Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

四国霊場51番石手寺

2010-10-19 | テディベア

JR松山駅からバスで30分ほどで四国霊場第51番札所石手寺に着きます。

 

小規模ですが、参道の両側にはお店が並んでいます。

 

国宝の仁王門、

 

本堂で納経をするお遍路さん、

 

新しい大きな大師像の前の古い小さな大師像、

 

重要文化財の三重塔の間からは小高い丘の上に立つお大師さまの像が見えました。

 

太子堂、

 

四国霊場第1番札所から第88番札所までと高野山のお砂が袋に入って並んでいました、たくさんの人の手に触られてつるつるになっていました。

 

かなり広い境内には古いお堂や

 

珍しいお堂もあって、

 

これは精霊船を模ったなにかでしょうか。

 

お参り終えて仁王門を出る初老のご夫婦、

 

萩の咲く疎水の水が透き通ってたのを見て、「きれいやね」とご主人が声をかけてくださいました。

夫が松山市内の遍路道を歩いていたので、石手寺で合流して妹が作ったお弁当を差し入れました。
石手寺は聖武天皇の勅願により神亀5(728)年に越智玉澄が建てたといわれています。
文保2(1318)年に創建されたと伝えられる仁王門は国宝で、そのほか本堂・鐘楼・護摩堂など国の重要文化財が多数あるそうです。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」では、明治28(1895)年、療養のため帰省した正岡子規が柳原極堂を誘い石手寺まで散歩に行くようすが描かれています。