映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
コメントのところをクリックするとコメントできます。

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』

2015年09月22日 | Weblog
ふつう

樋口真嗣 監督
三浦春馬、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、渡部秀、水崎綾女、武田梨奈、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼 出演

外壁修復作戦を決行したエレンは、アルミンをかばって巨人に飲み込まれてしまう。その直後、謎の黒髪の巨人が出現し、他の巨人を攻撃するという不可解な行動を見せるのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=350818





映画館で観た。

まず、世界はまったく、ちっとも、微塵たりともおわらない(笑)。

この短さはいいのだが、スタッフの中に複数ヤケクソになっている人がいる気がする。

以下ネタバレ






草なぎ君のシーンはマエフリである前編に入れるべきシーンである。そして、前編だろうが、本作後編であろうが、誰でも巨人になれる可能性があるのならば、まったく意味がないシーンである(笑)!

待ちに待った仲間であるはずなのに見限るのが早いシキシマ(笑)。
そして、調査兵団あっという間に消えた。なにしに出てきた? 

映画内では出てこないが、國村隼よりも身分の高い人間がいるはずである。どうしてそっちを倒さなかったのか? 國村隼は。

水原希子、知ってたんなら前編で話せよ。


前編のわたしの記事
http://blog.goo.ne.jp/jm131/e/4a8e82f8542c91a3e0e9aa1dbadfd0ab

『ヘラクレス』

2015年09月22日 | Weblog
ふつう

ブレット・ラトナー 監督
ドウェイン・ジョンソン、イアン・マクシェーン、ルーファス・シーウェル、ジョセフ・ファインズ、ジョン・ハート、レベッカ・ファーガソン、アクセル・ヘニー、イングリッド・ボルゾ・ベルダル、リース・リッチー、トビアス・ザンテルマン 出演

全能の神ゼウスと人間との間に生まれた半神の英雄ヘラクレス。恐るべき魔物たちを相手に12の難業を成し遂げ、生ける伝説となった彼は、いまは予言者アムピアラオスや戦略家アウトリュコスら5人の傭兵仲間を率いて幾多の戦場を渡り歩く日々。そんなある日、トラキアの王女ユージニアから、父コテュス王に反旗を翻した凶悪なレーソス率いる反乱軍から国を守ってほしいと頼まれる。高額な報酬と引き換えにこれを引き受けたヘラクレスは、寄せ集めの兵士たちを鍛え上げ、レーソス軍の襲撃に備えるが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=349317





話が前半と後半のふたつに大きく別れるこの展開はおもしろい。

しかし……、戦闘シーンがものたりないのだ。戦闘の迫力が。前半の刺青部族を助けに行ったらおっとっと……、のところはいい。それ以降、あまり派手な戦闘がないのだ!

レーソスは食堂以降どうなった? 

後半、兵の数が増えたような……。

『キングスマン』

2015年09月22日 | Weblog
よい

マシュー・ヴォーン 監督
コリン・ファース、マイケル・ケイン、タロン・エガートン、マーク・ストロング、ソフィア・ブテラ、 サミュエル・L・ジャクソン、ソフィー・クックソン、マーク・ハミル 出演

高級テーラー“キングスマン”で仕立て職人として働く英国紳士のハリー。その正体は、どの国家にも縛られることなく秘密裏に正義を遂行する国際的なスパイ組織“キングスマン”のエース・エージェント。ある日、エージェントの一人が何者かに殺害され、その欠員を補充するためハリーは、貧困地区で無軌道な生活を送っていた若者エグジーをスカウトする。彼の父はキングスマンのエージェントで、17年前、その犠牲的行為でチームを救い、命を落としたハリーの恩人だったのだ。こうしてエグジーは、父の後を継ぐべくキングスマンの過酷な新人試験に身を投じていく。一方ハリーは、天才IT富豪のリッチモンド・ヴァレンタインが水面下で進めていた恐るべき陰謀の謎を追っていくが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=353152





映画館で観た。

この監督の特性でもあるが、冒頭展開が早すぎてうまく理解できなかった。
お父さんを殺したのはソフィア・ブテラでOKか? まったく歳をとっていないように見えたのだが……。

主人公以外の登場人物に人間の深みや過去がまったくないことを除いて(笑)、かなりよくできた作品。

音楽の使い方もいいし、映画好き、スタンリー・キューブリックファンを喜ばせるところもある。

もっと早く公開すればよかったのに。

『Mr.スキャンダル』

2015年09月21日 | Weblog
よい

マイケル・ウィンターボトム 監督
スティーヴ・クーガン、アンナ・フリエル、イモージェン・プーツ、タムシン・エガートン、クリス・アディソン、ジェームズ・ランス、シャーリー・ヘンダーソン 出演

1992年、イギリスのロンドン。ドラッグの過剰摂取により若死にした愛娘デビーの葬儀に参列した後、ポールは、深い悲しみと悔恨の情にとらわれながら、波乱に満ちた自らの人生を振り返る。ストリップクラブの経営やポルノ雑誌の発行で大成功を収めた彼は、妻子を捨てて、お気に入りのヌードモデル、フィオナとの新たな恋に走る。やがて美しく成長したデビーは、スターとなることを夢見て父親のレビューに主演するのだが……。
ストーリーはWOWOWより
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/105448/





まあ金持ちオヤジとバカムスメの範疇にはいるのだが、オヤジのほうがけっこうしっかりしているというか、かなり常識的な人間なのだ。しかし、女好きとクスリ好きがおそらく娘への悪影響にもなっている。

どんなマイナス要素でも、広告効果として計算できる能力がおもしろい。

『ワイルドカード』

2015年09月21日 | Weblog
よい

サイモン・ウェスト 監督
ジェイソン・ステイサム、マイケル・アンガラノ、マイロ・ヴィンティミリア、ドミニク・ガルシア=ロリド、アン・ヘッシュ、ソフィア・ベルガラ、ホープ・デイヴィス、スタンリー・トゥッチ 出演

特殊部隊の元エリート兵士、ニック・ワイルド。今はラスベガスの片隅で用心棒稼業の日々。そんなある日、何者かに暴行され大怪我した元恋人ホリーから、犯人を見つけ出して復讐して欲しいとの依頼を受ける。ラスベガスの裏も表も知り尽くしたニックには造作もないことだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=350894





これはおもしろかった。
ジェイソン・ステイサムが強すぎるというのが難ありだったが、それも後半でバランスがとられている。自分だけではどうにもならないことが出てくるのだ。

ゴムシートの上でのプライベート裁判。有罪だったらその場で処刑、こわ~~~。

冒頭の事務所にいた弁護士は、後半出てきたか?

『シン・シティ 復讐の女神』

2015年09月21日 | Weblog
ふつう

ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー 監督
ミッキー・ローク、ジェシカ・アルバ、ジョシュ・ブローリン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ロザリオ・ドーソン、ブルース・ウィリス、エヴァ・グリーン、パワーズ・ブース、デニス・ヘイスバート、レイ・リオッタ、ジェイミー・キング、クリストファー・ロイド、ジェイミー・チャン、クリストファー・メローニ、レディー・ガガ 出演

場末のストリップバー“ケイディ”で踊るダンサーのナンシー。愛する者を奪われた悲しみを胸に、復讐の炎を燃やしていた。ケイディの常連客で、心優しき野獣マーヴは、そんな彼女をそっと見守り続けていた。一方、しがない私立探偵のドワイトは、自分を裏切った元恋人エヴァの魅力に抗えず、罠と気づきながらも彼女の計画に加担してしまう。そんな中、街を我が物顔で牛耳るナンシーの仇、ロアーク上院議員は、大胆不敵な流れ者のギャンブラー、ジョニーとの大勝負に興じていたが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=350523





前作と同じで、シン・シティを舞台にいくつかのエピソードが展開し、そのエピソード間で登場人物が重なったりするというシステムになっている。

それでだ。最終話がいちばんあっけないというのはどういうわけだ(笑)。それまでのケレン味あふれるもったいつけた味わいが、最終話だけないのだ。

エヴァ・グリーンの話がもっともエロくておもしろかった。

以下ちょっとネタバレ




ジョセフ・ゴードン=レヴィットの話も悪くはないが、2回負けただけともいえる。

『動乱』

2015年09月03日 | Weblog
よい

森谷司郎 監督
高倉健、吉永小百合、米倉斉加年、田村高廣、永島敏行、佐藤慶、田中邦衛、志村喬 出演

わずか千円の借金のために芸者に売られようとする姉の薫を救おうと、初年兵の溝口が脱走するが故郷で逮捕され、揉み合った上司を誤って殺害したため射殺されてしまった。隊長の宮城は父に金を用立ててもらい、香典として千円を薫に渡す。東京では五・一五事件が発生し、部下から脱走兵を出した宮城は罰として朝鮮の前線に送られた。現地で宴に招待された宮城は、そこで芸者となった薫と再会。第一連隊に配属となった宮城は、薫とともに東京に戻るのだった。しかし時代は昭和維新に向かって着実に歩を進めていた。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=147052





むかしテレビで観たが、ようやくDVDで観ることができた。

統制派と皇道派というのは初めて知った。

どこまで事実に基づいているのかわからないが、味方の武器・弾薬で攻撃されてはたまらない。

第一部の「今からでも遅くないぞ」みたいなところ、第二部の吉永小百合が憲兵である米倉斉加年に頼るところは感動した。

『CQ』

2015年09月03日 | Weblog
よい

ロマン・コッポラ 監督・脚本
ジェレミー・デイヴィス、アンジェラ・リンドヴァル、エロディ・ブシェーズ、ジェラール・ドパルデュー、マッシモ・ギーニ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ジョン・フィリップ・ロー、ジェイソン・シュワルツマン、ディーン・ストックウェル、ビリー・ゼイン、ソフィア・コッポラ 出演

1969年パリ。2001年の未来を舞台にしたSF映画「ドラゴンフライ」の編集をしているアメリカ人青年ポール。彼はまた自主映画作りに熱中しすぎるあまり恋人にあきられる始末。そんな一方で、「ドラゴンフライ」のプロデューサー、エンゾと監督アンドレイはエンディングに関して互いの考えを譲らず衝突し、エンゾはアンドレイを解雇してしまった。そして巡り巡ってポールに白羽の矢が立ち、監督を任されることに。ポールはエンゾからオーダーされたエンディングに悩まされると同時に、主役の女子大生ヴァレンタインに次第に惹かれていく。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=239971





むかしICQというソフトがあったと思うが、それと同じネーミングセンス。

DVDで観たのだが、特典映像がとてもよかった。作品(『CQ』)中に出てくるふたりの監督による『ドラゴンフライ』2バージョンが付いている(笑)!

作品中で作られる『ドラゴンフライ』という映画(カラー)と、そのスタッフとして働いている主人公の日常部分(カラー)と、その主人公が私的に製作している映画作品部分(モノクロ)があり、ときどき日常と『ドラゴンフライ』の世界がごっちゃになる……。けれど、それほどわかりにくくはない。

主人公は三人目の『ドラゴンフライ』の監督なのだが、あのふたり目の監督が出てきた理由がわかりにくい。美人女優と結婚するためか?

本作はロマン・コッポラ監督の第一作となるが、第二作『チャールズ・スワン三世の頭ン中』のわたしの記事
http://blog.goo.ne.jp/jm131/e/0a62661e226b4565b81e7e84c7f046e0