詠同好会」の活動を始めます。

2015-05-22 12:01:32 | お口の準備運動等

私は横浜市社会福祉協議会を通じて「横浜詩歌福祉吟詠同好会」設立を申請していました。
このたび、お蔭様で同協議会から設立認定を受けました。

活動目的を次の通り記載しておりますが、試行錯誤で取り組んでいきます。

活動目的
 詩歌の福祉吟詠を通じて中途障害者の健康維持を図り、社会参画の再起を
手助けする。

福祉吟詠とは大声の吟調ではなく各人の気持ち・精神に立脚した
韻読・朗読するもの)

試行錯誤で一歩一歩進んでいきます。

興味をもたれた方は是非ご連絡ください。

jsashikata@able.ocn.ne.jp 指方順一郎(サシカタジュンイチロウ)

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詩吟を披露する際に心がけていること

2015-05-18 22:41:24 | エッセー「吟詠五則」等知恵袋

本日、はじめて参加した会合で詩吟を披露することになりました。

突然の指名ですが、次のことを心がけています。

①指名された場合を考え、その場に会った吟題をあらかじめ決めておく。

②吟を披露する前に一度素読する。

③詩の意味、作者の気持ちを自分なりに解釈した内容で説明する。

④大体の詩吟時間を言う。

以上の所要時間は2分位だと思います。

⑤そして吟じる。

本日は「わたしと小鳥と鈴と  金子みすず」を吟じました。

準備していたのでまごまごすることはありませんでした。

 

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吟道十訓の一番目「礼節」のこと

2015-05-12 10:11:16 | エッセー「吟詠五則」等知恵袋

前回のブログ記事で「吟道十訓」を書きましたが、その第一は「礼節」でした。

私が詩吟を始めた約30年前、40歳の頃、師匠から次の様なことを聞いたことを思い出しました。

師匠も聞いた話と断りながら

「詩吟を習いたての女性が何度練習しても詩吟声調がうまく出来なくて詩吟に自信がなくなり

大先生に相談したところ、大先生のアドバイスは次の通りだったそうです。」

「障子や襖を開け閉めする際にきちんと正座して行って御覧なさい。」

よく映画・TVドラマのシーンに出てきますよね。

「その女性は教えられた通りその立ち居振る舞いを習慣にした所、生活のメリハリにつながり、

しばらくして詩吟声調が満足いくものになっていったそうです。」

他人を気遣い、自発的な挨拶を心がけ、メリハリある行動をすることが大事なことですね。

私は4,5年前の脳卒中後遺症片マヒで苦労していますが、姿勢や立ち振る舞い・動作は

不自由ながらも両手両足を使い、健常時のイメージを持って常に行動するようにしています。

私は、その意識がリハビリに最も有効と思っています。

それは詩吟と連動し、そして吟道十訓の一番目に取り上げられた意味を改めて考えています。

師匠の月命日がもう直ぐです。

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吟道十訓、残りの五つ

2015-05-04 09:23:15 | エッセー「吟詠五則」等知恵袋

前回の「吟道十訓」の続きです。残りの五つは次の通りです。

六、誹謗せず

七、中和

八、探求

九、養気

十、安全の余白

辞書に載っていない語句もあるようです。

今の段階では、なんとなく解れば良いのではないかと思います。

解らないままでも諳んじていますと不思議と少し解った気になります。

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