Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

カロヨンシンフォニカ

2008-04-29 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

カロヨンシンフォニカ(鐘の博物館)は、17世紀の時計塔をそのまま再現した日本初のベル専門博物館です。
教会が鐘で時刻を知らせるという文化が根付き始めた17世紀頃、実際にオランダ・デルフト市に建てられたセント・ヒポリタス教会をモデルに造られました。
ファサードをくぐり入館すると、高さ9mもあるカロヨンタワーが出迎えてくれます。
カロヨン(carillon)とは「組み鐘」で、調律された鐘を組み合わせ、ハンマー打鐘でメロディを演奏する仕組みのことで、このタワーは、上方にベルが37個もあり、約3オクターブものメロディを演奏できる本格的なものだそうです。
囲むように設えられた階段を上って全景を眺められるようになっています。
2階には、オランダ・フランスなどヨーロッパ各地から集めた12~18世紀のものを中心に考古学的にも貴重だという鐘が約200点展示され、時を刻む以外に、古代では魔除けとしても使われたなど、奥深い存在の「鐘」にふれることができます。