四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

晴耕雨読(書評) 暦に学ぶ野菜づくりの知恵 畑仕事の十二カ月

2012-03-23 | 晴耕雨読(書評)

【 書 籍 名 】 暦に学ぶ野菜づくりの知恵 畑仕事の十二カ月
【 著   者  】 久保田 豊和
【 出 版 社 】 家の光協会
【 値   段  】 1,470円
【 コメント書評 】 ☆☆☆☆

平成24年3月23日、今日は、春の「彼岸の明け」、この頃から四月の初旬の
比較的雨の多い時期を菜種梅雨と呼びます。

本書は、1月から12月まで、月々の農事暦が解りやすく記されており、日本の四季、
自然との関わりの中で脈々と営まれてきた野良仕事に、先人達の知恵を実感します。

晴耕雨読、雨の日の読書にお勧めの一冊です。

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晴耕雨読(書評) 生ごみ先生の元気野菜革命

2012-03-09 | 晴耕雨読(書評)

【 書 籍 名  】 生ごみ先生の元気野菜革命
【 著   者   】 吉田俊道
【 出 版 社  】 東洋経済新報社
【 値   段   】 1,500円
【 コメント書評 】 ☆☆★☆

実に、小さな事ではありますが、
私は、私の会社のオフィスや家庭から出る生ゴミを、「ゴミ=廃棄物」ではなく
「堆肥=資源」として扱い、リサイクルして土に還す活動をここ数年行ってます。

そして基本的に、化学薬品を用いた農薬や肥料は使わずに、野菜を育てています。

しかし、だからと言って(矛盾しているようですが)、市販されている農薬や化学肥料を
頭から否定するつもりもありません。

慣行農業、有機農法、自然農etc、農業の手法や考え方も人それぞれで、
賛否のわかれるところでしょうが、

要は、安全で安心できる美味しい野菜を、納得のいく方法で、自分の手で作る楽しさや、
食べて喜んでもらえる、人の笑顔の見える「農」であれば、それはそれで全て良いのでは
ないかと考えます。

近年、環境保全に関わる様々な書籍が出版されていますが、その観点から見ても、
この本は、土づくりを通して、エコ活動から食育に至るまで、人に優しい生活と
農のあり方について、学ぶべき点が多々あるように思いました。

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晴耕雨読(書評) 農家に教わる暮らし術

2012-03-06 | 晴耕雨読(書評)

【 書 籍 名  】 農家に教わる暮らし術―買わない 捨てない 自分でつくる
【 著   者   】 農文協(編)
【 出 版 社  】 農山漁村文化協会
【 値   段   】 1,200円
【 コメント書評 】 ☆☆☆☆

私の知人に「百姓は、百の知恵と工夫をこらして道具をこしらえ、野菜をつくるのが仕事」
という名言を残し、菜園の井戸や休憩小屋やトイレ、水道設備までも、全てご自分で自作される
猛者がおられます。
まさしくこの本のサブタイトルにある「買わない 捨てない 自分でつくる」を実践される方です。

昨今、お金さえ出せば何でも手に入る、便利で恵まれた世の中になっていますが、
この本には、お金には代えられない、「自然と共に、無理なく賢く暮らしていく知恵」が随所に
書き記されているように思います。

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晴耕雨読(書評):庭菜園検定の受験対策本 2冊

2012-02-17 | 晴耕雨読(書評)

【 書 籍 名  】 畑と野菜のしくみ―もっとうまくなる家庭菜園教室
【 著    者  】 家庭菜園検定委員会
【 出 版 社  】 家の光協会
【 値    段  】 1,260円
【 コメント書評 】 ☆☆☆☆

2009年3月に、「家庭菜園検定」が実施され、今年(2012年)の3月に第4回目が実施されるそうですね。
受験対策本として、活用されている方もいるかと思いますが、野菜栽培の知識を基礎から学ぶことができて
野菜作りの実践マニュアルとしても良い本だと思います。

畑と野菜のしくみ―もっとうまくなる家庭菜園教室

 

 

【 書 籍 名  】 野菜づくり虎の巻―もっとうまくなる家庭菜園教室 作物別
【 著    者  】 家庭菜園検定委員会
【 出 版 社  】 家の光協会
【 値    段  】 1,350円
【 コメント書評 】 ☆☆☆☆

上記の「畑と野菜のしくみ」に続いて、野菜作りの勘所を、各野菜別に詳しく説明してあるのがこの本です。
この本の内容を全て理解できれば、3級、2級まではいけそうですが、1級は、要求される知識のレベルが
高く、これだけでは厳しいようです。試験対策というよりは、より賢く野菜作りをするうえでの、良き参考書
として活用できそうです。

野菜づくり虎の巻―もっとうまくなる家庭菜園教室 作物別

 

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晴耕雨読(書評) ここまでできる週末菜園-周年栽培に挑戦する

2012-02-10 | 晴耕雨読(書評)

【 書 籍 名 】 ここまでできる週末菜園-周年栽培に挑戦する
【 著   者   】 喜多村 敬三
【 出 版 社 】 農山漁村文化協会
【 値   段   】 1,680円
【 コメント書評 】 ☆☆☆☆

現役世代の私は、畑仕事も、週末と祝祭日に限られますが、ここ数年は、一年を通して
わが家の食卓に上がる全ての野菜を、自家栽培でまかなえるようになりました。


40坪のスペースと週末の限られた時間の中で、効率的にかつ楽しく野菜を栽培する
多くのコツを、喜多村さんの記されたこの本から学ぶ事ができました。

 私にとって、この本は、実践的な「野菜作りの教科書」となっています。

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