スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

月刊日本吟道への投稿原稿から(4回連載中その3)

2022-09-24 09:00:00 | 月刊吟道への投稿原稿

本日は前回に続き第3回目です。

タイトル:「高橋修神生誕100年・創立50周年修神会吟道記念大会を終えて」

 進行は会員全員による宮沢賢治作「雨にも負けず」の大合唱で幕を開けました。午前中は23組の会員吟詠及び7組の賛助吟詠で盛り上がりました。午後の式典では福田紀彦川崎市長から「2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、スポーツだけでなく文化芸術の振興も図り、『音楽のまち・かわさき』をはじめとする川崎市が誇る文化芸術を全国に向けて積極的に発信していきたいので、来場された方々に伝統文化の素晴らしさ、奥深さを存分に伝えて頂きたい。」とご祝辞を頂戴いたしました。さらに森豪神最高顧問のご祝辞の後、宇波千神理事長より井上会長に感謝状が贈呈されました。「夢のひととき」のコーナーでは尺八とヴァイオリンの楽器演奏による唱歌、クラシックを楽しみ、その後30名の全国認可団体会長の方々からの模範吟詠に感動いたしました。構成番組は「漢詩歴史探訪」をテーマとして中国及び日本の悠久の詩情を詠い上げました。全員による「朗吟讃歌」は高橋修神先生の御許に届かんばかりの迫力がありました。修神会会長・副会長の役員独吟の後、万歳三唱で予定通り記念大会は終了し、懇親会場に場を移しました。

では次回が最終回です。

 

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月刊日本吟道への投稿原稿から(4回連載中その2)

2022-09-17 09:00:00 | 月刊吟道への投稿原稿

前回から続いて第2回目です。

タイトル:「高橋修神生誕100年・創立50周年修神会吟道記念大会を終えて」

 高橋修神元会長は当時社団法人(現公益社団法人)日本吟道学院創立時から同法人常務理事として吟界全体を導いてこられました。創立45周年の際はお元気な吟声をお聴きすることが出来ましたが、病魔には勝てず50周年は残念ながら肉声をお聴きすることが出来ませんでした。しかし最新の情報技術を駆使した舞台演出により、修神会長100年間の歩みの感動を肌身で享受することが出来ました。登壇者の方々から随所に龍神語録、修神語録をご披露され会場ではそれら一つ一つに頷き、先人の教えが今も光を失っていないことに改めてみんなが感銘を受けた次第です。

投稿原稿以外の今回追記事項

思い出すのは創立45周年大会の時は高橋修神会長はお元気でした。私もこの時は脳卒中発症前で舞台に立ちました。会場担当として横浜みなとみらいのはまぎんホールに決め、何回も支配人の方と打ち合わせさせて頂いたことも懐かしい思い出です。その45周年記念大会終了後の原稿を書く様に命じられていました。ところが年末発症し、ベッドの中で45周年記念大会の様子を書いた記憶があります。私は約4か月入院しましたが、その間に高橋修神会長は亡くなられ、やはりベッドの中で訃報を聞きました。葬儀に駆けつけることがどうしても出来ないと、事務局にお願いしました。創立45、50周年という文言で思い出しました。

では次回3回目の記事を。

 

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月刊日本吟道への投稿原稿から(4回連載中その1)

2022-09-10 09:00:00 | 月刊吟道への投稿原稿

私は公益社団法人日本吟道学院が毎月発行している月刊日本吟道雑誌は読んだ後も約20年前位から保存しています。詩吟に関する内容が全く陳腐化してなく、改めて読むと新鮮味を覚えます。たまたま本棚から取り出した吟道雑誌に私が投降した記事が載っていました。私はこんなことを考えていたのかと、皆さんにも読んで頂きたく、ブログで紹介します。

私が脳内出血を発症したのが平成22(2010)年12月ですが、投稿記事は平成27(2015)年なので発症から5年後でした。投稿記事最後のところにホント、夢を語っていました。では4回に分割投稿します。

タイトル:「高橋修神生誕100年・創立50周年修神会吟道記念大会を終えて」

 私たち修神会(井上邦神会長 神奈川)は平成27年10月18日川崎市総合福祉センターエポックなかはらにて福田紀彦川崎市長及び公益社団法人日本吟道学院宇波千神理事長並びに同学院幹部の方々をお迎えして「高橋修神生誕100年・創立50周年修神会吟道記念大会」が盛大に開催されました。

 本年(平成27年)は戦後70年という節目に当たり、国会から草の根に至るまで歴史の再認識として平和・憲法等安全保障関連法が議論されています。政治の主導、経済の方向性等を鑑みますと歴史の転換点に立っている気がします。吟道を愛する私たちはこの記念大会で高橋修神元会長の歩みを振り返り、その足跡を学び未来に向かって大きく羽ばたく意識の高揚を図ったわけであります。また全国から馳せ参じ登壇頂きました招待吟詠、賛助吟詠の皆様方のお蔭で盛大かつ成功裏に終わりましたので、謹んで御礼申し上げます。高橋修神先生も草葉の陰で感激しておられることと思います。また一般の方を対象にしました座席は満席に近い状態で温習会の成果を披露するに感慨深いものがありました。

続きは次回で。

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創作漢詩第16作目は「村徑断梅」です。吟詠をどうぞ

2022-09-03 09:00:00 | 創作漢詩2022(R4)年

今回は漢詩の創作について

村徑断梅「支」韻の宿題に対する創作第16作目です。講師から指摘箇所多々ありましたが、故郷を想った私の気持ちです。満足いく作品ではありませんが、どうぞ。

村徑断梅(七言絶句)

紫陽花落雨如絲 双燕帰来綽約姿                    千載故園松籟爽 無人鳥啼漫詩吟

村徑断梅(読み下し文)

村徑断梅紫陽花落ち雨絲の如し 双燕帰り来りて綽約の姿                         千載の故園松籟爽やかなり 人無く鳥啼き漫に詩を吟ず

村徑断梅(詩の心)

紫陽花は枯れ落ち梅雨明けに糸の様な雨になった            今年も燕が戻って来てくれしなやかさな姿を見せてくれた          久しぶりに故郷に戻ったが松の梢に吹く風が爽やかである                    人の姿はない鳥の声だけ私はそぞろに詩吟でもしよう

次の何れかのURLでどうぞ。

創作漢詩「村徑断梅」吟詠(「福祉吟詠は楽しい」)

創作漢詩「村徑断梅」吟詠(「福祉吟詠は楽しい」)
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