ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

アイルランド発(datelined Ireland): bans bouncy castles

2018-07-05 15:44:50 | 日記
2018年7月5日(Thu.) 日本国内では、実に呆れるニュースが飛び交っています。 例えば、名古屋高裁金沢支部で、大飯原発の運転差し止めに関する住民側の請求を棄却、しかも、司法では判断できないと。 これはトンでもない判決で、司法の役目を放棄したに等しいこと。 この裁判長・内藤は弾劾すべきと感じます。 また、あの文科省の幹部が、自身の子息を東京医科大学に裏口入学させ、しかも、大学への資金援助の見返りと言う不正取引を伴う内容だと報道されています。 これら日本の行く末を左右する人々が、これほどまでにまともな判断を逸脱するのは何故か!? この国は良心・良識を失っていて、自己保身や利己主義が蔓延しつつあるのでしょうか。 逆に、こうした稚拙な考えを持つ仲間が、悪の巣窟に集結しているようにも見えてしまいます。

さて、一昨日の当ブログで紹介したUKでのトランポリン事故の続報です。 ( ニュースソース: The Liberal.ie 7月4日発 )

<原文の一部>
British city council bans bouncy castles in the wake of the death of a 3-year-old girl
3歳の女の子の死を受けて、イギリスの地方自治体が bouncy castles (注: 写真のようなトランポリン)を禁止します。



Havant Borough Council in Hampshire, UK, has issued a blanket ban on bouncy castles across its entire territory, after a 3-year-old tragically lost her life when an inflatable trampoline burst, throwing her high into the air.

The little girl, named locally as Ava-May Littleboy, suffered extensive head injuries and died in hospital.

The ban will come into effect across the Havant Borough immediately.

(抜粋)Havant 自治区評議会(Hampshire, UK)は、当該地域全域に於いて、bouncy castles (注: エア膨らまし型のトランポリン)を包括的に禁止にします。 これは、3歳の女の子が悲惨にも命を亡くしたことによるもので、トランポリンが破裂して高く跳ね飛ばされた為でした。
この幼い女の子は、名前は Ava-May Littleboy と言い、頭部の傷が元で、病院で死亡しました。
この禁止措置は、 Havant 自治区で、ただちに発行されることになります。

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事故原因や、再発防止策などは未確定の段階なのでしょうが、不安全であることが事例として確認された後は、より安全確保する為の判断がただちに示されたと言うことでしょう。



一方、冒頭に記載した金沢支部の事例では、フクシマに学ぶことなく、一定の基準を満たしているから不安全とは言えないなどと、木で鼻をくくったような、まるで、教条主義で、本質を見極めようとしていない判断。 しかも、司法判断を避け、行政が考えるべきことと逃げていることは明らかです。

愚劣・稚拙の極みで、内藤裁判長は退くしかありません。 自ら、そう宣言したに等しいのです。 存在価値はありません。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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