スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

「発祥の詩 渡辺龍神」を大合吟で紹介します

2018-03-31 09:00:00 | 修神会大会2018(H30)年以前

修神会(会長高橋龍正)は、公益社団法人日本吟道学院の公認団体です。

今回は吟を始める前に必ず詠じる「発祥の詩 渡辺龍神」を大合吟で紹介します。

平成29年10月21日に神奈川県横浜市青葉区青葉公会堂で

開催されました修神会春季吟道大会の模様での大合吟です。 

 詩文は以下の通りです。

発祥の詩 渡辺龍神 

濃藍の 海水 碧空の天

吟道の 深(しんすい) 将に 浩然

常居 其全たり 皆な 胆道

至誠の 一吟 是れ 止観

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福祉吟詠仲間Hさんが出展した書道展を鑑賞しました

2018-03-24 09:00:00 | ゴルフ、旅行、OB会等

 福祉吟詠仲間Hさんが出展した書道展を鑑賞しましたので紹介します。

横浜市港北区主催「港北美術展」が大倉山記念館で書道展や写真展があり、

同胞のHさんが「珈琲おいしい」という書道を出品しました。

珈琲おいしい

その鑑賞にやはり同じ同胞のAさん、Yさんの3人で伺った訳です。

近くの梅園写真と一緒に2分半のスライドに纏めましので

ラブリーフラワーのバックミュージックと共に、どうぞお楽しみ下さい。 

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平原正洲さん昇段審査吟詠と批評・アドバイス(平成29年下期 「廣野に臥す 良寛」)

2018-03-17 09:00:00 | 平原正城

私たちは公益社団法人日本吟道学院認可修神会の会員です。日本吟道学院では年に2回昇段審査があります。

最初、詩吟の勉強を始めますと初段に挑戦します。初段を取得しますと、次は二段に挑戦します。

その次の挑戦は三段ではなく、初伝となっています。初伝の次が三段、その上が四段です。

四段の上が五段ではなく中伝で、雅号が「水号」に変わります。

平成29年下期(11月)に開催されました昇段審査で、平原正洲さんの四段挑戦をご紹介します。

平原正洲さんの吟歴は3、4年前後ですが、この様子をご覧になった方が、少しでも詩吟へ

参加してもらえるとうれしいな~と思って、ブログで発信しています。

昇段審査吟詠と批評・アドバイスを動画に収めましたのでご覧下さい。


課題吟: 「 廣野(こうや)に臥す 良寛 

草を枕に 廣野に臥す 惟 飛禽(ひきん)の弄する 有るのみ

王侯と黎庶(れいしょ)と  総て夜来の 夢に付す


「詩のこころ」を吟道範典から転記します。

世にいう寛政の改革が断行された頃、沙門・良寛は教団仏教に堕した禅界に背を向け、

行雲流水、乞食托鉢の行脚の旅を続けました。

心中、「詩文に己の境涯を彫りこんで果てよう」という覚悟を抱いての修業の旅。

この詩にも、一切の虚飾をかなぐり捨て、天地と一体となった作者の心の静まりを

感じることが出来ます

平原正洲さんの受審感想・意見は次の通りです。

 

50余年の歴史ある「修神会」に入れてもらって3年余り、仲間と共に吟を楽しみ、

又、吟力の向上に努めてきましたが、その努力の結果の証しとして、

半年ごとにある昇段試験を受審し、何とか3段までこぎつけることが出来ました。

 

29年度も、引き続き4段を受けようとしていたところ、上部組織の(公益社団法人)日本吟道学院より、

それまで馴染みのあるものが多くあった受審に必要な吟題(課題吟)が、突然、段位ごとに

細分化されたものに大幅に変更、通知され、また初見の吟も多く、本当に驚かされました。

 

今回受審した「良寛」に関わるものも教本の『吟道範典』には掲載されてはいるものの、

課題吟としては馴染みの薄いものであり、該当するテープもなく、本当に困惑したものでした。

 

幸い、プロ級の方に吟じ方を教示され、また指方さんの協力も得て、

自分なりに詩の内容を理解することに勉めて受審に至ることが出来ました。

 

受審情景はご覧いただいた通りで、恥かしい限りですが、

審査の先生方から『吟の入りをもっと上手く・・』『声をもっと大きく・・』『力を抜いてリラックスして・・・』等の

指摘がありましたが、何とか4段に昇段させていただきました。

 

まさか自分がこのようなブログに掲載されるようになるとは思いもよらなかったことですが、

高齢化時代の中、日ごろから詩を憶え、声を出すことによりボケ防止と健康維持に役立つことを

市井の皆さんに知っていただくために、恥かしながら、その役を引き受けた次第です。

 

私自身も、最近、大学同窓会や会社のOB会で場持ちのために詩を吟ずることがありますが、

出席者からお褒めの言葉を戴いたときは本当に詩吟を習ってよかったと思う今日、この頃です。

 

 ご一読いただき有り難うございました。 以上 

・・・・以上で、平原さんに記載頂いた昇段審査での感想を終わります。・・・・・・・

 以下指方記載に戻ります。

平原さんも少し触れていますが、昇段審査は年に2回あり、吟道大会も春秋2回あります。

その4回を目標に修練しますと、詩吟にもメリハリが出来て、意外と生きがいにも通じることを

体感しております。

ブログご覧なった方、参加してみませんか?ちょっとでも触れてみませんか。

お待ちしていますので、メール頂ければご案内します。よろしくお願いします。

jsashikata@able.ocn.ne.jp 指方順一郎 宛て

 

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3月の吟詠:渡辺吟神集から「童謡入り 島原の子守唄」を紹介します

2018-03-10 09:00:00 | 新体詩吟詠

吟道範典の一つに渡辺吟神先生が著された「吟神作品集」があります。

最初の章は「一日一吟、これを吟じ、これを実践して、幸福をつかんでいただきたいと祈りながら」の

前書きの基、「万人幸福之詩」等、多数の吟譜が纏められています。

私も座右に置いて、機会ある毎に修練しています。

昨年は、「万人幸福之詩」を紹介しました。

今回は童謡入り吟詠「島原の子守唄から紹介したいと思います。

私自身、歌・カラオケは上手くはありませんので、大きな心でお聞き下さい。

1.歌詞と詩文

島原の子守唄 渡邊吟神

 歌  おどみや島原の  おどみや島原の

    なしの木育ちよ なんのなしやら

    なんのなしやら いろけなしばよ

    しょうかいな 

    はよ寝ろ 泣かんで オロロンバイ

    鬼の池ん 久助どんの 連れんこらっしゃるばい

雲仙の噴煙 不知火の海

紅黛の少女 子を背にして 徘徊す

 雨に咽ぶは 長崎 伴天連の笛 

殉教の哀史 泪をとどむること 千載

 

2.吟詠をどうぞ

今回は吟詠伴奏にカノン(風景叙情)を使用しました。ご感想は?

 平成30年2月の吟詠は渡辺吟神集から「童謡入り 島原の子守唄」を紹介しました。

私の故郷は長崎県で、島原市近くの大村市です。

そんなことから懐かしい想いから吟詠に、更なる感情移入が出来ました。

昨年の「今月の吟詠」は、渡辺吟神集から「人生の教訓」をテーマに取り上げました。

本年は新しいテーマのシリーズとして「歌謡入り吟詠」に挑戦したいと思います。

是非お付き合い下さい。

ではまたお会いしましょう。

 

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ラポール芸術市場に初出演しました(20分間動画3分割の内その3)

2018-03-03 09:00:00 | ラポール芸術市場2017(H29)~18(H30)年

私たちは、横浜市障碍者文化センターラポールで、、「福祉吟詠教室(愛称ウグイスぎんえい)」を開催し、

吟詠を楽しんでいます。その案内パンフレットの一例は次の通りです。

 その横浜市ラポールで、H29年芸術劇場参加募集がありました。(要は、簡単に言いますとラポール秋祭りですね)

私たちは演題として

①お口の準備運動「五十音/北原白秋」、➁¥(歌謡詩吟)「青葉の笛」、③(童謡・詩吟)「赤とんぼ」

演目として、平成29年11月3日出演・発表しました。

その時の動画約20分間を3回連載に分けて、ブログアップしましたのでご覧下さい。今回は第3回目最終回でした。

https://youtu.be/JjGKvHM8JlE

3回連載に分けて、ブログアップしました。ご感想をいただければ幸いです。

 

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