Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

リア王

2006-10-28 | テディベア

沢則行さんの「リア王」の公演を観に行った。
ネットの写真などではお馴染みだったが、舞台を観るのははじめて。
客席は椅子席の前に何枚かござが敷いてあり、その一番前に座ったので、迫力満点。

 

荒野を彷徨うリア王....彼がリア王を演じ、3人の娘たちは仮面と人形で表現される。

 

赤ずきんの舞台、赤ずきんちゃんは赤い紙をその場でカット、狼は彼の手、背景のレースがうまく使われている。
オーバーヘッドスライドを使って、影絵のようにスクリーンに投影する。


沢則行さんは、チェコ在住、プラハを拠点に、ヨーロッパ各地で公演をしている。
今回の「リア王」の重厚さもさることながら、短編にながれる卓越したユーモア感覚が、文句なく、楽しめる。
演じられた短編は、星、いも、うさぎ、空、かに、赤ずきん、アンコールでねこ。
どれも、珠玉の名品。
今日、明後日と、子どもたちをふくめて、ワークショップがひらかれるが、子どもたちにこそ、こうした舞台を見せてやりたい。

2枚目と3枚目の写真は、彼のホームページからの転載。
沢則行公式サイト
パペットハウス沢則行のアートシアター