Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

ノヴォデビッチ修道院

2007-11-07 | テディベア

黄葉した木々の間を歩いていくと、

 

湖の向こうに、ノヴォデビッチ修道院が見えてきました。

 

500年近い歴史を誇る女子修道院です。
城壁に囲まれ、クレムリンの出城としての役割も担っていたそうです。

 

チャイコフスキーがこの湖の周囲を散策しながら、バレエ曲「白鳥の湖」の構想を練ったという逸話が残っています。
「白鳥の湖」といえば、10年前に、世界のプリマドンナ、インペリア・ロシア・バレエ団の当時71歳のマイヤ・プリセツカヤさんの「瀕死の白鳥」(日本公演)を見たのを思い出しました。
修道院の外の墓地には、作家のチェーホフ、ゴーゴリ、ツルゲーネフ、マヤコフスキー、作曲家のスクリャービン、ショスタコヴィチ、映画監督のエイゼンシテインも眠っています。

 

いまは、白鳥の姿はなく、鴨の親子が、湖岸の道を歩いています。

 

母さん鴨のすぐ後にいるのは、カシス鴨!?
ロシア人のガイドさんが、わざわざ、ぜひ、いっしょの写真を撮るようにと声をかけてくださいました。

 

こういう風景のなかに、とどまっていたい....。

 

黄金の秋といわれるロシアの秋は9月まで、10月はもう冬の訪れと聞いていたのが、すこしずれて、白樺をはじめとする木々の黄葉を各地で、見ることができました。

 

ランチを食べたお店の看板。

 

モスクワ1日目のランチメニューは、シャシリク(ロシア風串焼き)、前菜のたっぷりのお野菜の後に出てきました。