今日は、土用の丑の日、鰻の日ですね。
昨今、国産鰻が絶滅危惧種になるのでは?と心配されるほど、シラスウナギが減少し
鰻の価格も高騰して、一般庶民の口には、とても入り難くなってます。
この日、夏バテ防止のために鰻を食べるという習慣が定着したのは、江戸時代に、
売り上げ不振の鰻屋から相談を受けた平賀源内が、一肌ぬいで「今日は土用の丑の日」と
書いた張り紙を出して宣伝し、繁盛させてのが始まりとか。
当時、「丑の日に、“う”から始まる食べ物(うり、梅干、うどん等)を食べると夏負けしない」
という言い伝えがあり、そこの「うなぎ」を合わせたのですね。
先日、「野田岩の鰻」を頂戴していたので、今晩、鰻にありつけました。
鰻の美味しい食べ方は、色々ありますが、家庭で手軽に楽しく食べるのは、
やはり、「ひつまぶし」でしょうか?
本場、名古屋の蓬莱軒のようにはいきませんが、それなりに美味しくいただけました。
【ひつまぶしの基本的な食べ方】
1)お椀を四等分して、一杯目は、うな丼風に鰻の美味しさを楽しみます。
2)二杯目は、薬味(葱、きざみ海苔、大葉)を添えて、薬味の香りと一緒に
楽しみます。(葱、大葉は、勿論、自家製です)
3)三杯目は、鰻のお椀に出汁を注ぎ、お茶漬け風に、サラサラと流しこみます。
(お茶漬けに入れる薬味は、わさびの代わりに、柚子胡椒も中々です)
4)最後は、1)~3)で一番気にいった食べ方で〆ます。
満腹! 家族一同、大満足でした。
昔、子供の頃、田舎の川で、よく鰻を獲って食べてましたが、今から思うと、
とても贅沢な、自然の恩恵を受けていたのですね。
明日は、二十四節気の大暑です。夏のピークを迎えますが、夏バテせずに過ごせそうですね。