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映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ジェリー』

2007年10月21日 | Weblog
ふつう

ガス・ヴァン・サント 監督
マット・デイモン、ケイシー・アフレック 出演

ドライブをしている男ふたりが、荒野の小道に分け入る話。

荒野の小道に行くのが目的なのか、旅の途中で偶然立ち寄ったのかよくわからない。

撮り方は猛烈に丁寧にこだわって撮ってあるが(長まわし、レールを敷いて、など)、さすがにこれで100分以上はつらい。

そして、最後であんなことをする必要があるのかどうかもよくわからない。ただ極限状態を表現したかっただけなのだろうか。

ケイシー・アフレックが出演する作品を連続して観たが、偶然である。他意はない。

『リターン・トゥ・マイ・ラブ』

2007年10月21日 | Weblog
よい

スティーヴ・ブシェミ 監督
ケイシー・アフレック、リヴ・タイラー、ケヴィン・コリガン、メアリー・ケイ・プレイス、シーモア・カッセル、マーク・ブーン・ジュニア、ジャック・ロヴェロ 出演

ニューヨークで働いていた青年が夢破れて故郷に戻ってくるが、もどってきても特にいいことはおこらない話。いやおこるともいえるけれども、要は自分の考え方という話。

強烈な個性派俳優スティーブ・ブシェミ監督作とあっては、観ないわけにはいかない。

ダメ人間のための映画。しかし、ダメさを批判するのではなくダメさを認めるつくりになっている。視線がやさしいのだ。

親子関係のいやなところ、いなかのいやなところが強調されているが、それにユーモアが加えられて決して悲惨なイメージにならない。