









広い蕎麦畑のなかに牛がいて、その周りに人間が、よく見ると、畑の中に道が作ってあり、降りていって、牛のお腹の中を通り抜けられるようになっていました。
胴体のアクリル板には牛のまだら模様が施され、角には古い農機具が使われています。
福島俊をさんの〔風と牛と麦畑と〕です。
作家所感
宇山に初めて訪れて集落を案内されて一番印象に残ったのが「牛神社」という神社があったこと。残念ながらその神社は廃墟のように朽ち果てて草ぼうぼうであったこと。昔、牛がいかに大切に思われてたか、そしてその牛は今では1頭もいなくなったこと。神社が朽ち果てるのも仕方ないことかもしれない。
立ち止まって風を感ずれば遠い記憶が蘇ってくる。平地の少ないこの土地での暮らしや農作業は大変だったに違いない。がしかし山から山、谷から谷へ吹き渡る風は人や牛に心地よさを運んでくれる、蕎麦の花の香りを運んでくれる。
この宇山の土地のDNAは遠い記憶の中に刻まれている。
作品のイメージは風そよぐ蕎麦畑の中で牛と人々とが感謝の祭りに興じている、そんな遠い記憶。
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急な石段を登らないと行けない安広神社の2作品など、見られなかったものもありますが、宇山の自然の中ですばらしい作品に出会えた一日でした。
廃校になった小学校で地域の方たちがひらいている「そば処さわやか茶屋」のお蕎麦もびっくりするほどのおいしさでした。
「宇山DNA」は今週の日曜日9月23日まで開かれていますので、ぜひ、お出かけください。
素晴らしい自然と一体になっているわぁ。
由来をしりながらアートをみると、おいしさ2倍ねっ!
ちぃちゃんとさっちゃんが牛の中を行ったり来たりしてました
安広神社には私たちが行きましたので、後日日記にてご紹介しますね
急な石階段でさっちゃんがビビりながら登りました(苦笑)
お花がかわいいですね。
牛さんのアート、存在感があります。
その土地に敬意を払いながら作品を作り展示しているんですね。
自然の中で息づく作品はすばらしいです。
作家所感のプリントで作家の気持ちがすこしでもわかるのがうれしかったです。
>アゲハ母さん
アゲハ母さんのお出かけは初日、私が出かけたのは1週間後ですが、季節は移ろっているんですね。
蕎麦畑が真っ白になって、実をつけ、新蕎麦をいただけるようになるのが楽しみです。
安広神社の階段、さっちゃんは上ったのですね、えらいなぁ。
>Donnさん
蕎麦の花ってかわいいですね。
蕎麦畑に通路が作られていて、牛のお腹の中をくぐるの、楽しかったです。
そば畑綺麗に花が咲いてますが、収穫ももうしばらくなんでしょうね。ここでとれた蕎麦美味しいんでしょうね。お腹空いてきました。♪
過疎の町が現代アートの会場になって、私たちが訪れた日も平日でしたが、たくさんの人が訪れて、さわやか茶屋も大盛況でした。
ほんとうにおいしいお蕎麦でした。
小学校の職員室を利用した茶屋は木曜日が定休日ですが、これからもずっと開かれているので、新蕎麦が食べられる頃、ぜひまた訪れてみたいです。
そして畑に馴染みながらアート作品があって
おもしろいですね。
現代的な芸術もかっこいいけれど
畑の中の作品って穏やかな気持ちになれそうですね☆
一面の蕎麦畑、見事でした、花が咲いている時季でうれしかったです。
満開になると蕎麦畑が真っ白になるそうです。
野外のインスタレーションは場所の力ももらって、作品が息づくような気がします。
見る方も、気持ちがいいですね。
一面のそば畑を取り過ぎる風の歌が聞こえてきそうです。
白くて小さくて清楚な花ですね。
このあたりでは見ることがないので、かなり広い畑で、よく手入れもされていて、感激しました。
やがて実をつけ、おいしいお蕎麦になって、みんなを喜ばせてくれることでしょう。