ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

ノルウェー(Norway): Norwegian Stowaway Cat Returns Home

2018-07-04 16:04:45 | 日記
2018年7月4日(Wed.) 臨時ですが、今日はもう一つの話題をUPしておきます。 アイスランドで発見されたノルウェーからの密航猫 Pus は、無事にノルウェーの飼い主の元に帰ることができました(7月2日)。

6月30日の当ブログでUPした話題の、その後と言うことになります。

無事に帰ったと言うことと、そもそも何故コンテナーに紛れ込んだのかが、多少解明されたようです。 隣家がアイスランドへ引越しのための荷造り発送をしたそうで、その最中にコンテナーに入り込んでしまったようです。

また、アイスランドでの新たな名前ももらったようで Snorri と言うそうです。 (出典: Words by Paul Fontaine)

<原文の一部>
Norwegian Stowaway Cat Returns Home, Gets Icelandic Name



Published July 3, 2018

The Norwegian cat who took an extraordinary journey by shipping container to Iceland has returned home, and has been given a new Icelandic name.

As reported last week, the cat formerly known as Pus had disappeared in his native Norway on June 9, only to be found in a shipping container in Iceland on June 27.

Pus, it turns out, was an unwitting stowaway. A family living next door to Pus in Norway had been moving to Iceland, packing their belongings in a shipping container. Pus had somehow entered the container with no one noticing, becoming trapped.

While malnourished and experiencing fur loss, Pus was nonetheless in fair health, and his owners were contacted. MBL now reports this story has taken a happy turn.

After being examined by a vet, he was sent back to Norway and reunited with his family last night. In honour of his bold voyage, he has been given a new name: Snorri, a classic Icelandic name that hearkens back to the Sagas.

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概略は冒頭に記述しましたので、和訳は省略します。 原文を読み流して下さい。

また、Snorri と言うアイスランドの名前をもらったと書かれていますが、クラシックな意味合い持っていて the Sagas に由来すると締めくくっています。 これはアイスランドの大長編歴史物語「アイスランド・サガ」 を意味しているように思いますが・・・。

名古屋の名東区にある ICELAND MARKET に行けば聞くことが出来るかも知れませんね。

何れにしても、ホッとしました。

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ドイツ(Germany):  Suspect in murder of Susanna F.

2018-07-04 15:02:37 | 日記
2018年7月4日(Wed.) 台風7号の影響で、今朝から風雨が強まっています。 この地方(愛知県平野部)の天気予報をNHKのデータ放送で確認すると、風速は終日5m/sぐらいで、さほど強くはないと思われるのですが、実際は、どう見ても10m/sぐらいになっています。 サナギになって14日目を迎えている羽化しそうなタイミングのクロアゲハも、室内に一時退避させました。

そして、さらなる台風情報を探しましたが、なかなか、詳しい地元情報は得られません。 そこで Windy で地元付近を拡大表示させ、当該地区をクリックすると、そのエリアの詳細天気情報が表示出来ました。 これによると、風速は正午頃に8.7m/s、15時頃には8m/s、その後、次第に弱まる予報になっていました。

何れも予報であることに変わりはありませんが、Windy の方が、より詳しくて信頼が出来そうな印象を持ちました。 Windy を利用したことがない方は、一度、覗いてみてはいかがでしょうか。

さて、司法に対する信頼感が薄れていて、その存在意義まで問われかねない状況に陥っている日本ですが、ドイツでは、そうした心配は無用かも知れません。 ( ニュースソース: THE LOCAL.de 7月3日発 )

<原文の一部>
Suspect in murder of Susanna F. alleged to have raped another child
Susanna F. に対する殺人容疑者は、他の子へのレイプも疑われています。


Ali B. escorted by special police forces in Wiesbaden in June. Photo: DPA

Ali B., who is charged with the rape and murder of 14-year-old Susanna in Mainz in May, is now believed to have raped another child on two occasions.
Ali B.は、5月のマインツでの14歳の Susanna のレイプと殺人で逮捕されました。 この他に2件の別の子供に対するレイプもしたと考えられています。

On Tuesday, the Wiesbaden Prosecutor’s Office stated that the Iraqi asylum seeker allegedly raped an 11-year old at a refugee home in Wiesbaden-Erbenheim in March.

Together with another suspect, a 14-year old from Afghanistan who had been a lead witness in the case of Susanna F., he is said to have raped the girl again in May.

The Iraqi-born Ali B. had already been suspected in May of raping the girl at a refugee shelter, said prosecutors, but the allegation lacked substantial evidence.

The prosecutor's office wanted to issue an arrest warrant on Tuesday against Ali B., who has been in custody since June, on a charge of double rape. An arrest warrant was already issued on Monday for the 14-year-old suspect.

The body of Susanna F. was found at the beginning of June, two weeks after her disappearance. Ali B. confessed to killing her, but denied raping her.

The incident led to a heated debate in Germany, as B. had left for Iraq with his parents and siblings in early June despite being a suspect in the case. It was a major embarrassment for German authorities, leading critics to argue the country’s asylum policies had plunged into chaos.

Ali B. was arrested in Iraq by Kurdish security forces and escorted by German Federal Police back to Germany.

(抜粋)火曜日、検察当局の発表によると、このイラクからの亡命希望者は、3月、難民ホームで11歳の子をレイプした容疑があります。 もう一人の容疑者、アフガニスタンからの14歳は、Susanna F.の件の目撃者でもありますが、彼も5月にこの女子を再びレイプしたと言われています。
イラク出身の Ali B. は、5月の女子に対するレイプで疑われてきているのですが、物証に欠けるとされています。
検察としては、6月から拘留している Ali B. の二重のレイプを立証したいと望んでいます。
Susanna F. の遺体は6月初旬に発見されました、彼女が失踪して2週間後のことでした。  Ali B. は、彼女の殺害は自白しましたが、レイプは否定しています。
この事件は、ドイツで論議を巻き起こしています。 と言うのも、この B. は、両親と兄弟とともにイラクに行ってしまったのです、6月初旬に。 これらの事件の容疑者であるにも拘らずです。 これはドイツ当局にとっては大きな当惑の事態となり、国の亡命者政策に関しても大混乱に陥れる批難を浴びました。
Ali B. は、イラク当局に逮捕され、ドイツ連邦警察に付き添われてドイツに送還されました。

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非業の死を遂げた14歳の女子も無念でしょうが、その他のレイプ被害に遭った子も傷ついたことでしょう、身心ともに。 いかなる理由があったとしても、厳粛な法の裁きを受けさせるべきです。



一方、日本は一体どうなっているのでしょうか。 シオリさん事件の加害者山口をいつまで放置するのでしょうか、日本の司法は。 この事件は、既にUKやUSAのメディアが取り上げていて、日本政府や司法、さらにマスコミに対しても疑問を呈しています。

安倍につながる人脈(または独裁)が、社会正義を護るべき司法・法曹界までも歪めているではありませんか。 シオリさん以外にも、森友問題における佐川や財務省関係者への不起訴扱いなど、多くの国民が納得していないことは報道も伝えているところです。



これは独裁状態に陥っています、既に。 安倍の暴走を誰も止められない状況になっています。 (何度も書きますが)これは1930年代のスターリン独裁に酷似しています。 権力の集中し過ぎによって、デッチ上げ裁判(モスクワ裁判)や、その後の大粛清への大暴走、そして、密告社会や捏造情報・歪曲報道の横行、犯罪の多発、等々。 これらは、後の世に、大批判を浴びることになったのです。 しかし、途中では誰も止められなかったのです。

時の議員・有力者や官僚などは、権力におもねるばかりで、挙句の果に、政権が交代すると、”自分たちも被害者だった” と言い訳しました。 彼等は、風見鶏・日和見主義・カメレオン主義・ご都合主義と言えます。 これらのことは、アレクサンドル・ジノヴィエフの 「余計者の告白」 に書かれています。

正に、今の安倍政権下で起きている不条理な事象の数々は、このスターリン時代の忌まわしき極悪の歴史に酷似していると言えます。

今や、市民が街頭に出てその意志を示すしかない状況になっていると思いますが、それにしても、良識ある・オピニオンリーダーであるべきメディアがアジテート・先導する必要があるのではないでしょうか。



今の社会、不正なことを明らかに行いながら、口ではやっていませんと言い張るヤカラがアチコチで出現しているようです。 どうして、このように倫理観を欠如した、しかも、”大人(オトナ)” が少なくないのでしょうか・・・。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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