映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『プラネット・テラー in グラインドハウス』

2007年10月02日 | Weblog
プラネット・テラー in グラインドハウス - goo 映画
よい

ロバート・ロドリゲス 監督・製作・脚本・撮影・編集・音楽
ローズ・マッゴーワン、ブルース・ウィリス、フレディ・ロドリゲス、ジョシュ・ブローリン、マーリー・シェルトン、ジェフ・フェイヒー、ステイシー・ファーガソン、ナヴィーン・アンドリュース、マイケル・ビーン、レベル・ロドリゲス、ジュリオ・オスカー・メチョソ、ニッキー・カット、エレクトラ・アメリア・アヴェラン、エレクトラ・イザベル・アヴェラン、トム・サヴィーニ、カルロス・ガラルドー、マイケル・パークス、クエンティン・タランティーノ 出演

テキサスの田舎町。米軍部隊長のマルドゥーンと科学者のアビーは生物化学兵器の取引をしていた。しかし、予備の試薬を隠していることをマルドゥーンに知られたアビーは、実験装置を破壊。噴出したガスにより人々はゾンビ状態のシッコ(感染者)になっていった。ゴーゴーダンサーのチェリーは別れた恋人のレイとドライブ中に、シッコに片足を食いちぎられてしまい…。

冒頭、架空のアクション映画「マチェーテ」の予告編がすごい。話もおもしろそうだし、かなり金をかけて作ってある。

途中の省略がものすごい。むかしの映画館ではああいうこともあったのかもしれない。フィルムが燃え出すのは実際に経験があるが。

主人公のローズ・マッゴーワン(彼女はデス・プルーフにもちょい役で出てくる)やマーリー・シェルトン(彼女もだそうだ)がセクシーどころをりっぱに演じている。

ボールにこだわるマッド・サイエンティスト、最後まではっきりしない伏線(フレディ・ロドリゲスの正体は?)など、B級アクションの要素がうまくつめてある。

『300<スリーハンドレッド>』

2007年10月02日 | Weblog

300 <スリーハンドレッド> - goo 映画
ふつう

ザック・スナイダー 監督
ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディ、デヴィッド・ウェンハム、ドミニク・ウェスト、ミヒャエル・ファスベンダー、ヴィンセント・リーガン、トム・ウィズダム、アンドリュー・プレヴィン、アンドリュー・ティアナン、ロドリゴ・サントロ、マリー=ジュリー・リヴェス、スティーヴン・マクハティ、タイロン・ベンスキン、ピーター・メンサー 出演

紀元前480年。スパルタ王レオニダスのもとに、圧倒的な軍力を誇るペルシア帝国・クセルクセス王の遣いがやって来た。曰く、土地と水を差し出さなければ、国を滅ぼすという。しかしレオニダスは遣いを葬り去り、ペルシアと戦う道を選んだ。託宣師のお告げも無視し、テルモピュライでの決戦に挑むスパルタの精鋭たち。その数はたった300人。対するペルシアの軍勢は、なんと100万の大軍だった…。

見せ方がホモっぽい気もするが、これは見せ場のメインがほぼ男ばっかしだからかもしれない。

こういう史実に基づいていない作品ももちろんアリだが、それならばもっとひきつける力をそなえていないといけない。
不死の軍団はあっさり倒すし、サイや象は出てきただけだし……。

もっとも興ざめなのが、最後のことば、神秘主義と戦うというスパルタがわのセリフ。

ペルシャがわの王は神を名乗って入るが、金と女で籠絡するという非常に実利的な行動に対して、神託によって出兵しなかったのはスパルタのほうなのだ。