床は凹凸、間取りは円形、球体、収納は天井から吊るしかなく、ベランダは茶室のにじり戸のように、屈まないと出入り出来ません。
顔を洗うのも傾斜のゆかで、逆さハイヒールのよう、トイレはスキマを通じて、外に解放されています。
建築家の荒川修作さんの哲学、過去と未来が現在に根ずいた機能する身体建築といわれる建築物です。
この天命反転住宅2年で得たものは、縄文心導ボディワークを倉富式といえるまでに精悦化しています。
ここでの気付きは、いかに曲げる、しゃがむの動作が多いかという驚きです。
室内の中心のくぼみにキッチンがあり、縄文人が火を中心に暮らしたように、人が集まるように仕掛けられていますから、段を上がつたり下りたり屈んだり、ねじったりして用事をせねばならず、それが生活の全般に強要されるのです。
曲げる、ねじるを習慣にされたおかげで、私は自然人のように活発になり、思考も冴えて、生きるとはこういうことかと感慨を新たにしました。
続く。
顔を洗うのも傾斜のゆかで、逆さハイヒールのよう、トイレはスキマを通じて、外に解放されています。
建築家の荒川修作さんの哲学、過去と未来が現在に根ずいた機能する身体建築といわれる建築物です。
この天命反転住宅2年で得たものは、縄文心導ボディワークを倉富式といえるまでに精悦化しています。
ここでの気付きは、いかに曲げる、しゃがむの動作が多いかという驚きです。
室内の中心のくぼみにキッチンがあり、縄文人が火を中心に暮らしたように、人が集まるように仕掛けられていますから、段を上がつたり下りたり屈んだり、ねじったりして用事をせねばならず、それが生活の全般に強要されるのです。
曲げる、ねじるを習慣にされたおかげで、私は自然人のように活発になり、思考も冴えて、生きるとはこういうことかと感慨を新たにしました。
続く。