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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

今日はクリスマスイブイブイブイブ・・・

2011-11-22 10:58:05 | 日記
弊社では時計のチャイムが先日からクリスマスバージョンに変更されたので、1時間ごとに事務所内にクリスマスソングが鳴っている。まだクリスマスまでは1ヶ月以上先だが、そろそろ世の中のお父さん、お母さんの間では子供達のクリスマスプレゼントをどうするかの話し合いが始まる頃だろう。

我が家の子供達は、自分が欲しいものをサンタさんがプレゼントしてくれる、と深く、深く思い込んでいる。もう一つ我が家の子供達が信じていることがある。それは、お父さんはサンタさんと直接電話できる方法を知っている、というものだ。

これを前提に我が家のクリスマス期間恒例のあれこれを紹介しよう。

まずは子供達から欲しいプレゼントを直接聞く。お父さんはサンタさんと話せるので直接聞いても全く違和感は無い。
「今年もサンタさんにお願いしておくから、何が欲しいか言ってごらん?」
「僕はこれ!」
「私はこれ!」
即答である。さてはお前らクリスマスに何をもらおうか随分前から考えていやがったな、と思わずにはいられない。

ここで毎年途方にくれるのは、入手困難なおもちゃを指定された時だ。あまりに深く信じ込んでいるため、サンタさんはどんなに入手困難なものでもサンタさん専用工場でおもちゃを作ってくれて、クリスマスイブの夜には確実に自分の手元に届くと思っているから性質が悪い。そんなときは出来る限り頑張ってみて、それでもダメならサンタさんからの緊急のお願いがお父さんに届くことになる。材料不足で作れない、と。ちなみに今までこのパターンを使ったことはない。すでに今年のクリスマスプレゼントも聞いてあるが、今回はちょろい。すぐに手に入るのでプレゼント入手については心配しなくてもよさそうだ。

サンタさん効果を存分に発揮して子供達に良い子にしてもらうこともできる。お父さんにはサンタさんへの報告義務があり、良い子じゃないとプレゼントをあげられない決まりになっている、これが我が家では浸透しているので、
「あっ、サンタさんに言わなくちゃ!」
この一言でピタッとあらゆる悪さをしなくなる。クリスマス期間限定の魔法の一言だ。

最近は息子が小学生になったので、周りの友達からサンタさんはお父さんだよ、と言われているらしい。どう思う?と息子に聞いてみたが、そんなわけ無いじゃん!サンタさんはサンタさん、お父さんはお父さん!と豪語していた。その理由はこうだ。

サンタさんを信じられなくなってしまった子供のお父さんはサンタさんとの連絡方法を失う。毎年連絡を取って子供の欲しいプレゼントを伝えていたのに連絡する方法が無くなってしまったので、子供を悲しませない様にお父さん自身がプレゼントを買ってあげる。サンタさんを信じられなくなった子供のお父さんはサンタさんの代わりをしているんだ。毎年同じ話を聞かせている。

さらにもう一つ、お父さんが目の前にいるのに、プレゼントが枕元に忽然と現れたこともあった。お父さんは目の前にいた。プレゼントは突然現れた。サンタさんが来たに違いない!これをやったのは去年だったろうか、家族のちょっとしたチームプレーでサンタさんは実在の人物になる。

今年はアメリカ空軍が毎年やっているサンタクロース追跡作戦の話でもしてみようかと思っている。(野)


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勤労感謝

2011-11-21 11:54:21 | 日記
 23日は「勤労感謝の日」。最低でも1500年以上前から毎年続いているであろう日本国の最も重要な祭りの一つ「にいなめさい」(新嘗祭)の日である。春から秋にかけて一生懸命働いて収穫したその年の新米を神に捧げて感謝する儀式が行われる。
 
 宮内庁のホームページをコピーしてみると11月23日新嘗祭(にいなめさい)「天皇陛下が、神嘉殿において新穀を皇祖はじめ神々にお供えになって、神恩を感謝された後、陛下自らもお召し上がりになる祭典。宮中恒例祭典の中の最も重要なもの。天皇陛下自らご栽培になった新穀もお供えになる」となっている。
 
 今年は天皇陛下がマイコプラズマ肺炎らしきものに冒されて入院されてしまっているので、この「宮中恒例祭典の中の最も重要なもの」は皇太子が代わられるのかとも思うがどうなるのだろうか。皇太子が行うということは御代が替わることになってしまい認められないのだろうか。宮内庁では今、対応に苦慮していることだろう。
 今年はとてつもない地震と津波に襲われて日本が大変なことになった。その後の天皇陛下はじめ皇族の活躍は大したものだった。長い歴史の中でずっと国民の幸福を祈ってきた天皇のあり方がわかるような一年だったように思える。入院などしていないで新嘗祭に出るとおおせになっているのではなかろうか。
 
 皇室では新嘗祭を過ぎるまで新米を食べないそうだが、一般の家庭でもこの新嘗祭を経るまでは新米を食べない風習があったという。ただし、第2次世界大戦を過ぎてからは急速に庶民の間から神事は忘れられて行ったのだろう。わが家はその忘れてしまった家庭の一つだったと思う。父にも母にも新米は新嘗祭を過ぎてからだと言われたためしがない。
 日本人は太陽をうやまい、そのめぐみに感謝し、地球という大地をうやまい、そのめぐみに感謝し、目に見える自然の造形全てに神が宿っていると考えて感謝し続けてきた国民だ。朝起きれば感謝し食事のたびに感謝し、一年を通して祭りを行なって感謝して来た。各地にいろいろな力を持った神々がいて、その神々に感謝する様々な祭りがある。それでも古代から天皇が執り行う新嘗祭も自分たちの大事な行事の一つとして考えて来たのだろう。新嘗祭は農業を主体として生活する人々にとって、生活の大きな区切りだったかもしれない。自然と共にあって、絶えず感謝し続ける国民が不幸であるはずがない。ブータンがGNH(Gross National Happiness国民総幸福量)を尺度に国の豊かさを測ろうと提唱した国であることが国王夫妻の来日で話題になった。欧米化される以前の日本のGNHはかなり高かったのではなかろうか。
 
 「勤労感謝の日」は、勤労できる命とその糧を与えていただいていることに対する感謝を太陽と地球とそれを取り巻く全ての自然、つまり日本人が言う神様に捧げる日だったのである。決して、働いている父ちゃんに感謝しろと言う日では無いのである。しかし、日本の祝日に「感謝」という言葉が入った祝日は他にない。せめて誰かに感謝するだけでも素晴らしい。(三)


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視線の先

2011-11-18 11:47:05 | 日記
 小学校に上がったばかりと思われる少年が手に持ったゲーム機に夢中になりながらこちらに向かって歩いてくる。後ろから「お兄ちゃん、ぼくもやりたいから使わせて」と大きな声がかかる。3歳ぐらいの少年がちょこちょこと追いかけてくる。さらにその後ろを彼らの母親だろうと思われる女性が携帯電話を凝視して高速に指を動かしながらやってくる。
 駅に向かう私がじっと3人を観察しても彼らは気に止めない。ゲームや携帯に気を取られて、誰かに見られているという感覚が無いのだろう。
 彼らの脇を駅前のコンビニから出てきた女子高生がすり抜ける。手にはスマートフォンを持ち画面をこすっている。後ろから出てきた女子高生も同じようにスマートフォンを操作しながら先を行く女の子に声をかける。「わかった?」先を行く女の子は振り向きもせず「まだ」と言う。
 駅の改札に続く階段を降りてくるスーツ姿の男性もスマートフォンを握っている。手元に没頭しているために進みが遅い。階段の後ろに列が出来てしまっている。が、後ろの人々も携帯を見つめていて焦る様子もない。階段を降りてくる数人の人々の中で携帯を見ていないのは老婦人一人だけ。杖をつきながらゆっくり降りて来る。
 ある日の午後の風景だ。
 
 今や子供から大人まで生活のあちこちで画面を見て暮らしている。目の前で起きる自分とは関係ない何かより、自分に関係する何かが画面の中で点滅するのが気にかかる。広い世界で生きているように見えて人の世界は案外狭い。広い視野を持って広い世界で生きたいと願っても好奇心が旺盛であればあるほど、人間らしい義理と人情があればあるほど、関係してしまったしがらみが視野を狭めて視線は画面に向かっていく。ネットを通して関係者によって注釈が付けられた「現実」だけが「現実」だと認識される世の中が、もうそこまで来ているのかもしれない。
 
 目の前に大勢人がいるのに誰一人目撃者がいない事件が起こり得る。そこにいるのは誰も彼も義理人情にあつい、前向きで一生懸命生きている人々であるにもかかわらず、だ。誰にも何にもしがらみを持たない誰かの突発的な行動や、かなり計画的な行動が、誰も視線を向けないすぐそこで多くの人の未来を壊してしまうかもしれないし、それをそっと阻止する誰かが通り過ぎるかもしれない。事件が起きれば「平和」や「豊かさ」はネットの中で再検証され、改めて画面に配信されるだろう。(三)


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大人の社会科見学

2011-11-17 10:00:48 | 日記
先日の休日、家族で川崎市の分倍河原駅近くにあるSビール武蔵野工場を見学してきた。普通のビールよりちょっと高めのビール。日本を代表する大物ロック歌手がCMで美味そうに呑むあの金色のビールを製造している工場の見学である。

今回はプレミアム○○○・トワイライトツアーと言う工場見学。勿論、単なる工場見学ではない。見学後は、30分のテイスティタイムが待っております。と言うか、皆それが目的で参加するようなものである。テイスティタイムで飲ませてくれるビールは、当工場で出来立てのビールと黒ビールである。

本来下戸である自分が何故このようなツアーに参加したのか? 下戸ではあるが、程よく冷えたコップ一杯のビールの美味しさだけは知っている。しかし、それだけの理由で参加した訳ではない。実は家の者が、このPビールの大ファンである。

彼女は、以前職場の仲間同士でこのツアーに参加した。「市販の缶ビールも美味しいが、工場で飲むビールは格別。しかも無料で3杯まで飲める」と言うのである。実は、このツアー、前回までは無料だったが、今回からは有料(500円)となった。早めに予約しないと参加できない程、人気のツアーとなり、無料ではやっていけなくなったのか?

ここで、少し、ビールができるまでの工程を紹介したい。
その前に原材料(素材)をについての紹介。それは、水と麦とホップのたったの3つである。
よいビールはよい素材からと言う訳で、水は、奥深い地下を流れる深層地下水からくみ上げていた。
次に製造工程だが、精麦、仕込み、発酵、貯酒、ろ過、缶詰・樽詰めの6工程を経て美味しいビールが生まれる。
今回はすべての工程をみることはできなかったが、「美味しいビール作り」へのチャレンジと品質管理に取り組む職人たちの実像に見ることができ、大変有意義な見学であった。

テイスティタイムの中で、広報部の社員が、我々が自宅で缶ビールを呑む際、より美味しく呑む手順を教えてくれた。
それによると、缶ビールは5度Cに。冷蔵庫で5時間冷やしておく。
コップは洗剤でよく洗い、洗った後は布巾で拭かず、自然乾燥する。
コップに注ぐ時の注意。
(1)コップを横にせず、縦に持ち、高い位置から一気に泡を立てながら、三分の一程度注ぐ。
(2)コップを斜め45度に倒し、泡が増えないようにゆっくり注ぐ。
(3)徐々にコップを立てながら、缶の中のビールを全部注ぐ。
こうすれば、泡でコップが山盛りになっても、零れることはにありません。
と、言いながら実演してくれた。

今回のお土産に、テイスティタイムで使ったものと同じ専用のコップを頂いた。交通費を考えたら、買って呑んだ方が安かったと思うが、たまにはこのようなツアーも一味違うビールが味わえてよかった。来年は、横浜市の生麦にあるKビール工場、山梨県にあるS白州工場のウイスキー工場見学を参加する予定である。(平)


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年末はすぐそこ

2011-11-16 10:06:22 | 日記
いよいよ朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。こんにちは。
ただ、今年はなんとなく寒くなったり暑くなったりと「何か違うなあ」などと感じたりもしています。コートを着るべきか着ざるべきか、行きと帰りの時間帯、電車の混雑具合、待ち時間等と相談しつつもイマイチ定まらないのは困り物です。

ですが、やはり夏場とは違った殺伐さが日毎に増してきている感じもします。夏は暑くてやるせない感触ですが、冬場、特に11月~12月は年末進行の忙しさにより、なんとなく行き交う人々の心に余裕がなくなってきているようにも見受けられます。実際この時期は嫌な話ですが、自殺数も増加します。

現場ではそろそろ年末年始に向けて、休みの予定を確認したり、「今年はどこそこへ旅行に行くため、もう飛行機のチケットを取っている」だの「カミさんの実家に帰省しなければならないため、ここからは確実に休む」だのという話題がチラホラ出てきます。

この時期によくあるのが、年中行事のひとつである「年末進行スケジュールの提示」です。IT業界では(それに限らず、ですかね)年度末の3月納品や次年度最初の4月カットオーバーという案件が非常に多いため、1~3月はテストラッシュになることが多いです。
ですが、そのために12月中に片付けておかなければならない事も比例して多くなります。そしてトラブルが多く発覚するのもこの時期。PMOと呼ばれるチームに属する人たちは最終の納品、カットオーバーを守るために、非情とも言えるスケジュールを提示してきます。

そしてそれに対して怒号や罵声が飛び交うのを見ると「ああ、年末だなあ」と感じるのです。

「クリスマス出ろとか何言ってるの?意味分からない!」「年末年始休みが無いとか今までのスケジューリングの失敗のしわ寄せをこっちに持ってくるなよな・・・」「今更このスケジュールに詰め込んだって無理なものは無理だって。冗談じゃない、休ませろよ。」etc...

不思議なもので、GWやお盆の休みが無くなる事は我慢できても、年末年始近辺の休みが無くなる事は人は我慢できないようです。まあ確かにどこもかしこもクリスマスソングや雅楽が流れて、とても仕事をするようなムードにはなれないのも確かです。加えてプライベートなイベントを予定している人もかなり多いでしょう。


私の周囲では、自分達が作ったものが品質が悪い、あるいは進捗が遅延している場合は休みが無くともやむ無しと考えている人が99%です。
そこはプロのプライドといったところでしょうか。誰でもいい加減なものを作りたいとは思っていません。

ただ、この時期問題になるのはテスト環境の構築遅延、確定したはずの仕様の変更、設計完了したはずの設計書の不在、初期にいい加減に(あるいは大人の事情で)策定されたミドルウェアやパッケージの性能等々、「自分達は何も悪くないのに」遅延することが8割以上なんですね。毎度どのプロジェクトに行っても進歩が無いです。

業界の仕事のやり方を改革しないとどうもこの問題は解決しないような気がします。まかり間違ってPMOに所属するときはよくよく気をつけるべし、と思っています。

仕事なんてどれも大変ですが、責めて皆が殺伐としない年末を迎えられる、そんな運営を目指すPMがいてもいいと思います。作ったもので皆笑顔になるためには、まず自分達が笑顔でいられなくてはならないのでは?


え?私?いやーまだ夏休みも取ってないんですよ、部長。どういうことでしょう。


世の中はひどく不公平ですね。
(刑事長)


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